ラスベガスでU2がこけら落とし公演を行った球体型アリーナと同様の施設をロンドンに建設する計画が予想外の展開に。

現在もクラブは営業自粛中のため、違法レイヴの開催が頻繁に開催され問題になっている。

イギリス政府が、違法レイヴ主催者に対して最高で1万ポンド（約140万円）の罰金を課すことを発表した。罰金は30人以上の規模の違法なイベントを主催した場合、主催者に課せられる。
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<h2>クラブの営業自粛や夏フェス中止で増加する違法レイヴ&nbsp;</h2>

今月、イギリスではソーシャルディスタンスを確保した野外ベニューがオープンするなど、徐々に日常に音楽が戻りつつある。しかし、最近では新型コロナウイルス感染者が再び増加しており、一部地域では移動制限が設けられている。&nbsp;

違法レイヴに関しては、今年6月にマンチェスターで2つの違法レイヴあわせて6000人が参加し、暴行事件も起きていたことが報じられ、大きな問題に。最近もロンドンでは週末に200もの違法レイヴが行われ、警察によって中止させられたことが明らかになったばかりだ。こういったイベントは、6月以降に増加しており、ロンドンでは1000以上の違法レイヴが行われたというが、これは現在もイギリスではクラブが営業を自粛していることや今夏開催予定だったフェスが中止になったことに関係がある。&nbsp;

関連記事：<a href="https://block.fm/news/uk_illegal_rave">イギリスの違法レイヴに6000人が参加、現場では暴行事件が多発し燦々たる状況に</a>&nbsp;
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<h3>主催者だけでなく、参加者にも罰金が課せられるケースも&nbsp;</h3>

対策として、現在、警察では違法レイヴを取り締まるために会場になり得る”ホットスポット”のパトロールを増やしており、参加者を見つけた場合は、現在の規制について説明を行った上で、帰宅を求めているという。また主催者だけでなく、参加者にも”最後の手段”として、罰金が課せられるケースも報告されている。&nbsp;

コロナ禍で違法レイヴが開催されることについて、Carl Coxは、先述のような違法レイヴが開催される背景があることに理解は示しつつも、開催や参加を選ぶことは正しい答えではないとコメント。このような状況を懸念している。&nbsp;

written by Jun Fukunaga&nbsp;

source:&nbsp;
<a href="https://www.businessinsider.jp/post-217861"><a href="https://www.businessinsider.jp/post-217861">https://www.businessinsider.jp/post-217861</a></a>&nbsp;
<a href="https://mixmag.net/read/illegal-rave-organisers-fines-news"><a href="https://mixmag.net/read/illegal-rave-organisers-fines-news">https://mixmag.net/read/illegal-rave-organisers-fines-news</a></a>&nbsp;
<a href="https://mixmag.net/read/200-illegal-parties-raves-london-covid-19-coronavirus-news"><a href="https://mixmag.net/read/200-illegal-parties-raves-london-covid-19-coronavirus-news">https://mixmag.net/read/200-illegal-parties-raves-london-covid-19-coronavirus-news</a></a>&nbsp;
<a href="https://mixmag.net/read/carl-cox-illegal-raves-covid-19-lockdown-coronavirus-police-news"><a href="https://mixmag.net/read/carl-cox-illegal-raves-covid-19-lockdown-coronavirus-police-news">https://mixmag.net/read/carl-cox-illegal-raves-covid-19-lockdown-coronavirus-police-news</a></a>

photo:Dadonene89&nbsp;

イギリス政府、違法レイヴ主催者に対して最高で100万円以上の罰金を課すことを発表

2023年9月にラスベガスにオープンした総工費23億ドル（約3500億円）と言われる巨大な球体型アリーナ｢Sphere｣と同形状のアリーナをイギリス・ロンドンに建設する計画が予想外の展開を見せている。
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<h3>イギリス最大のアリーナとなる予定だったロンドン版Sphere建設計画が頓挫</h3>
ラスベガス版と同じく、球体型の建物を包み込むLEDスクリーンを特徴とするロンドン版Sphereは、2018年に初めて立案され、同市の東部ストラトフォードに建設を予定していた。ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンを所有するマディソン・スクエア・ガーデン・カンパニー（MSG）が計画を進めていたこのアリーナは、建設された場合は2万1500人収容のイギリス最大のアリーナとなり、高さはロンドンのランドマークであるビッグベン、直径はロンドン・アイに匹敵するものになるはずだった。
しかし、先月末、Sadiq Khan市長は地元住人に対する健康リスクや光害、インフラへの被害などの懸念があることから建設計画に反対する地元住民や地元の議員からの反対を受け、建設に対する拒否権を発動。市長の広報担当者はSphere建設によって「建設計画申請を検討する一環として、市長は現在の提案が地元住民に容認できない悪影響を与えることを示す独立した証拠を確認した」と述べていた。
<h3>ロンドン市長による建設計画却下という決定にイギリス政府が介入</h3>
Sadiq Khan市長による建設計画却下により、ロンドン版Sphere建設計画は頓挫という憂き目にあうことになったが、イギリス政府は建設計画中止を阻止するべく介入。The Standardによると、イギリス政府閣僚でレベルアップ・住宅・コミュニティ省のマイケル・ゴーヴ大臣は、市長の決定の撤回を検討するため、6週間の一時停止を命じたという。
レベルアップ・住宅・コミュニティ省は、現在、ロンドンレガシー開発公社（LLDC）のへの書簡を通じて、Khan市長に計画案を断念しないよう指示する予定だが、その書簡には「国務大臣はこに、貴地方計画当局に対し、11月20日付の市長による許可拒否の指示を実行することを禁止する」と書かれているという。
Khan市長がアリーナ開発を阻止しようとした場合、国務大臣には市長の決定を覆す権限があるという。またMichael Gove大臣は昨年LLDCから認可を受けたこの開発について調査することに関心を示しているとのことだ。
なお、ラスベガスのSphereでは今年9月にU2によるこけら落とし公演が行われたが、同会場は最近9,840万ドルの損失を計上し、MSGのCFO（最高財務責任者）のGautam Ranji氏が辞任している。
<div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="U2 - 2023 - Las Vegas - Live at the Sphere 10/08/2023 Las Vegas" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/7VuQHSVnnvs?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div>
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ラスベガスで話題の球体型アリーナ「Sphere」、ロンドンに建設予定も市長が計画を却下　イギリス政府は建設中止を阻止するべく介入

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