宇多田ヒカル × ☆Taku Takahashi 音楽制作を豊かにする“遊び心のキャッチボール”。 「Gold ~また逢う日まで~」リミックス制作の裏側

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閉じ込もっていた心が溢れ出るような解放を感じさせ、明日を生きるための光になる、そんな一曲をまた宇多田ヒカルが生み出してくれた。アルバム『BADモード』からさらに深化した空気を纏う新曲「Gold ~また逢う日まで~」だが、この度m-floの☆Taku Takahashiによるリミックス楽曲がリリースされた。
本リミックスは近年人気が再燃しているジャンル、ジャージークラブを取り入れており、より “踊れる”要素に特化した仕上がりで、随所に遊び心を感じるダンス・チューンだ。
リリースを記念して、宇多田ヒカルと☆Taku Takahashiの対談が実現。聞き手にはTJOを迎え、原曲を共同プロデュースしたA. G. Cookとの関係性や、リミックス制作の裏側など、たっぷりと語ってもらった。
TJO:楽曲のインタビューを始める前に、僕らがまだ知らない宇多田さんの一面を垣間見られるような質問をいくつか考えてきました。良かったら、直感的に答えてもらえますか?
宇多田ヒカル(以下、宇多田):はい、よろしくお願いします。
■お休みの日は何をしている?
「お休み」という感覚がないので、わからない。
■1ヶ月、毎日同じものを食べるとしたら何?
インドカレー。
■自分を動物にたとえるなら?
猫。
■最近買った高額なものは?
古着屋で見つけた『攻殻機動隊』の古着Tシャツ。
■最近見た映画は?
『バービー』。
■最近、爆笑したことは?
久しぶりに昔の同級生とコーヒーショップで会ったとき。私が先に着いたので2人分のお水を取ってきていたんですが、彼女も到着したら2人分のお水を取ってきていて。2人なのに4つ、お水のグラスがあって笑いました(笑)。
■初めて人前で歌った曲は?
ステージだと、マライア・キャリーの「Music Box」。
■音楽家じゃなかったらどんな職業に就いていた?
ラボで実験する科学者か、出版社の編集者。
■一度、会ってみたい歴史の人物は?
カール・ユング。
■宇多田さんが嫉妬する人は?
いない。
TJO:ありがとうございます。嫉妬する人は、いないんですね。
宇多田:いないというか、「嫉妬する」感覚がわからないんです。だって、他の人がどんなつらい思いをしているかなんて、自分にはわからないから。誰かになりたいなんて思えない。みんな、つらい部分は見せないじゃないですか。あと、人と比べてもしょうがないし。何に嫉妬するのか、意味自体がよくわからないです。
☆Taku Takahashi(以下、☆Taku):恋愛の嫉妬はまた別ですか?
宇多田:“やきもち”ですか?そうですね…昔はあったのかな?今は全く感じないですけど。好きな人には自由にしていてほしいです。無理も我慢もしてほしくない。
☆Taku:なんだか歌になりそうな…(笑)。そして、会ってみたい人はユング。
宇多田:歴史上で会いたい人はあまりいないんですけど。好きなミュージシャンやアーティストがいても、特に会ってみたいとは思わないタイプで。ライブを観に行って「楽屋で挨拶できるけど?」って言われても、「いいです。それはなんかちょっと違う」って断っちゃう。なので一応考えて、好きというならばユング。かといって、会ったとしても何を話すのかわからないけれど。
TJO:ユングはどういったところが好きなんですか?
宇多田:10年以上精神分析をしていて。いろんなタイプがあるんですけど、フロイトはあんまり友達になれなさそう。自分のコンプレックスとかがありすぎるタイプっていう感じ。ユングは話しやすそう。あとは、彼の発言の中ですごく好きなものがあって。例えば、「批判することの方が考えるより楽。だから考えない人は批判をしやすい」っていう言葉とか。(編注:Thinking is difficult, that’s why most people judge.)
