表参道のヴェニュー・VENTが、クラウドファンディングをスタート。新型コロナウイルス感染拡大防止の休業に伴う緊急支援を募るプロジェクトをCAMPFIREにてローンチした。
プロジェクトの詳細はこちら。
▶https://camp-fire.jp/projects/view/253787
VENTは世界初の新機構サウンドシステムと、厳選したハウス・テクノのアーティストによる良質な音楽体験を提供するミュージックヴェニュー。近年では日本だけでなく、アジアのエレクトロニック・ミュージックシーンをリードし、コアなクラウドの中では世界トップクラスの人気を誇るまでに成長していた。
そんなVENTは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月中旬より営業を休止している。今回のクラウドファンディングは、その営業自粛期間中の経費に充てられるという。
リターンは3000円〜選択可能。All-in方式で実施され、目標金額に満たない場合も計画を実行しリターンが届けられる。
素晴らしいパーティーを多数実現させ、多くの音楽ファンを魅了してきたVENT。カルチャーを絶やさないためにも、ぜひ支援を検討してみてはいかがだろうか。
私達は、世界初の新機構サウンドシステムと、世界中から厳選したアーティストと共に良質な音楽体験を提案している、東京・表参道のテクノ・ハウス専門店のVENTと申します。
2016年の8月から運営している小さな店舗ではありますが、徹底的にこだわり抜いたサウンドシステムとブッキングは、お客様をはじめアーティストからの信頼も高く、過去にはAndrew Weatherall、Richie Hawtin、Dixon、Floating Points、Scuba、Max Cooper等の、店舗サイズからは考えられないような世界最高峰のアーティスト達にプレイしていただき、4年弱の現在に至るまで述べ11万人もの、大変多くのお客様にご来場いただきました。
その中で、毎週末足を運んでくれる多くの常連様や、VENTで出会い結婚したカップルなど、沢山のコミュニケーションや素敵な時間が生まれ、大都市の中でのサードプレイスとしての役割も果たしてきました。
また、2019年にはアムステルダムで毎年開催される世界的な音楽の祭典「 ADE」に招待され登壇するなど、世界的にも私達の活動が評価され始めたところでした。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大による政府のイベント自粛要請に従い、お客様とアーティスト、従業員の安全を第一に考え、2020年3月中旬より営業を停止しています。
正直に申し上げると、これ以上の営業停止が続くと、店舗運営が困難に陥ってしまうのが目に見えており、大変恐縮ですが、皆様へご支援のお願いを申し出るに至った次第です。
4年目を間近に、ようやく運営が安定しかけ人材が揃い始めた矢先にこのような事態となり、ただただ悔しいばかりです。もちろん、もっと努力できる部分があり、もっと早く蓄えを残していなければいけなかった。自らの力不足は重々承知です。
同時に私達はまだ、音楽シーンとお客様に貢献できると確信しています。そこで、大変恐縮ながら、皆様へご支援のお願いを申し出るに至った次第です。
この状況が収束した際には、この音楽シーンのコミュニティへのさらなる貢献を目指し、皆様と楽しい時間を過ごせるよう、より一層のサービスの向上に努めます。
どうか皆様の応援とご支援を、何卒よろしくお願いいたします。
・資金の使い道
営業自粛期間中の賃料・人件費、諸経費、CAMPFIREの手数料。
・最後に
終わりの見えない自粛要請が続く中、私達と同様、もしくはより危機的な状況下におかれた方も大勢いらっしゃると思います。
しかしこの状況を指をくわえて見ているほど、生半可な気持ちで運営してきた筈もなく、できることは全てやりきろうと行動を起こしました。
皆様と再びお会いできるのをスタッフ一同楽しみにしております。
VENT
http://vent-tokyo.net/
photo:https://camp-fire.jp/projects/view/253787?list=music_popular