アメリカが生んだチル・ウェイヴの天才、Toro y Moi(トロ・イ・モイ)の来歴や曲を紹介

時代の最先端を突き進む男、Toro Y Moi!
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2018.05.16 07:03



Toro Y Moiとは?


Toro Y Moiはアメリカ合衆国サウスカロライナ州出身のミュージシャンだ。幅広いジャンルの曲をプレイするため多くのファンが彼を支持している。今回はToro Y Moiの曲やプレイスタイル、来歴などの情報を紹介する。




Toro Y Moiの曲紹介


2007年から音楽の世界に身を投じ、2010年以降はほぼ毎年のようにアルバムを発表してきたToro Y Moi。固定のジャンルに固辞することなくその時代にはやっていたジャンルを次々と取り入れた結果、時代の最先端を突き進むようになる。


2017年までに発表されたアルバム8枚のうち、2枚のコンピレーションアルバムを除く6枚はどれも印象が違う。今後はやりそうな音楽を取り入れることは無く、自分のセンスを信じて流行りを取り入れ自分の色を前面に押し出しているのだ。


彼は楽曲に使用する楽器はほぼ全て自分で演奏しており、ミックスも自分で行っている。2010年に発表したファーストアルバムの「Causers of This」はシングル曲「""Blessa""」を1曲目に据えている。「""Blessa""」はスローテンポのバラード調で、ずっと聞いていられるようなシンプルな曲だ。他の曲はもちろんアルバムもシンプルで聞きやすく、静かな海の上で永遠と漂っているような感じでジャンルはチル・ウェイヴが中心だ。チル・ウェイヴとは浮遊間のあるシンセサイザーが中心となっており、マイナーなジャンルだが熱狂的なファンが多くついている。




チル・ウェイヴはToro Y MoiやWashed Outの登場で日の目を見たといっても過言ではない。彼らが成功したことで、ヴェイパーウェイヴやウィッチハウスなどの派生ジャンルが誕生した。これからどんどん伸びるジャンルだろう。



Toro Y Moiという人物


Toro Y MoiはChaz Bundick名義でも活動している。実はChaz Bundickがチル・ウェイヴを手掛けるためにToro Y Moiとして活動しており、本業は音楽プロデューサーやシンガーソングライターだ。また、レーベルのオーナーでもある。


1986年11月7日にフィリピン人の母とアフリカ系アメリカ人の父親の間に生まれ、高校時代は友人とインディー・ロックバンドを組んでいた。サウスカロライナ大学を卒業後に音楽の政界に入り、同じジャンルで活躍しているWashed Outと出会う。今やToro Y MoiとWashed Outはチル・ウェイヴの二大巨頭と呼ばれるまでに成長し、様々なイベントで大成功を収めているのだ。

元々ロックが好きだったToro Y Moiの嗅覚は優れており、チル・ウェイヴで活動を決めたのも彼の嗅覚が役に立ったと海外メディアから評されている。


2014年2月と2016年1月には来日公演を行い、2016年のツアーでは東名阪を回っている。日本での知名度は年々上がっており、チケットはソールドアウト。中にはToro Y MoiからではなくChaz Bundick名義から追っかけているファンもそれなりにいることから、彼の音楽は聞くものに強烈な印象を残していることが分かる。




Toro Y Moiの今後


上記の通り、チル・ウェイヴは年々伸びているジャンルである。その中心にいるToro Y Moiの勢いはだれにも止めることはできないだろう。また、定期的に様々なジャンルのアーティストと手を組んでおり、常に新しいことに挑戦している。それが経験として彼の中に生き、作品にしっかりと反映されている。Toro Y Moiをよく知りたいなら時間はかかるがスタジオアルバム全て聞くといいだろう。Toro Y Moiは小さいジャンルの枠からはみ出るほど才能に満ち溢れている人物だと分かる。


Toro Y Moiはアルバムを発表する前に、収録曲の中から先行配信シングルを出す。そのシングルはアルバムの全体的な雰囲気をイメージさせるものばかりなので、シングルを聞いてアルバムの内容を予想するという楽しみ方もある。

2018年にアルバムの予定はまだないが、シングルが出たらアルバムを出す合図なので、楽しみに待とう。



Photo: https://www.facebook.com/toroymoi/

Written by 編集部



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