TR-808、DX7が「重要科学技術史資料」に! 国立科学技術館が発表

日本の音楽機材メーカーによる音楽の歴史を作った名機が”未来技術遺産”に選出された。
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2019.09.03 11:00

日本科学技術館が平成20年より毎年登録している「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」にRoland、YAMAHAといった音楽機材メーカーの有名機材を新たに登録したことが明らかになった。



令和元年度(2019年度)は、Rolandのドラムマシーン「TR-808」、YAMAHAのFMシンセ「DX7」が登録されることになった。Rolandによると「重要科学技術史資料」に電子楽器が登録されるのは今回が初。現在もダンスミュージックの制作に欠かせない2つの機材が”未来技術遺産”に選出されたことは大きなニュースだ。


  TR-808、DX-7ともに現在も人気の音楽制作機材でオリジナル実機は中古市場では高値をつけている。またエミュレートしたソフトシンセの人気も高い。特にTR-808は、Behringerによるクローン実機モデルの発売に音楽クリエイターからの注目が集まっているが、先月の#808day時には、TR-808の生みの親である元Roland社長の菊本忠男氏と当時のローランドでのエンジニアたちが制作したTR-808の最新版「RC-808」が発表されたことも大きな話題に。




なお、今年度はTR-808、DX7など26件が新たに登録。YAMAHAの電子オルガン「D-1」やFM音源チップ「YM3526」、「YMU757」、世界初のポータブルCDプレイヤーSONY「D-50」、CASIOが最初に販売したG-SHOCK「DW-5000C」も含まれている。 


written by Jun Fukunaga 


source: https://www.kahaku.go.jp/procedure/press/pdf/219997.pdf


photo:fr4dd / cathy  



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