「A. G. Cookは私の意図を汲んで、応援してくれるようなスタイルのプロデューサー」
TJO:新曲「Gold ~また逢う日まで~」では、「One Last Kiss」「君に夢中」に続いて、今回もA. G. Cookがプロデューサーとしてクレジットされていますよね。
宇多田:はい。コ・プロデュースで、また一緒に。
TJO:僕らはDJもやっているので、A. G. Cookはダンスミュージックのすごく先鋭的なアーティストだという認識で。だから「すごい人を招き入れたな!」と思っていたんです。A. G. Cookと一緒にやってみようと思った最初のきっかけは、何だったんでしょうか。
宇多田:ディレクターさんのおすすめです。彼の音楽についてあまり知らなかったんですけど。とりあえずFaceTimeで話してみたら、すごく良い人で。話も合うし。私は自分でプロデュースもするので、自分のスタイルを全面的に出してくるプロデューサーだと合わないんですよね。でも彼は、私がしたいことを汲んで、理解しようとしてくれる。それを応援してくれるようなスタイルの人だなと思って。
彼はチャーリー・XCXとも長く一緒に仕事をしているけれども。それも、彼女の感じを出してあげているんだろうなと思います。いろんなスタイルの関わり方をする人。音楽だけじゃなくて、ビジュアルとかも含めて。ということで、合う気がすると思ってとりあえず試したのが「One Last Kiss」です。ただ、その時はコロナ真っ只中で完全に遠隔だったんですよ。それで1回も会わず、音源をやり取りしたり、メールで「ここはもっとこう」とか細かいことを伝えたり。彼が考えてくれたアレンジに私がデータで手を加えて、またそれを送り返して。
宇多田:2回目の「君に夢中」の時は、たまたま同じ時期にニューヨークにいたので。その時に初めて一緒に作業をしました。一緒にいると、その場でリアクションを確認しながら作業できるから、その方がやりやすいじゃないですか。
宇多田:それで、「Gold ~また逢う日まで~」はロンドンで。実はちゃんとスタジオで作業したのが今回初めてだったんです。
TJO:そうなんですか。
宇多田:ニューヨークはホテルとかだったから。今回は家にも遊びに来てくれて。息子と『太鼓の達人』とか、一緒にゲームをやったりして。すごく楽しかった(笑)。
TJO:楽しそう(笑)。今回の曲もA. G. Cookとやろう、となった理由が気になったんですが。
宇多田:前、楽しかったし、よかったので。私、今まで合う人がそんなにいなくて。最近やっと見つけた、数少ない1人です。
「作詞、作曲、アレンジが自分でなければ、それは私の曲ではない」
TJO:宇多田さんの音楽は新しいジャンルを取り入れるなど、常にアップデートされている印象があるんですが、作りたい音楽はキャリアを重ねるにつれて変化していますか?例えば、「A. G. Cookとやる3曲目の今回は、こういう感じで行こう」っていう部分は、話し合って決めたのかな?とか。
宇多田:他の人とアレンジを考えるのは、本当に最近。『BADモード』からやっと始めたぐらいで、すごく遅いと思うんですよね。ただ、私がしていることは今までと変わっていなくて。デモを作って、それから誰かとやるか、もしくはひとりで終わりまで持っていくか、その後に考える。作曲の時点で、自分の中では「こういう曲を作りたい」っていうイメージはありますが、その先の作業を想定してっていうのは全くない。
TJO:そうなんですね。まずはデモを作って、そこからどうやってコラボレーションとか、色を変えていくか、みたいな?
宇多田:“色を変える”っていうニュアンスではなく…今回の「Gold ~また逢う日まで~」も「君に夢中」も、デモから全く新しいプログラミングはほとんどしていない。A. G. Cookがやってくれるのは、私のデモのデータの1音、1トラックずつにステロイドを打つみたいな感じのこと。持ってるフィルターとかいろんなものを通して、すごくかっこよくいじってくれるみたいな感じです。
☆Taku:デモを渡した時に「こういう感じで」っていう会話はありますか?
宇多田:あんまり話さない。今回、デモを渡す当日の朝までなかなか完成しなくて。「ごめんね。こんな雑なデモで」って彼に言ったら、「ううん、ヒカルはいつもすごくちゃんとしたデモを作ってくれるから、あんまり質問もないし、やりやすい」って言ってくれて。もうそこから始まっちゃう。
☆Taku:それで返ってきたものに対して「いいじゃん」ってなったり、「もうちょっとこうしようか」っていうキャッチボールがあったり?
