キングダムハーツ3の主題歌である今作は世界を席巻中。スクリレックスがBillboardのインタビューで宇多田とのコラボについて心境を語った。

宇多田ヒカルとSkrillex（スクリレックス）による『キングダムハーツ 3』主題歌「Face My Fears」がビルボードチャートHot100の98位に登場。ゲームのプレイ画面と世界観を存分に詰め込んだMVも公開された。
※2月21日追記：発売から1ヶ月、日本、アメリカのiTunesアルバムチャート(Dance)で、発売から1ヶ月連続1位獲得。世界を席巻し続けている。
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<h2>日本人として10人目の快挙。「Face My Fears」がHot100チャートにランクイン! 『キングダムハーツ 3』オフィシャルMVも公開</h2>

1月18日にリリースされた宇多田ヒカルとSkrillexによる「Face My Fears」が世界31ヶ国のiTunesダンスチャートで1位、世界14ヶ国のApple Musicダンスチャートでも1位を獲得。世界的なバイラルヒットを巻き起こしたことをお伝えしたが、ワールド・デジタル・ソング・セールス・チャートで首位を獲得。2月2日付けのBillboard Hot100の98位に登場した。

関連記事：<a href="https://block.fm/news/face_my_fears_chart">世界各地でNo.1! 宇多田ヒカル「Face My Fears」のヒットを可視化した特設サイトをチェック</a>

字面で見ると「なんだ98位か。iTunesチャート1位の方がヤバくね? 」 と思いがちだが、これはアメリカでその週でもっとも売れた（再生、配信ダウンロード含む）100作品のうちの98位ということであり、3年前のピコ太郎「PPAP」以来、日本人名義の楽曲だと史上9人目、フィーチャリング名義でのアーティストを含めると史上10人目の快挙なのだ。

宇多田ヒカルのキャリアとしてはUtada名義のアルバム『Exodus』が2004年10月23日付Billboard 200で160位、アルバム『Fantome』が2016年10月22日付のBillboard World Albumsで1位を獲得しているが、Billboard Hot100にランクインしたのは初となる。

日本人でBillboard Hot 100にチャートインしたアーティストは以下の通り。（年別順）

・1位 坂本九 「SUKIYAKI」(1963年)
・58位 坂本九 「China Nights(支那の夜)」(1964年)
・37位 ピンク・レディー 「Kiss in The Dark」(1979年)
・60位 YMO 「Computer Game」(1980年)
・58位 オノ・ヨーコ 「Walking On Thin Ice」(1981年)
・81位 横倉裕 「Love Light」(1981年)
・54位 松田聖子 「The Right Combination」(1990年)　
（Seiko and Donnie Wahlberg 名義）
・77位 ピコ太郎 「PPAP (Pen-Pineapple-Apple-Pen)」(2016年)
・81位 植野有砂 「Best Friend」(2018年)　
（Sofi Tukker feat. NERVO, The Knocks &amp; Alisa Ueno 名義）
・98位 宇多田ヒカル 「Face My Fears」(2019年)　
（Hikaru Utada &amp; Skrillex 名義）
 
<img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2021/10/96b415e9-3cbd-4b95-861f-3688d49b7762.png" alt=""> 
image：<a href="https://www.billboard.com/charts/hot-100">Billboard</a>

※2月21日追記
発売から1カ月経った今も勢いは衰えず、iTunesのアルバムチャート(Dance)で30日連続で1位を獲得！この記録は、日本のチャートはもちろん、アメリカのチャートでも、30日連続で1位獲得という快挙を果たした。また、サブスクリプションサービスでの再生も止まらず、世界累計2,000万回ストリームを突破。

「Face My Fears（Japanese Version）」のOfficial Videoも、公開から3週間で現在820万回再生を突破。動画へのコメントも8,700件を超え、日本のみならず、世界各国から、様々な言語でコメントされている。
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<h3>SkrillexがBillboardに宇多田ヒカルと『キングダムハーツ 3』への思いを語る</h3>

Skrillexは米Billboardのインタビューで宇多田ヒカルとの出会いや制作のプロセス、『キングダムハーツ』への思いを語っている。

ゲーム内に使用されている音楽を聴くと10代のころにプレイした『キングダムハーツ』を瞬間的に思い出させると語り、その世界にいるような感覚を錯覚させることはクリエイターとして目指すものの完成系だと話す。

宇多田ヒカルとSkrillexの出会いは2012年のベルリンのフェス。バックステージのラウンジでファンだと声をかけられた女性と名前も知らず話をしていたところ、会話の中で「Utada」という名を聞き、「え。ちょ。君、Utadaなの? マジかよ? 」と感激したことなどを明かしている。

インタビューによればそんな2人は以前から交流があり、宇多田ヒカルからRemixの依頼の相談を受けたりしていたそうだが、楽曲制作はなかなか実現に至らなかったという。

しかし、2017年の同時期、偶然にもロンドンに居合わせたSkrillexとPoo Bear（プーベアー）、宇多田ヒカルは連絡を取り合い、遊びでスタジオに入ったところ、1時間も経たないうちに制作した楽曲こそが「Face My Fears」だったと驚きのエピソードを語っている。

