天才とは彼のこと?曲作りだけでなく各分野で頭角を現すTravis Scott(トラビススコット)

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様々な場面で話題になるtravis scott
音楽業界だけでなくファッション業界でも注目を浴びているtravis scott。2018年2月1日にはカイリー・ジェンナーとの間にできた娘が生まれている。カニエ・ウェストに見込まれた才能はどこまで伸びていくのだろか。彼のヒット曲やファッション、プライベートを見てみよう。
travis scottの誕生から思春期まで
1992年4月30日、アメリカのテキサス州ヒューストンで生まれたtravis scottは、祖父がジャズの作曲家、父がミュージシャンという家系である。父親に3歳の頃送られたドラム・セットやピアノを演奏しては、周囲の大人を喜ばせていた。このような環境で自然とミュージシャンへの夢が膨らんでいく。
小学校と中学校は私立だったが、高校は地元の公立高校を17歳で卒業し、テキサス大学へ進学する。だが2年生になると音楽活動に専念するために退学。両親が反対している中で、travis scottは成功を夢見てニューヨークやL.A.へと移り住み、音楽活動を続けた。
曲作りとラップでカニエ・ウェストの御眼鏡に適う
travis scottの曲作りは、カニエ・ウェストやファレル・ウィリアムスのトラック・メイクに大きく影響を受けている。トラック・メイクを始めたtravis scottは、カニエ・ウェストの製作陣の一人であるエンジニアと出会う。それがきっかけとなり、憧れのカニエ・ウェストと長い時間をかけて一緒にレコーディングを行うことに。G.O.O.D Musicリリースの編集アルバム「Cruel Summer」に収められた12曲のうち2曲は、travis scottのプロデュースによる曲である。
カニエ・ウェストに目をかけてもらったtravis scottは、彼が設立したレーベルG.O.O.D Musicのプロダクション・レーベルであるVery G.O.O.D Beatsと契約する。2013年に大ヒットとなったjay-Zのアルバム「Magna Carta Holy Grail」の製作にも携わった。若干21歳になる年にティンバランドやスウィズ・ビーツ、マイク・ウィル・メイド・イットなど大物プロデューサーらと肩を並べたというわけだ。
プロデューサーとして頭角を現したtravis scottは、カニエ・ウェストに「Cruel Summer」製作時フリー・スタイルを披露。彼に気に入られただけでなく、世間にもニュージェネレーションなスタイルが受け、アメリカのヒップホップ雑誌XXLの恒例企画であるXXL FRESH MAN CLASSの2013年代表に選ばれる。そして後にT.I.がCEOを務めるレーベルGrand Hustleと契約を交わし、すぐに編集アルバム「G.D.O.D」に自分が作ったトラックにバースを提供する。
このようにtravis scottはトラック・メイカーでありラッパーであるけだが、ビデオ・ディレクターとして才能を発揮していることにも注目したいところだ。travis scott製作ビデオには、「That B!tch Crazy」などがある。travis scottはミュージック・ビデオでもグラミー賞受賞を狙っているそうだ。
ファッション界からも熱い視線が
様々なアーティストから引っ張りだことなったtravis scott。要チェックアーティストとしてファッション界の広報も放っておかない。ナイキラボ×リカルド・ティッシ、アレキサンダー・ワン、さらにサンローランと、ハイブランドの広告塔にも抜擢されている。また彼自身のセンスも買われており、様々なブランドとのコラボレーションラインを世に送り出している。今後も音楽だけでなくファッション面でも目が離せそうにない。
プライベートも充実の様子
カイリー・ジェンナーとの間に娘を儲けたが、関係者によると、2人は特に籍を入れることは考えていないようだ。別居しているものの子育ては2人でしている様子で、仲が良いと言う。カイリー・ジェンナー自身がYouTubeにupした動画「To Our Daughter」には、travis scottと愛の道のりも描かれており、関係が良好なことがうかがえる。
Photo: https://www.facebook.com/travisscottlaflame/
Written by 編集部