実在する武器も多数! いくつ知ってる? 映画『マトリックス』に登場する銃器の解説

『マトリックス』に登場する銃器の数々
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2019.01.03 05:30

『マトリックス』に登場する銃器の数々


映画史に残る名作SF映画『マトリックス(The Matrix)』。見たことはなくとも銃弾をかわす名シーンは誰でも知っていることだろう。独創的な世界観の中でキアヌ・リーブス(Keanu Reeves)演じるネオ達が戦いを繰り広げるのだ。今回はそんな『マトリックス』に登場する名脇役、銃器の数々を解説していこう。


ベレッタM92SF


最初に解説するのはベレッタM92SF(Beretta modello 92)。イタリア製の9mm弾を使用する自動拳銃だ。映画内ではネオによって二挺拳銃で使用される。この拳銃は現実世界においてもアメリカ軍に正式採用されているものであり、『マトリックス』以外でも映画、ドラマ、ゲーム等様々なメディア作品に登場してくる。特徴としては拳銃の上部が切り開かれており、一目見て分かる独特な形状をしている。この形状は作動不良を起こし辛くするといった実用的な目的の他にも、デザインとして美しさを感じさせるものである。さすがはイタリア製といったところか。


その人気もあって日本においても非常にたくさんの種類のモデルガンやエアガンが販売されている。マトリックスをみて興味を引かれたら購入も検討してみてはいかがだろうか。




CZE Vz61スコーピオン


続いて解説する銃器はCZE Vz61スコーピオン(SCORPION)。こちらは拳銃ではなく短機関銃というカテゴリーに分類される。機関銃というだけあって引き金を引きっぱなしにすれば弾が連射される銃だ。この銃もマトリックスの映画内ではネオによって二挺持ちで使用される。二挺で連射し、銃から薬莢がバラバラとこぼれる様は実に爽快なシーンだ。


この銃は1961年にチェコスロバキアで開発されたもの。スコーピオン、つまりサソリという名前の由来を解説すると、この銃に付いているストック(撃つ際に肩につけて使う部品)の形状がサソリの尾に似ていることから付けられたようだ。その性能に恥じない、恐ろしくもカッコイイ名前である。コンパクトにできている為、ライフル等の大きな銃を持てない戦車乗りやパイロット用に開発されたようだ。この銃も比較的多くのメディア作品に登場している為、映画やドラマを見る際は探してみてほしい。


IMI デザートイーグル


次に解説する銃はIMI デザートイーグル(Desert Eagle)である。この銃は『マトリックス』ではネオ達の敵であるエージェント・スミスが使用する。この銃はアメリカのマグナムリサーチ社という銃器会社によって開発されたものであり、その特徴はなんといってもその威力である。様々なバリエーションがあるが、なんと自動拳銃としては最大のエネルギーを持った銃弾を発射できるのだ。その威力たるや物によっては防弾ベストを貫通できるそうである。狙われる側としてはたまったものではない。


『マトリックス』の映画内においても、ダークスーツとサングラスで身をかためたエージェント・スミスがこの銃を撃つ姿は非常に印象に残る。実際の世界においてはその反動の強さや銃本体の重さ・大きさといった理由から操作がし辛いという声もある銃のようだが、メディア作品においてはその見栄えの良さから主にマッチョなヒーローによって使用される。実に映画向きな銃だと言えよう。




グロック18


最後に解説する銃はグロック18(GLOCK18)。映画内においてはネオの仲間であるモーフィアスという人物が使用する。自動拳銃に分類される銃でありながら、機関銃と同じように引き金を引き続けるだけで連射可能なことが特徴だ。映画内でも実際に素晴らしい連射を見せてくれる。そしてこの銃にはもうひとつ大きな特徴がある。ポリマーフレームと呼ばれるプラスチックで出来ているのだ。もちろんプラスチックと言っても簡単に曲がったり折れたりはしない素材なのでご安心を。


開発はオーストリアでされ、銃器といえば金属で出来ているものがほとんどであった中、この銃は実に革新的なものであったと言えよう。プラスチックの為、軽いという利点もあるようだ。その革新的な理由から、金属探知機に引っかからないというデマも流れるほどであったという。銃器の歴史を変えた名銃だと言えるだろう。



written by  編集部


photo: facebook


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