同国夜間事業協会の報告により、改めて同国のナイトライフ産業の経済的重要性が明らかになったとの声も上がっている。

現在は、再び、コロナ禍以前のような活況を取り戻しつつあるイギリスのナイトライフシーン。しかし、同国のNTIA（夜間事業協会）によると、コロナ禍の影響によりナイトライフ産業では8万6000人の雇用が失われたことが判明したという。
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<h2>これまできちんと把握されていたなかった業界の経済価値の問題を解決するきっかけに</h2>
最近発表されたNTIAの報告書によると、コロナ禍以前のイギリスの夜間経済の経済価値は同国の経済の1.6%にあたる364億ポンドの価値があり、これは同国全体で42万5000人分の雇用する額に相当するという。
NTIAのMichael KIll氏は声明の中で、「25年間イギリスのナイトライフに携わってきましたが、これまでこの業界の経済価値はきちんと把握されていませんでした。しかし、重要なのは報告書の結果が、この問題の解決につながる、待ち望まれていたものだということです」と述べている。
また、Michael KIll氏は、「首相にとって重要なことは次期予算で、現在も苦境に立たされているこの業界を支援することです」と述べたほか、クラブの入場料として支払われるエントランス料金を軽減税率の対象とすることや、アルコール関税の引き上げを行わないようにすることを求めるという。
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<h3>ワクチンパスポート導入は経ナイトライフ産業にダメージを与えるという意見も</h3>
さらにイングランドのクラブに対するワクチンパスポート導入の計画は、今年9月に廃止されたものの、スコットランドでは今年10月から実施されていることを受け、「今はワクチンパスポートを導入するには最悪のタイミングであり、経済回復が不可欠なこの業界にさらなるダメージを与えることになります」と述べている。
NTIAは、北アイルランドのナイトタイムエコノミーを支援する新しいキャンペーンを開始した今年6月に、政府の支援がなければ、ナイトライフビジネスに従事する企業の4社に1社が1カ月以内に閉鎖するだろうと警告していた。
written by Jun Fukunaga
source:<a href="https://djmag.com/news/86000-jobs-lost-due-covid-nightlife-sector-new-report-finds"><a href="https://djmag.com/news/86000-jobs-lost-due-covid-nightlife-sector-new-report-finds">https://djmag.com/news/86000-jobs-lost-due-covid-nightlife-sector-new-report-finds</a></a>
photo: <a href="https://pixabay.com/images/id-1489132/">pixabay</a>

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イギリスのナイトライフシーン、コロナ禍の影響により、8万6000人の雇用が失われたことが判明

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