韓国インディシーンで注目の新鋭バンドTRPP、デビューシングル「Pause」リリース

NAVER新人アーティスト発掘プロジェクトで1位獲得のYoon Jiyoung、IlloYloのボーカルとして活動するカン・ウォンウ、2016年のSXSWにも登場したGilaによる3人組バンド。
SHARE
2021.07.06 08:00

2021年5月28日、韓国のバンドTRPPがデビューシングル「Pause」をリリースした。




TRPPは、韓国インディーズ界を牽引するYoon Jiyoung、カン・ウォンウ(from. IlloYlo)、Gila (from. Bye Bye Badman) の3人で結成した、シーンで非常に注目度の高いバンドだ。


Yoon Jiyoungは、NAVERが展開する新人アーティスト発掘プロジェクト「NAVERミュージシャンリーグ」で1位獲得。カン・ウォンウは、三人組ポップバンド「IlloYlo」でボーカルとして活動する他、個人活動として、実力派プロデューサー パク・ムンチとのコラボレーションを重ねている。

Gilaは、バンド「Bye Bye Badman」にボーカルとして在籍し、は2012年に第9回韓国大衆音楽賞「今年の新人賞」を受賞、2016年にはSXSWの舞台で注目を集めている。


本バンドではYoon JiyoungがChi-Chi Cliché、カン・ウォンウがFurukawa Yukio、Gilaがelephant 999と、3人がそれぞれ別名で参加している。


また、バンド結成に至るまでの設定も興味深い。カン・ウォンウ(Furukawa Yukio)は、三代に渡り続いてきたラーメン屋の後継を諦め、韓国が好きであてもなくソウル生活を始めたロックマニア。一方、家がなく彷徨っていた中華系フランス人のYoon Jiyoung(Chi-Chi Cliché)は、偶然働いたソウルのラーメン屋で運命的にFurukawaに出会い、バンドに合流する。本名も忘れて、すべての現実を仮想現実と信じるGila(elephant 999)。ある日、夢で自分の家の前にあるラーメン屋で2人と一緒にいる自分の姿を目にする。怖いくらい生々しい夢に興奮したelephant 999はついにラーメン屋へと足を運んでしまうのだ。


韓国インディーズシーンに興味のある人は、3人の個性とアイディアが絶妙に溶け合った本楽曲をぜひ聴いてみてはいかがだろうか。





【プロフィール】




Chi-Chi Cliché

本名:Yoon Jiyoung


特別なプロモーションなしにリリースしたデビューシングル「Note#2」が爆発的な反応を得て登場した新鋭、Yoon Jiyoung。神秘的なイメージ、純粋な瞳が可愛い外見に比べ、物静かで成熟したボーカルが織りなす魅力が目立つ。ひっそりと話しかけるような独特な歌い方、真心のこもった歌詞で多くのリスナーの“夜明けの感性” を刺激し、「私だけのひとりじめアーティスト」として位置づけられている。色とりどりの音楽に対して弛まぬ関心を見せるYoon Jiyoung。今後のTRPPとしての活動も期待される。




Furukawa Yukio

本名:カン・ウォンウ(from. IlloYlo)


90年代の感性を目指す三人組のポップバンド「IlloYlo」でボーカルを担当している。2014年、軍隊に入隊した際、カン・ウォンウがアナログレコードを持っていき「Bootleg」というアルバムを作ったことをきっかけにチームが結成された。カン・ウォンウは除隊後、大学の同期であるYloに会ってチームの骨格を作り、ビューティーハンサムのグァン・ジンソクを迎え入れ、現在の体制となった。彼らはポップ、モダンロックからハードコア、パンクなど多様なジャンルの音楽を試みるという目標を掲げている。また、カン・ウォンウはパク・ムンチの曲にもフィーチャリングで参加しながら、コラボレーションを続けている。




elephant 999

本名:Gila (from. Bye Bye Badman)


2011年にデビューしたBye Bye Badmanというバンドで、ボーカルを担当している。バンド名と同名のデビューEPアルバムで「今年のハロールーキー大賞」を受賞し、2012年には第9回韓国大衆音楽賞「今年の新人賞」を受賞した。2012年の初単独コンサートなどを皮切りに数多くのライブ、フェス出演。2015年にはノエル・ギャラガーのソロ来韓公演でオープニングバンドとして出演し、2016年にはSXSWの舞台に上がって注目を集めた。2018年のシングル「Daisy」のリリースを最後にバンドは活動休止中となっており、それぞれ個人的に活動を続けている。





SHARE