BLINK182のドラマー・Travis Barker(トラヴィス・バーカー)パンクやヒップホップなど幅の広いその音楽性に迫る

さまざまなミュージシャンと交流があるTravis Barker(トラヴィス・バーカー)とは?
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2018.07.29 13:09

さまざまなミュージシャンと交流があるTravis Barker(トラヴィス・バーカー)



Travis Barker(トラヴィス・バーカー)は、パンクバンドであるBLINK182のドラマーとしてデビューした。現在はパンクロックだけでなく、ヒップホップ系のミュージシャンと共演することも多い。今回はTravis Barker(トラヴィス・バーカー)がどのような活動してきたのかを紹介する。


ドラマーとして加入したBlink182



アメリカのカリフォルニア州で生まれたTravis Barker(トラヴィス・バーカー)は5歳からジャズやファンクを聴き始め、ドラムも演奏するようになった。音楽を生涯続けるという決意表明としてタトゥーを体中に彫っている。


トラヴィスがポップパンクの代表的なバンドであるBlink182にドラマーとして加入したのは、1998年頃だ。加入後に発売されたアルバムのエニマ・オブ・ザ・ステイトは卓越したポップなメロディと個性の異なるツインボーカルが支持を集め、700万枚以上の売り上げを記録しバンドを世に広めた。トラヴィスの派手なパフォーマンスと激しいビートも魅力のひとつである。パンクの枠に止まることなく作品ごとにキーボードも導入するなど、作品を重ねるごとにそれまで見せてこなかった一面をのぞかせている。バンド名と同名のアルバムであるBlink182ではニューウェーブやヒップホップなどさらに幅広いジャンルをパンクとミックスして、新しいサウンドを生み出したことでも話題になった。バンドメンバーが好きなアーティストとして名前をあげているザ・キュアーのボーカルも参加して、バンドのダークな面を表現している。


 2005年に活動を停止したが2009年にグラミー賞でプレゼンターにBlink182が出演すると発表され、メンバー全員がステージに立った。活動再開後に発表されたネイバーフッズもパンクの枠に収まらない作品となり、トラヴィスは独創的なビートを叩き出している。


Travis Barker(トラヴィス・バーカー)が発表したヒップホップアルバム



パンクだけでなくクラブミュージックやヒップホップにも造詣の深いドラマーであるTravis Barker(トラヴィス・バーカー)は、Blink182が活動休止中に多くのアーティストと共演した。ドラマーとしてクレジットされている楽曲はとても多く、リル・ウェインやヤング・ジージーといった人気のヒップホップ系ミュージシャンや、ブリトニー・スピアーズなどその活動の場は幅が広い。


 2011年にリリースしたソロアルバムであるGive the Drummer Someは、曲ごとに違うゲストが参加したコラボ形式のアルバムである。合計で33組と多くミュージシャンが参加しているが、その多くはヒップホップ系のミュージシャンだ。手数が多く硬い音質が特徴のTravis Barker(トラヴィス・バーカー)のドラムとラップの相性が良い今作は、アメリカのビルボードで初登場9位となった。さらにドラマーとして演奏しているだけでなく、プロデュースに関しても自身が手がけている。


アルバムの1曲目であるCan a Drummer Get Someはリルウェインなどヒップホップ系のミュージシャンが参加し、PVにも出演したことで話題になった。7曲目のLets Goでは早口のラッパーとして有名なBusta RhymeとTWISTAのラップ対決を聴くことができる。また、ヒップホップ系のミュージシャンだけでなく、3曲目ではRage Against The Mashineのトムモレロが参加しギターを弾いているのも魅力だ。ラストではヒップホップグループの大御所であるCypress Hillが参加し、ハードコアな楽曲をプレイしている。全体を通してヒップホップ系の楽曲にTravis Barker(トラヴィス・バーカー)のドラムが映える、魅力的な作品だ。ドラマーだけでなく幅広いジャンルの音楽好きにおすすめのアルバムである。


Photo: https://www.facebook.com/travisbarkerofficial/


Written by 編集部

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