フレッシャーズに捧ぐ！今聴くべきサブジャンル3つ。ていうかサブジャンルって何よ？ by TJO

<p><strong>Written  by  TJO (Takeru John Otoguro)</strong><autobr /><autobr />4月は出会いの季節。今年の春から新入生、新社会人などいろいろな新しい環境に進んだ人も多いと思います。今月のコラムはそんなフレッシャーズの皆さんに音楽でも新しい出会いをしてもらう強化月間にしたいと思います。そこで今回は今聴いておいた方が良いサブジャンルを紹介しましょう。ていうかサブジャンルって何よ？って人もいますよね？説明すると、ダンスミュージックの中にEDMやHOUSE、HIPHOPなどいろいろなジャンルがありますが、その一ジャンルの中にもさらに細かく枝分かれしたジャンルやトレンドがあり、それを「サブジャンル」と呼んでいます。例えばEDMならアッパーなMelbourne Bounceやハウスを通過したFuture House、HIPHOPと融合したTrapなどBPMも多種多様にいろいろなものが存在します。<autobr /><autobr /><strong>1. POWER HOUSE (EDM)</strong><autobr /><autobr />EDMの中の最新トレンドとして、去年から流行しているのがこのPOWER HOUSEです。Future Houseムーブメントの進化系として出現し、特徴としてはDubstepの攻撃的なベースラインを四つ打ちに落とし込んだようなサウンドで、主にJauz、JOYRYDE、JVST SAY YESといったアーティストや、Dubstepシーンの雄 DatsikのユニットであるEpwhurdなどがそのシーンを担っています。最近のEDMシーンで活躍する大物達の多くもこの手法を取り入れていて、今一番ホットなサウンドになっています。<autobr /><autobr />Jauz x Ephwurd- Rock The Party<autobr /><center><iframe loading="lazy" width="100%" height="166" scrolling="no" frameborder="no" src="https://w.soundcloud.com/player/?url=https%3A//api.soundcloud.com/tracks/215165843&amp;color=ff5500&amp;auto_play=false&amp;hide_related=false&amp;show_comments=true&amp;show_user=true&amp;show_reposts=false"></iframe></center><autobr /><autobr /><autobr /><strong>2. BASS HOUSE (HOUSE)</strong><autobr /><autobr />次に紹介するのはこちらです。音としては先に挙げたPOWER HOUSEと同じで、これらをまとめてBASS HOUSEと呼ぶ人も多いのですが、個人的な意見として分けたいなと。僕なりのニュアンスではこちらはよりハウスやテクノ寄りにフォーマット化されたサウンドで、ディープハウスやテックハウスのプリミティブなグルーヴの中でベースラインの低音が強調されたサウンドが特徴です。代表的なアーティストとしてはメロディアスが好きな人ならNora En PureやEDXがオススメ。よりグルーヴを楽しみたいならLow Steppa、Shiba Sanなど、数えるとキリがないのですが、Spinnin’ RecordsのDeep House部門のSpinnin’ DeepやMark Knight率いるToolroom、さらにこういったグルーヴィーな音に特化したSimma Blackなどレーベル単位で面白いリリースをしているものも多いのでこういったところで新しい才能に出会うのもオススメです。<autobr /><autobr />Low Steppa - Tales From The Loft EP (Preview)<autobr /><center><iframe loading="lazy" width="100%" height="166" scrolling="no" frameborder="no" src="https://w.soundcloud.com/player/?url=https%3A//api.soundcloud.com/tracks/244901592&amp;color=ff5500&amp;auto_play=false&amp;hide_related=false&amp;show_comments=true&amp;show_user=true&amp;show_reposts=false"></iframe></center><autobr /><autobr /><autobr /><strong>3. NU DISCO (DISCO)</strong><autobr /><autobr />最後はここ数年で完璧に復権を果たしたディスコから。数年前までは「NU DISCO」というと1970〜80年代に流行したイタリアのディスコ「イタロ・ディスコ」を現在的に解釈したムーブメントで、主にTodd TerjeやLindstrømなどの北欧やヨーロッパのアーティストが牽引していましたが、その意味合いも変わって来て(ややこしくてすみません。)、ここ最近ではインディーロックやエレクトロを通過しアップデートされたサウンドを指すことが多くなりました。代表格はChromeo、Breakbot、The Knocksなど往年のディスコ感や歌心に溢れたサウンドが特徴です。中でもBreakboは最新アルバムをリリースし、今年のGWにも来日予定でますますその支持を獲得しています。<autobr /><autobr />Breakbot - Back For More<autobr /><center><iframe loading="lazy" width="100%" height="166" scrolling="no" frameborder="no" src="https://w.soundcloud.com/player/?url=https%3A//api.soundcloud.com/tracks/224474792&amp;color=ff5500&amp;auto_play=false&amp;hide_related=false&amp;show_comments=true&amp;show_user=true&amp;show_reposts=false"></iframe></center><autobr /><autobr />いかがでしたでしょうか？人によって言葉の解釈などニュアンスはそれぞれですが、どれも今押さえておいて損のないサウンドばかり。今月は今後もこういった新しい音楽に出会える刺激的な記事を書いていきますのでぜひチェックしてみてください。</p>


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