宇多田:そう。一緒にいればその場で「いいね、いいね」「これはどう?」とか。「もっとこういう感じ」っていうのを1トラックずつ、1音ずつ、考えていく。
☆Taku:毎回まずは自分がデモを作るということですが、逆はないですか?向こうに「先にデモを作って」っていうのは、あんまりしたくない?
宇多田:したくないというか、それだと私の曲にならない。私、別に自分で歌わなくてもいいけど、作詞、作曲、アレンジを自分で考えなかったら私の曲じゃないと思っているので。他の人がどんな気持ちで曲を作ったかとか、何を表現したいのかとか、わかんないですもん。その人に訊いて説明してもらって、それを歌うならカバーでいいじゃん、みたいな。
アイデアと遊び心をキャッチボールして完成したリミックス
TJO:ちなみに宇多田さんと☆Takuさんは、いつからの知り合いですか?「Distance (m-flo Remix)」の時ですか?
宇多田:その時にスタジオでお会いしたと、後々聞いているんですが、あまり覚えていないんですよ。私、日本で活動していた時の記憶があんまりなくて。
☆Taku:今はもうなくなっちゃったスタジオで会いましたね。
宇多田:ああ、Bunkamuraですよね?ぼんやり覚えてるっていう感じです。
☆Taku:僕の記憶は、青山のクラブでお会いした時に…。
宇多田:えっ…、Le Baronですか?
☆Taku:そうです。
宇多田:ああ、友達に連れて行かれて、3回ぐらい行ったかな?
☆Taku:その時にお話する機会があって。延々と『エヴァンゲリオン』の話をしました。
宇多田:ええっ?全然覚えてない。あの頃、本当にめちゃくちゃだったんです。お恥ずかしい…。
☆Taku:ちょうど『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』が終わった後かな?それで、「その後の話って庵野さんから聞いているの?」って尋ねたら「それは全然教えてもらえない」っていう話を。
宇多田:うん。それはそうですね。
☆Taku:それで、ヒカルさんが「使徒の順番が違う」っていう考察をしていて。
宇多田:全然覚えていない。すごく酔ってそうな話ですね、それは。
☆Taku:僕も酔っていました(笑)。それで、一切音楽の話をしなかったという。なので今日は、また音楽の話ができるのをすごく楽しみにしていたんです。
TJO:去年の春と冬にタワレコで開催されたポップアップでのDJ MIX企画。☆Takuさんや僕もDJで参加させてもらったんですが、宇多田さんもインスタのコメントで参加されていましたよね。あのDJ MIX企画、宇多田さん的にはどうでしたか?
宇多田:すごく楽しくて、素敵な企画で。みんな楽しんでもらえたみたいだし。やれてよかったなって思ってます。ありがとうございます。
☆Taku:自分の曲ばっかり流れる会って、なんか照れたりしません?
宇多田:私、聞くつもりなかったんですよ。おっしゃる通りで、そんなに自分で「よし!じゃあ、聞こう!」みたいなことでもないじゃないですか。日本だと夜ご飯くらいの時間だったと思うんですけど、ロンドンにいたので子供も学校に行っていて、朝のトレーニングが終わってちょうど家にいる昼頃だったんですよ。SNSで宣伝とかをやっていたら「あっ、今日じゃん!」と気づいて、「どんな感じかな?」って覗いたらとても楽しかった。DJ MIXになっているから、自分が作った原曲の感じと全然違って。どう繋ぐのかなとか、どういうアレンジにしているのかなとか、その展開が面白くて。自分の曲だとかは関係なく、普通にDJの仕事としてすごく面白かった。それで、気がついたら踊っていて。とても楽しかったです。
☆Taku:僕も、自分の曲ばっかり流れてる会だとちょっと照れちゃうというか。あんまり進んで聞かないけど。でも、DJで参加した僕ら的には、ヒカルさんにも見てもらって、コメントで反応してくれたのがめちゃくちゃ嬉しかったです。
宇多田:ああ、よかったです。ありがとうございました、本当に。
TJO:しかも冬の開催時には、☆TakuさんはDJでかけた全曲、宇多田さんの曲を新しくリミックスしたんですよね。それがあって今回の「Gold ~また逢う日まで~ (Taku's Twice Upon a Time Remix)」を制作する流れになったのかな?と思ったのですが。
☆Taku:DJ MIXのイベントに呼んでくれたYANATAKEくんが、僕がリミックスを作ったということで、ヒカルさんのチームに僕を提案してくれたんですよ。それで、ヒカルさん本人に相談して、という流れだと僕は聞いています。
宇多田:そうです。冬のDJ MIX企画があって。今回、「リミックスを誰にお願いしよう?」という話をしている時に「DJ MIXが良かったし。☆Takuさん、いいんじゃない?どう思う?」って相談されて。「おお、ぜひ!」ってお願いしました。
TJO:「Gold ~また逢う日まで~」のリミックス、イントロからすごく面白いじゃないですか。m-flo印のビープ音が鳴ってから、あれは宇多田さんの留守電の声ですか?
