世界が注目するDJクルーTREKKIE TRAX(トレッキー・トラックス)のこれまで

日本初、世界トップクルーTREKKIE TRAXについて知りたいこと
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2018.06.09 09:50

従来のテンプレートに囚われない


TREKKIE TRAXは2012年に発足したインディーレーベルで、日本の若手DJクルーが中心になっている。従来のテンプレートに囚われない音楽を目指しており、全国のトラックメーカーらと共に楽曲を制作している。


クォリティの高さが世界中で絶賛


TREKKIE TRAXはレーベル発足より、世界中から楽曲のクオリティの高さを絶賛されている。これまでSkrillexやDiploなど、名だたるDJクルーたちからサポートを得ている。2015年開催のULTRA JAPANにおいては、メインフロアの主要アーティストになるだけでなく、レーベルからも2名のアーティストが出演していた。TREKKIE TRAXはこれまで、Seimei & Taimei名義のユニットなどで、フューチャー・ベースやダブステップなどのベース・ミュージックをリリースしてきた。そこにはUKガラーやトラップも加わり、フレッシュな勢いが感じられる。一方、渋谷のLOUGE NEOを中心にパーティーを積極的にこなし、着実に名前が広まっていったわけである。さらにSaimeiのアメリカでの活動が実を結び、Masayoshi Iimori「Break It EP」の当地での認知度が上がった。その他、TREKKIE TRAXクルーはアジアにも目を向けており、韓国や中国を皮切りに活動し始めている。




TRKKIE TRAXのクルーはU-20出身




TREKKIE TRAXが結成された背景としては、"AKIHABARA85"というクラブの閉店があった。ここでは、"U-20"という10代限定のパーティーが開催されていた。andrewをはじめとするクルーは、"U-20"がなくなることに危機感を覚え、ネット・レーベルを立ち上げた。当時、ネット・レーベルは流行の兆しを見せており、彼らも軽い気持ちで初めたわけである。名前の由来はbankが好きな映画「スター・トレック」から取られたもので、スター・トレックオタクを意味する。その頃、andrewは曲を作り始めており、Carpainterの曲作りの時期と重なる。Carpainterは他のメンバーよりも年下で、部活のために現場にいく頻度は少なかった。それでもSeimeiがDJを演るときには、Carpainterの曲を積極的にかけていた。その際、Seimeiは弟が作った曲と紹介していた。


正当なダンス・ミュージック


TREKKIE TRAXが結成された当時のヴィジョンとしては、「とりあえず曲を出す」ことであった。歌舞伎町のクラブ・マルチネでCDに焼いたデモを配り、徐々に曲が認知されていった。そのキッカケをつくったのが、マルチネの伝説的DJであるtomadである。TREKKIE TRAXはレーベル運営でマルチネを参考にしたが、音楽の方向性は違う方面を向いていた。それ故、マルチネで流行っていたアニソンのリムックスには手を出さず、正当なダンス・ミュージック路線を選んだ。そして、もう一つのこだわりとなったのが、「未成年」ということである。結成当時、futatsuki以外はメンバー全員未成年で、SoundCloudでも未成年のトラックメイカーを探してオファーしていた。未成年が真面目にダンス・ミュージックをやる、というのがレーベルの根本になっているわけだ。それは、クルーになった今でも受け継がれている。




KAN TAKAHIKOとのつながり


TREKKIE TRAXの結成当初、futatsukiやandrewは頻繁にクラブに通っていた。特に、現在は閉店している渋谷MODULEによく通っており、そこでLicaxxxらに会っている。そのような中、PART2STYLEとも出会っており、KAN TAKAHIKOが彼らのデモをBlock.fmでかけてくれた。こうしてKAN TAKAHIKOとのつながりが生まれ、Seimi&Taimeiの「Everlasting」が番組で流れるようになった。それをキッカケにSeimi&Taimeiは、自分たちの番組をblock.fmで持つことになったわけである。そして現在、TREKKIE TRAXはクルーの時代がやってきた。


Photo: https://www.facebook.com/TREKKIETRAX/


Written by 編集部


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