全米1位ラッパー、Travis Scottのドキュメンタリー作品がNetflixで配信開始!

何十万人を熱狂の渦に巻き込むTravis Scottのファンは5年前まで15人だった!? 最重要ラッパーの栄光と挫折。
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2019.09.03 09:00

2018年にリリースされた3枚目のアルバム『Astroworld』は全米1位を獲得。グラミー賞にもノミネートされ、フィーチャリングで参加する曲もヒット間違いなしと、ヒップホップのみならず現在の音楽シーンにおいて最重要アーティストの1人であるTravis Scott(トラヴィス・スコット)。


そんなTravisのライブの舞台裏、パートナーのKylie Jenner(カイリー・ジェンナー)と愛娘、そして『Astroworld』への想い。煌びやかな表舞台だけでない、トップアーティストならではの苦悩も描いた等身大のドキュメンタリー『Look Mom I Can Fly』がNetflixオリジナル作品として配信スタートした!






『Astroworld』は子供の頃からの夢だった


Travis Scottの人気を不動のものにしたアルバム『Astroworld』。その構想はなんと3歳の頃より思い描いていたものだと語っている。作品内ではローラーコースターに乗ったままのインタビューからスタートするのだが、ツアーで会場内に設置され観客を驚かせたそのローラーコースターこそがAstroworldそのものなのだ。というのもAstroworldとは2005年に閉園したヒューストン市内に実際に存在したアミューズメント・パーク。そこでの幼少期の記憶を頼りに、このアルバムそしてツアーでTravis Scottは再現したかったのだろう。


主催したフェスでは架空のアミューズメント・パークを建設。さらに娘の誕生日にも小さな遊園地を作って祝うなど、彼のAstroworldに対する思いの強さが伝わってくる。ドキュメンタリーでは幼少期の映像と現在の映像が交互に映し出され、等身大かつノスタルジックな内容に胸が熱くなる。



5年前までライブに集まったファンは15人だった


これは一部のファンの間では有名な話だが、2014年に行われたライブでは目の前に約15人しか集まらず今のTravis Scottからは想像もできない。そのシーンもドキュメンタリー内で使用されており、思わず本人たちも苦笑いするほどだ。その翌年にリリースされたデビューアルバム『Rodeo』はビルボードチャートでも上位に入り、彼の人生は一変することとなる。


豪華アーティストを迎え、満を辞してリリースされた『Astroworld』は全米1位となり、グラミー賞のベスト・ラップ・アルバム部門にノミネートされたが惜しくも受賞を逃した。別作品が受賞されるアナウンスがされると足早にその場を立ち去るTravis Scott。悔しさを滲ませるその後ろ姿に、どれだけこのアルバムに情熱を注いでいたのかが伝わってくる。彼の長年の夢であったアミューズメント・パーク名前を冠したアルバムだっただけに思い入れも強かったはずだ。


「観客の中にはがんばったのに失敗した人がたくさんいる。君の声なら届く」ライブに訪れたヒューストン市長はTravis Scottにそう告げた。そして何万人の観衆が待つステージへと向かうTravis Scottの姿は、挫折を味わいながらもそれすらも糧にする真のアーティストの姿そのものだ。




ヒューストン市はTravis Scottの功績を称え11月18日を「Astroworldの日」と制定し、さらに市長は新たなアミューズメント・パークを建設することを約束している! 子供の頃からの夢が今になって現実のものとなり、この先もファンの想像を超えた活躍を続けてくれるだろう。


『Look Mom I Can Fly』はTravis Scottのファン、ヒップホップのファンのみならず全音楽リスナーに見ていただきたいドキュメンタリーだ。



written by BsideNews


source

https://www.netflix.com/title/81046796


photo: visualhunt.com



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