宇多田:そうですね。最初、☆Takuさんから「もし、できたらでいいんですけど。しゃべっているフレーズを2つぐらい、録音可能ですか?」というメールをいただいて。最初に送っていただいたリミックスの音源を聴きながら、話す言葉を頭の中でイメージしていたんですけど。どうせやるなら、それだけじゃつまらないなと思っちゃって。
それで、電話で会話しているような感覚をイメージして。時間も限られているので何を言うかも細かく考えて。録音もちょっと気合いを入れながら、でも自然に聞こえるように家で録りました。それを☆Takuさんが留守電メッセージのように加工してくれたんですよね。
☆Taku:元々は本当に「できたら…」って感じでお願いしたら、本当にいろんなアイデアを送ってくれて。
宇多田:そうですね。1曲通して、他のところも結構いろいろと(笑)。
☆Taku:新しく歌ってくれているところもあるし。「♪Oh Baby〜」とか。
宇多田:「君に夢中」っていうタイトルをこの「Gold ~また逢う日まで~」の方にも自分のパロディとして入れていて、そのレファレンスも入れたいなとか。しゃべり系はちょこちょこ入れましたね。
☆Taku:「ちょっと遊びで作ってみたから、好きなのを使ってください」って、何パターンも作ってくれていて、リミキサーに対して超リスペクトしてくれているのを感じた。アートの表現をすごく大事にしてくれている中で、「もしよかったら…」って送られてきたのが留守電の声で。「めっちゃ面白いじゃん。電話が来ているみたいで最高!」って。それでそのまま、あのイントロになったんです。
TJO:そういった遊び心、リミックスの醍醐味ですよね。
☆Taku:リミックスって結構、依頼から納品まで特にやり取りなく完成することが多いんだけど、今回は途中で聴いてもらって、どう感じたかとか、「もうちょっと、こういうアイデアはどうですか?」っていうキャッチボールができたのが僕はすごく楽しくて。最後の最後まで、いろいろと試せたのがめちゃくちゃ楽しかったですね。
宇多田:そうですね。さっきの、A. G. Cookや他の人と一緒にアレンジするとき、どういう作業をするかっていう話でも説明しようとしていたのが、このリミックスでやり取りした感じです。誰かが別でやったことに対して「このキックの音はもう少し目立たない方がいいのかな?」とか、「ここまでやってくれてありがたいけど、このひとつ前のバージョンの野性的な感じ、ラフな感じもよかったから、いいとこ取りをしたい。そうするには、ここの音はキープ、こっちの音をもう少し減らせばいいんじゃないかな?」とか、具体的に提案して。それを試してもらって「ああ、良くなったね」って落ち着くと、すごく気持ちいいですよね。
☆Taku:しかも、その表現が“野性的”とか…。
宇多田:ああ、“凶暴な感じ”って言ったんだ。最初にいただいたデモの勢いがすごく良くて。
☆Taku:そうだ、“凶暴”だ!ヒカルさんから戻ってくるその表現がまた面白くて。それを汲んで、そのニュアンスをどれくらい出すかというさじ加減もすごく楽しかったですね。
TJO:☆Takuさんが今回のリミックスをジャージークラブにしようと思った理由はなんですか?
