Hudson MohawkeとLuniceのユニットTNGHTが再始動! 2年ぶりとなる最新曲「Tums」も公開

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TNGHTが新曲をリリースするのは、2019年にそれまでのキャリアを通してリリースされた全楽曲を収録した特別企画盤『TNGHT I & II』をリリースして以来初となる。
「Tums」について、Hudson Mohawkeは「"いよいよパーティーが再開できるかもしれない"というみんなの気持ちから生まれた」と述べており、その感覚こそが"TNGHTのプロジェクトの原点"とも。また、「くだらないけどハードなやつさ。気楽にね」と説明している。
一方、Luniceは「俺たち一人一人のスタイルを本当によく表していると思う。サウンドが異なっていてもこれだけうまく調和しているかということもね」と述べている。
TNGHTは、セルフタイトルのEP作品『TNGHT』(2012)でシーンに強烈な衝撃を与え、当時Flying Lotusら多くのアーティストが「Higher Ground」をDJセットに組み込むなど、そのユニークなサウンドを絶賛した。また、その1人であったKanye Westが自身のアルバム『Yeezus』にTNGHTの楽曲「R U Ready」をサンプリングするなど、多くの実績とインパクトを残したのちに突如を活動を休止。しかし、トラップを取り入れたTNGHT独自のスタイルは、アメリカを中心としたその後のポップ・ミュージックのトレンドに大きな影響を与えたことでも知られている。
その後、2019年には長きに渡る休止期間を経て、復活作となる『II』をリリース。コーチェラやソナー、ロラパルーザなどの大型フェスティバルでのパフォーマンスが予定されていたものの、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でキャンセルとなり、再び活動は休止状態に。しかし、ようやく先週2人によるパフォーマンスがLAで披露されることとなった。