天才が3人集まると、1時間以内で世界中でヒットする楽曲を生み出せるのか。

<h3>「夢が叶った気分だった。めっちゃ興奮したぜ」by Skrillex</h3>

『キングダム ハーツ3』は1月25日に発売され、「Face My Fears」とともにガンガン
CMが流されているが、1月31日にはフルバージョンのMVが公開され、公開から3日経った記事執筆現在180万回以上再生されている。

<blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja">
ビデオもできたー <a href="https://t.co/iuyxsY6yfP">https://t.co/iuyxsY6yfP</a>
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) <a href="https://twitter.com/utadahikaru/status/1091252220186804225?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年2月1日</a></blockquote>
<blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja">
“face my fears” official video for <a href="https://twitter.com/KINGDOMHEARTS?ref_src=twsrc%5Etfw">@KingdomHearts</a> is now up 🙂 really proud to be a part of this project with <a href="https://twitter.com/utadahikaru?ref_src=twsrc%5Etfw">@utadahikaru</a> &amp; <a href="https://twitter.com/poobear?ref_src=twsrc%5Etfw">@poobear</a> ? <a href="https://t.co/7l16PLZL3u">https://t.co/7l16PLZL3u</a> <a href="https://t.co/ESclaZRZy7">pic.twitter.com/ESclaZRZy7</a>
— Skrillex (@Skrillex) <a href="https://twitter.com/Skrillex/status/1091089814214983680?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年1月31日</a></blockquote>

スポットのトレーラーが公開された時点で、Skrillexは自身の曲がアニメーションと合わさった映像を見た瞬間に「夢が叶った気分だ! 」とその感動をBillboardに打ち明けている。Billboardインタビューの全文は<a href="https://www.billboard.com/articles/columns/pop/8495905/skrillex-kingdom-hearts-iii-face-my-fears-utada-hikaru-interview">こちら</a>。

MVでは、くまのプーさん、ジャック・スパロウ、ラプンツェルといったディズニーキャラクターと、『キングダムハーツ 3』のキャラクターたちが美麗なグラフィック上に構築された世界で、縦横無尽に冒険を繰り広げる姿が映し出されており、プレイ欲が刺激される内容となっている。ソラとベイマックスがとてもいいかんじだ。

Skrillexすら虜にする『キングダムハーツ』の世界観と、宇多田ヒカルの歌声、Skrillexビートが融合した「Face My Fears」MVをぜひチェックしてほしい。
<div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Kvnwnf9UftA" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen=""></iframe></div>
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「Face My Fears」EP

2019年1月18日（金）発売

通常盤／初回仕様　ESCL 5150

1,400円（税込）

※初回仕様は「キングダム ハーツ」シリーズ ディレクター野村哲也氏描き下ろしピクチャーレーベル、PlayPASS対応

収録曲

1.Face My Fears （Japanese Version）／ 宇多田ヒカル &amp; Skrillex　（国内版ゲームソフト『キングダムハーツ3』オープニングテーマ）

2.誓い（国内版ゲームソフト『キングダムハーツ3』エンディングテーマ）

3.Face My Fears (English Version) / Hikaru Utada &amp; Skrillex　（海外版『KINGDOM HEARTSⅢ』オープニングテーマ）

4.Don’t Think Twice（海外版『KINGDOM HEARTSⅢ』エンディングテーマ）

購入URL

<a href="https://erj.lnk.to/0JWh_WN">https://erj.lnk.to/0JWh_WN</a>

「Face My Fears」（生産限定アナログ盤）

2019年3月6日（水）発売

生産限定アナログ盤　ESJL 3114

「キングダム ハーツ」シリーズ ディレクター野村哲也氏描き下ろし絵ポスター封入

2,500円（税込）

収録曲

［Side A］

1.Face My Fears （Japanese Version）／ 宇多田ヒカル &amp; Skrillex　（国内版ゲームソフト『キングダムハーツ3』オープニングテーマ）

2.誓い（国内版ゲームソフト『キングダムハーツ3』エンディングテーマ）

［Side B］

3.Face My Fears (English Version) / Hikaru Utada &amp; Skrillex　（海外版『KINGDOM HEARTSⅢ』オープニングテーマ）

4.Don’t Think Twice（海外版『KINGDOM HEARTSⅢ』エンディングテーマ）

生産限定アナログ盤予約URL

<a href="https://erj.lnk.to/zdxOJWN">https://erj.lnk.to/zdxOJWN</a>
written by Tomohisa“Tomy”Mochizuki

source：<a href="https://www.billboard.com/articles/columns/pop/8495905/skrillex-kingdom-hearts-iii-face-my-fears-utada-hikaru-interview">https://www.billboard.com/articles/columns/pop/8495905/skrillex-kingdom-hearts-iii-face-my-fears-utada-hikaru-interview</a>
<a href="https://www.billboard.com/charts/hot-100">https://www.billboard.com/charts/hot-100</a>

photo：<a href="https://youtu.be/Kvnwnf9UftA">「Face My Fears」Official Video YouTube</a>
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スクリレックスが宇多田ヒカルとの出会いを語る。共作の「Face My Fears」は世界を席巻中

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