☆Taku:みんなとも相談し合いながらだったんですけど。僕自身、ジャージークラブが今、一番好きなジャンルなんです。「Distance (m-flo Remix)」の時は2ステップにめちゃくちゃハマっていたんだけど、今はジャージークラブにすごくハマっていて。「Gold ~また逢う日まで~」の原曲の良さは、しっとりした前半から最後は歩き出すような、ポジティブになっていく表現が素晴らしいなと。歌詞もすごく好きで、めちゃくちゃ共感する。でも、リミックスだから原曲とは違う解釈で、聴こえ方も少し違って聴こえるようにしたくて。その違いも出せるというところで、一番ジャージークラブがハマるなと思ったので取り入れました。
TJO:リミックスを初めて聴いた時、宇多田さんはどう感じました?
宇多田:すごくいいなと思いました。最初からグイグイ、ガンガン攻めて突き進んでいる感じがいいなと。「お構いなし!」みたいな感じで。
TJO:ちなみに宇多田さんが最近気になっているジャンルやアーティストはいますか?
宇多田:私、ジャンルがわからなくて。ジャンルから聴くとか意識するということがないので。好きな曲があっても、ジャンルが何かはわからずに聴いています。
TJO:面白い。それこそ『BADモード』はジャンルの意識がなければ、ああいう作品にならないんじゃないかと思っていたんですよ、僕は。
宇多田:全部、“音楽は音楽”としか思えない。リズムの要素とメロディーの要素。音の周波数の要素と、無音と無音じゃないところのメリハリ。2つの要素があるだけで。たとえば曲のアレンジでは、ベースの音色ひとつ変えるだけでジャンル感も変わるし。ジャンルってすごく曖昧というか、すごく表面的なことだなと。私はたぶん、作曲とアレンジを同時にやっちゃうから、そう感じると思うんですよね。例えると、人が曲だとしたら、アレンジはいかようにも着せ替えられる洋服。だからリミックスとかもできるという意味で、「シャツを替える」ぐらいの感じでアレンジやジャンルがあるのかなと思っています。
☆Taku:改めて、リミックスに参加させてもらって本当にありがとうございます。
宇多田:いえいえ、ありがとうございます。本当、これ好きです。
TJO:あのDJ MIX企画があって、☆Takuさんがリミックスをいっぱい作って。そこからこの「Gold ~また逢う日まで~」のリミックスが生まれたというストーリーがまたいいですよね。傍から見ていた僕は「☆Takuさん!やったね!」っていう気分(笑)。
☆Taku:「俺、頑張ったよ!」って?(笑)。
TJO:そうそう(笑)。☆Takuさんも、今後の制作にもまた意欲が上がっているんじゃないですか?
☆Taku:うん。本当に楽しかったし。ポップアップのDJ出演を依頼されたとき「だったら全部、リミックスしよう」って自分で決めて、自分から楽しんで作れた。大変どころか、また自分、掴んだなっていう感覚。すごくいいきっかけにもなったんですよね。それで今回のリミックスも、自分のやりたいことにプラスしてヒカルさんのフィードバックがあって。「この音はこう感じるんだ」っていうのが聞けたのもすごくよかったなと思っています。
「みんなで一緒に音楽を聴いて、元気にやっていきましょう」
☆Taku:ちなみに、このインタビューはある場所で公開放送をしているんです。聞いてくれている人たちにメッセージをお願いします。
宇多田:どんな時でも、みんなで一緒に音楽を聴いて盛り上がるのって、やっぱり素敵ですよね。私、割とひとりで音楽を聴くことが多くて。移動中とかにヘッドホンで、ひとりで聴いちゃうタイプなんですけど。でも、たまにクラブに行くとすっごい楽しくて。音楽がかかっている間、とにかくずっと踊ってるんです。もっともっと日本でも、そういう場や機会が、気軽にそういうことができるところが増えていったらいいなと思います。みんなで一緒に音楽を聴いて、楽しんで、元気にやっていきましょう。
このインタビューはblock.fm「TCY Radio」でも聞くことができる。音声インタビューの視聴はこちら。
■TCY Radio:https://block.fm/radio/tcyradio
本文:みやーんZZ
編集・リード文:moemi
【リリース情報】
宇多田ヒカル
「Gold ~また逢う日まで~」(映画『キングダム 運命の炎』主題歌)
