<p><strong>Written  by TJO (Takeru John Otoguro)</strong><autobr /><autobr />最近はすっかりトロピカルやUKなどハウスにどっぷりハマって、オススメのアーティストやカッコいい楽曲の探し方を紹介してきましたが、自分はblock.fmで「<a href="http://block.fm/program/smooth_navigation/" target="_blank" rel="noopener">Smooth Navigation with EMPORIO ARMANI</a>という番組もやっていて、ダンスミュージック以外の音楽も積極的に聴くようにしています。その中で最近はジャズ・シーンにも新しい波が来ていて面白いアーティストがどんどん出てきているので、今週はそこからこの夏にぜひ聴いて欲しいオススメの3組を紹介したいと思います。<autobr /><autobr /><big><strong>・BADBADNOTGOOD</strong></big><autobr /><autobr />まず紹介したいのは、まさに新世代という言葉が相応しいBADBADNOTGOODです。カナダはトロントでMatthew Tavares (Key.)、Chester Hansen (Bass.)、Alexander Sowinski (Dr.)の3人で2011年に結成され、HIPHOPをこよなく愛する彼らは、Tyler, The Creator擁するOdd Futureクルーの楽曲をカバーしし、それが何とTyler自身の耳に届き、実際にジャム・セッションまで実現する事になりました。このYoutube動画は公式動画だけで計220万回の再生回数を記録。また自身のBandcampでもA Tribe Called QuestやWaka Flocka Flameなどの楽曲を独自の解釈でカヴァーしたアルバム「BBNG」、そしてKanye WestやMy Bloody Valentine、James Blakeなどをカヴァーした「BBNG2」を立て続けに発表し、一気に彼らの名前を広げる事となります。その後もOdd FutureやFrank Oceanのバック・バンドや、Earl SweatshirtやDanny Brownの楽曲プロデュース、MF Doom作品への参加や、Wu-tan ClanのRZAやGhostface Killah、さらにファンク界の生レジェンドBooty Collinsともコラボを果たし躍進を遂げます。今年に入ってからはかねてからのサポート・メンバーだったLeland Whitty (Sax.)が正式に加入し、つい先日には最新アルバム「Ⅳ」をリリース。そこでもThe Internetなどのプロデューサーも務めるKaytranadaなどが参加しジャズという枠に縛られない意欲的なサウンドを展開してくれています。ここでは彼らがLAの超人気パーティー「Low End Theory」に出演した際の熱狂のパフォーマンスをご覧頂きましょう。ちなみに今年のサマソニで彼らは来日するので、このヒリヒリするよな即効演奏でのパフォーマンスをチェックできる人はぜひ！<autobr /><autobr /><strong>BADBADNOTGOOD x Low End Theory</strong><autobr /><center><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" width="600" height="338" src="https://www.youtube.com/embed/CsDOYKaYsSU" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></center><autobr /><autobr /><strong><big>・GoGo Penguin</big></strong><autobr /><autobr />続いて紹介するのはUKはマンチェスター出身で、メンバー全員まだ20代のピアノ・トリオ「GoGo Penguin」。ジャズだけでなく、テクノやエレクトロニカ、ドラムンベースなどのダンス・ミュージックにも影響を受けている彼らの2枚目のアルバムとなる2014年の作品「v2.0」は、BlurのDamon Albernのソロ・アルバム等と共にイギリスの音楽賞「マーキュリー・プライズ」にノミネートされて一気に注目を集めます。そしてその作品を気に入ったブルーノート・レーベルの社長ドン・ウォズ自らの交渉により契約成立。まさに今をときめくバンドの一つで、今年の4月にも来日を果たし、ここ日本でも人気急上昇中。美しいピアノの旋律が印象的ですが、時折聴かせてくれるトリッキーな演奏がカッコ良くて癖になりそうです。<autobr /><autobr /><strong>Gogo Penguin: Live at Jazz Sous les Pommiers 2015</strong><autobr /><center><iframe loading="lazy" width="600" height="338" src="https://www.youtube.com/embed/qXPoQiZzdO0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></center><autobr /><autobr /><strong>GoGo Penguin - Fanfares Live Session</strong><autobr /><center><iframe loading="lazy" width="600" height="338" src="https://www.youtube.com/embed/1oE9CtmSGSE" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></center><autobr /><autobr /><autobr /><strong><big>・Matthew Halsall &amp; The Gondwana Orchestra</big></strong><autobr /><autobr />最後はGilles Petersonの「Worldwide Awards 」でベスト・ジャズ・アルバムに選出されたUKのトランペッター、Matthew Halsallです。他にもジャズ・シンガーJamie Culumも絶賛し、60年代のモーダルでスピリチュアルな美しいヨーロピアン・ジャズを彷彿とさせるサウンドは作品を発表するごとにファンを増やし続けています。新作「Into Forever」ではストリングスやフルート等も織り交ぜ、よりオリエンタルな要素を強めた世界観が素晴らしい傑作になっており、蒸し暑い夏の夜に聴くと涼しさを与えてくれる事間違いなしです。<autobr /><autobr /><strong>Matthew Halsall &amp; The Gondwana Orchestra Worldwide Awards 2016</strong><autobr /><center><iframe loading="lazy" width="600" height="338" src="https://www.youtube.com/embed/0ZaJO0PGeAg" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></center><autobr /><autobr /><autobr />以上、オススメの新世代ジャズ・アーティスト3組を紹介しましたがいかがでしたか？時に流麗なメロディで癒され、時にヒリヒリするようなクールな演奏でスリルを味わい、ジャズといってもいろいろな面白い聴き方があると思います。もしあなたがこの記事でこういったサウンドが気になったのなら、僕がwardaa君とやっている「WASABEAT NO BIAS」という番組で今週「<a href="http://block.fm/program/no_bias/archive/new.html" target="_blank" rel="noopener">新世代オルタナ・ジャズ Mix by TJO</a>」特集をやったので、ぜひアーカイヴでチェックしてみてください。他にも興味深いアーティストと出会えるかもしれませんよ。<autobr /><autobr /><strong>【この記事に関連するおすすめはこちら】</strong><autobr /><iframe src="https://widgets.itunes.apple.com/widget.html?c=jp&brc=FFFFFF&blc=FFFFFF&trc=FFFFFF&tlc=FFFFFF&d=&t=&m=music&e=album&w=250&h=300&ids=1115094574&wt=discovery&partnerId=&affiliate_id=&at=11lRqF&ct=" frameborder=0 style="overflow-x:hidden;overflow-y:hidden;width:250px;height: 300px;border:0px"></iframe></div></p>


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この夏聴きたいTJOオススメ新世代ジャズ3選

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