『ザ・スーサイド・スクワッド』の楽しみ方(ネタバレ無し)

前作を観ていなくてもOK?見どころは?ジェームズ・ガン監督による注目作『ザ・スーサイド・スクワッド』を☆Taku Takahashiがレビュー。
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2021.08.13 02:00

Written by ☆Taku Takahashi


タイトルに込められた意味


前作は『スーサイド・スクワッド』、そして今作は『ザ・スーサイド・スクワッド』というタイトル。まずは英語の「The」の意味について話します。「ザ」って日本語には無い概念だからわかりづらいですよね。


難しい説明は置いといて、この「ザ」は「これこそが」「本家」という使われ方をされるんです。もちろん作品タイトルとかには大概、頭に「ザ」が付いたりもするんですが、僕の解釈は監督のジェームズ・ガンが「これこそが『スースク』のあるべき形だ」ってメッセージを込めているように感じます。そして、今までの監督には申し訳無いんですが、ガン監督がそれをやってのけちゃってます。


前作を観てないとダメ?


観てなくても楽しめると思います。今回もハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)を筆頭に数名前作からのキャラが出てきますが、ほとんどが新キャラ。前半の部分で新キャラの説明を入れてくれたり、台詞でこの人はどんなキャラなのか、たっぷりのユーモアとジェームズ・ガン節のグルーヴでテンポ良く紹介してくれます。ただ、前情報としてハーレイ・クインとジョーカーが別れてしまったことを知っておくと彼女の言動の意味がもっとわかるはず。


子供を連れてっていい?


日本では「R15+」指定で、15歳未満の子供は観ちゃダメだと言われてます。悪い言葉を必要以上に言いまくります。性的描写もあります。敵とみなした相手は容赦なく殺します。血や内臓などグロいのに慣れてない人は最初引いちゃうかも。ただ、このグロさにもちゃんと芸術的な映像美の要素を取り入れていて、アーティスティックなものが好きな人には絶対面白いと思います。


どんな人にオススメ?


ウィットなユーモアやアーティスティックな映像美が好きな人はすごく楽しめるはず。ホコリっぽい映像の質感や色合いとかはクエンティン・タランティーノっぽさを感じさせられたり、それぞれのキャラのやり取りは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』チームのやり取りをクセ強くした感じ。あえて安っぽく見せたり、さりげないところで豪華にしたり、コントラストを出すのがすごくうまい。ちなみに後半は特撮要素も入ってます。


『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』好きとしての楽しみ方


監督がジェームズ・ガンと聞いて喜んだほとんどの人が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』好きのはず。僕もまさにそこで。舞台が宇宙から地球(しかも南米の熱帯地域)とトンマナの違いはありつつ、キャスティングやカメオ出演で『ガーディアンズ』メンバーが複数登場しています。


まずはヨンドゥ役のマイケル・ルーカーが初っ端から登場します。あと、ヨンドゥの忠実な部下のクラグリン役のショーン・ガン(監督の弟)がウィーゼル(イタチ)のモーションキャプチャで参加しています。さらに『ガーディアンズ2』にも登場したシルヴェスター・スタローンがサメの王ナナウエを演じてます。これがまた、かなりのハマり役。


カメオ出演としては、先程述べたショーンが出てきたりマンティス役のポム・クレメンティエフが出てきたのは気づきました。探す楽しみをスポイルしたくないので、どのシーンで出てきたかは伏せておきます。まだまだ見逃してるものが多いんで、他にカメオがいたら僕のTwitterで教えてください。


他にも話したいことはたくさんあるんですが、スポイルしちゃうのも嫌なんでやめときます。変に期待値のハードルを上げすぎたくないですし。と言いつつ、期待を裏切らない面白さだと太鼓判を押します。この映画は映像美やウィットなジョークが多いんで、僕にとって何度も観たくなる映画。こんなご時世だからこそ、発散できるこの映画をオススメします。



公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/thesuicidesquad/


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