https://erj.lnk.to/UtadaGold
「Gold ~また逢う日まで~ (Taku's Twice Upon a Time Remix)」
https://erj.lnk.to/zUr9CD
映画『キングダム 運命の炎』
ストーリー:
500年にわたり、七つの国が争い続ける中国春秋戦国時代。戦災孤児として育った信は、亡き親友と瓜二つの秦の国王・嬴政と出会う。運命に導かれるように若き王と共に中華統一を目指すことになった信は、「天下の大将軍になる」という夢に向けて突き進んでいた。
そんな彼らを脅威が襲う。秦国に積年の恨みを抱く隣国・趙の大軍勢が、突如、秦への侵攻を開始。残忍な趙軍に対抗すべく、嬴政は、長らく戦から離れていた伝説の大将軍・王騎を総大将に任命する。決戦の地は馬陽。これは奇しくも王騎にとって因縁の地だった…。
出撃を前に、王騎から王としての覚悟を問われた嬴政が明かしたのは、かつて趙の人質として深い闇の中にいた自分に、光をもたらしてくれた恩人・紫夏との記憶。その壮絶な過去を知り、信は想いを新たに戦地に向かう。100人の兵士を率いる隊長になった信に、王騎は『飛信隊』という名を授け、彼らに2万の軍勢を率いる敵将を討てという無謀な特殊任務を言い渡す。失敗は許されない。秦国滅亡の危機を救うため、立ち上がれ飛信隊!
運命に導かれ、時は来た。キングダム史上最大の戦いがいま始まるー
作品概要
作品タイトル:『キングダム 運命の炎』
公開:2023年7月28日(金)
監督:佐藤信介
脚本:黒岩勉・原泰久
音楽:やまだ豊
出演:
山﨑賢人
吉沢 亮 橋本環奈 清野菜名
満島真之介 岡山天音 三浦貴大
杏 山田裕貴
髙嶋政宏 要 潤 加藤雅也 高橋光臣 平山祐介
片岡愛之助 山本耕史 長澤まさみ
玉木 宏 佐藤浩市
大沢たかお
原作:原泰久「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
クレジット表記:ⓒ原泰久/集英社 ⓒ2023映画「キングダム」製作委員会
公式サイト:http://kingdom-the-movie.jp
公式Twitter:https://twitter.com/kingdomthemovie
公式Instagram:https://www.instagram.com/kingdom_movie/
公式TikTok: www.tiktok.com/@kingdom_movie
宇多田ヒカル
1983年1月19日生まれ
1998年12月9日にリリースされたデビューシングル「Automatic/time will tell」はダブルミリオンセールスを記録、15歳にして一躍トップアーティストの仲間入りを果たす。そのわずか数か月後にリリースされたファーストアルバム「First Love」はCDセールス日本記録を樹立。いまだその記録は破られていない。
以降、アルバムはすべてチャート1位を獲得。2022年に発表した8枚目のオリジナルアルバム「BADモード」は国内外から高い評価を受け、海外音楽メディアPicth forkにて年間ベストアルバム入りを果たす。宇多田ヒカルの楽曲にインスパイアを受けて制作されたNetflixシリーズ「First Love 初恋」が日本・アジアを中心に大ヒット。2023年1月19日(木)にはネットイベント「40代はいろいろ♫」を開催した。7月28日(金)新曲「Gold ~また逢う日まで~」(映画『キングダム 運命の炎』主題歌)をリリース。
Official Website: https://www.utadahikaru.jp
Twitter: https://twitter.com/utadahikaru
Instagram: https://www.instagram.com/kuma_power/
【ラジオ情報】
TCY Radio
毎週金曜日21:00-22:00放送
☆Taku Takahashi & TJO が世界中から集めたまだ発売されていないエクスクルーシヴチューンや、これからのクラブフロアを賑わすであろう最新キラーチューン等を紹介、また注目のDJ/アーティスト達によるここでしか聴けないインタビュー等も数多くフィーチャーしているプログラム。
■番組ページ:https://block.fm/radio/tcyradio