ディズニーが『トロン』続編の制作を企画、Daft Punkが再び音楽を手がける可能性が浮上

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ディズニーが2010年に公開された『トロン: レガシー』に続く、シリーズの続編映画の制作を企画中だということがわかった。
Daft Punkが再び映画『トロン』の音楽を手がける可能性が浮上
ディズニーの音楽&サウンドトラック部門の長を務めるMitchell Leibは、最近「Light The Fuse」のポッドキャスト出演し、その際に『トロン』シリーズの続編について「シリーズの3作目を企画し、制作するつもりだ」と語っているという。『トロン』は80年代に公開されたSF映画で、そのリメイク版となった『トロン: レガシー』の音楽はDaft Punkが担当しており、サントラとしての評価も高い。『トロン』シリーズの3作目が制作されるとなると期待されるのはDaft Punkの再起用だが、それについてもMitchell Leibは、最近、Daft PunkのマネージャーのPaul Hahnに会ったことを明らかにしている。
しかしながら、現段階ではDaft Punkの起用については、まだ正式に決定しているようではなく、彼らがこのプロジェクトに参加したいかどうかをまず最初に確認したかったと語っている。また映画を誰が監督するかも未定だというが、前作を監督したジョセフ・コシンスキーとも再びタッグを組みたいと考えているようだ。
また『トロン』シリーズの3作目については、多くのピースが”適切な場所”に収まらなけらばならないという考えを示しているMitchell Leibだが、すでに脚本の制作は進行しており、その内容は制作陣が興奮するほど”驚異的なもの”になっているとのこと。
これまでにも続編の制作が予定されていた『トロン』シリーズ
同シリーズの続編については、2015年に『Tron: Ascension』の制作が企画されていたが、ディズニーは制作開始の前にキャンセル。また2017年には同じSF映画では『ブレードランナー 2049』に主演したジャレッド・レトが出演する可能性が浮上していたが、最新作にも彼が出演する可能性があるという。
Daft Punkは今年4月にもダリオ・アルジェント監督の新作映画『Occhiali neri』の音楽を担当すると報じられていたが、こちらはのちに否定されている。しかし、ファンとしてはぜひとも新たな『トロン』のために書き下ろされたDaft Punkの最新映画音楽を聴いてみたいだけに今後の続報に期待したい。
written by Jun Fukunaga
source:https://mixmag.net/read/disney-tron-3-sequel-daft-punk-soundtrack-news/
photo: Fabio Venni