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チャレンジ動画のバイラルヒットが全米チャートのトップに続々ランクイン

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ダンスの流行をきっかけにブレイクする例は多く、ヒップホップとダンスの相性の良さがうかがえる。
2016/11/15 16:00
admin
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今週の全米シングル・チャートは、チェインスモーカーズ(The Chainsmokers)の“Closer”が12週連続で1位になるなどトップ5には動きがなかったが、SNSを中心にインターネットで流行中の「チャレンジ動画」がきっかけとなってバイラル・ヒットとなっている若手ラッパーたちの曲が続々とトップ10にランクインしている。独走を続けるチェインスモーカーズを始め、ザ・ウィークエンド(The Weeknd)がダフト・パンク(Daft Punk)とコラボレーションした“Starboy”、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)が参加したDJスネーク(DJ Snake)“Let Me Love You”、D.R.A.M.とリル・ヤティ(Lil Yachty)による“Broccoli”など、トップ5は3週連続で動きが無い状態が続く全米シングル・チャート。だが、3週間前にトップ10入りを果たしてからもじわじわと順位を上げ、今週は6位まで上昇したアリアナ・グランデ(Ariana Grande)とニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)の“Side To Side”など、トップ5以下では新たな動きも増え、トップ10のこう着状態に変化が起きつつある。ひとつは、トップ100にランクインして3週目となる3週間前の10月中旬、前週89位から11位へとジャンプアップし、先週にはトップ10入りを果たし、今週は8位まで上昇した“Juju On That Beat (TZ Anthem)”。ゼイ・ヒルフィガー&ゼイオン・マッコール(Zay Hilfigerrr & Zayion McCall)という10代のラップ・デュオによるこの曲は、アトランタのヒップホップ集団クライム・モブ(Crime Mob)が2004年に発表した“Knuck If You Buck”のビートを使ったもので、9月末に一度、全米チャート57位に初登場したものの、一旦ランク外に。しかし、1週空けてふたたび89位にランクインしたかと思うと、次週には11位に急上昇。先週には9位とトップ10入りした。

この“Juju On That Beat (TZ Anthem)”のヒットは、「#TzAnthemChallenge」などのハッシュタグで知られる、この曲を使ったダンス・チャレンジがSNSを中心に流行したことによるもの。元々はお手製のダンス・ビデオを自分たちで公開したところ、そのダンスに挑戦し、その様子をSNSで公開する「チャレンジ動画」が流行してバイラル・ヒットとなっており、ザ・ロックことドゥウェイン・ジョンソンやグウェン・ステファニー、シャキール・オニールといった有名人からNBAチームなども続々と挑戦、先日はTV番組でシアラ(Ciara)が踊るなどその勢いはまだまだ継続中。ストリーミング再生回数だけでなく、デジタル・セールスも上昇している。

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