Teslaが世界初の車載DAWを発表!

500万~の走る音楽スタジオ登場。高級電気自動車がDAWを搭載した理由は?
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2020.01.09 03:00

ジョブス亡き後のテクノロジー界のカリスマといえば米Teslaのイーロン・マスクでほとんどの人が異論ないのでは!?先日もCybertruck(めちゃかっこいい)の窓ガラスの剛性を証明するデモで、割れないはずの窓ガラスを割ってしまったり(それが話題になって予約殺到)するなど、とにかく成功も失敗も含め話題が尽きない。そんな彼の率いる高級電気自動車メーカーTeslaがまたも斜め上の上を行く発表。なんとTesla車内のダッシュボードタブレットに音楽制作ができるDAWソフト『TRAX v0.1』を搭載してしまったという。

 

Tesla独自のDAW


TRAX v0.1はありモノのDAWをインストールとかでなく、完全にゼロから開発されたオリジナルのDAWとなっている。Teslaユーザーがすでにいくつかの実演動画をアップしているので、まずはこちらをご覧あれ。




TeslaのダッシュボードのOSはUbuntuということなので、もちろん技術的には作れるわけだが、しかしすごい悪ふざけ精神。


下手なiOSアプリの作曲ソフトより本格的!?


iOSのフリー音楽制作アプリのような、ループを重ねるだけのオモチャ仕様かと思いきや、TRAX v0.1はかなりオーソドックスでしっかりと作られたDAW。左から右へスクロールし、縦に音を重ねていく、いわゆるCubaseやLogicなどの正統派DAWスタイルだ。ドラム、シンセ、ピアノなどなど一通りの楽器が利用でき、画面上のキーボードで打ち込みができる。


v0.1ということでまだベータ的な立ち位置か


ユーザーのツィートなどではレイテンシーがあるといった報告もあり、まだバージョン1にもなっていないことから、ベータ的なリリースであると想定される。にも関わらずユーザーの反応は概ね好意的だ。音楽を作らないユーザーからも「今回のアップデートで一番いい機能」と言った反応があったり、「レイテンシーがなくなりクオンタイズがつくならもうLogicを消しちゃうよ」といった書き込みまであった。



狙いはModel 3のオーディオ性能の広告のためか


とは言っても流石に「渋滞にハマったからちょっとビート作るわ」というビートメイカーもいない・・いやちょっといる気もするけど、そこまでニーズのなさそうな機能。天才イーロン・マスクの意図は読めないが、おそらくはオーディオ機能の高さを宣伝するためではないだろうか。Model 3のプレミアムオーディオ搭載モデルでは、スピーカーとして独立したウーファーとツィーターを合計14個、サブウーファー1つにアンプは2つと、下手な家のサウンドシステムより豪華なサウンド環境となっている。そこにDAWがあれば最高時速261km/h、3.4秒で時速100km/hまで加速する音楽スタジオの誕生というわけだ。実際に多くのユーザーがSNSで話題にしており、下手なテレビCMよりよっぽど話題性があり時代に適したマーケティングとも考えられる。

しかし個人的には天才イーロン・マスクに本気でDAW開発に着手してもらい、とんでもないDAWに成長してほしい・・。


Tesla Model 3のお値段は約500万円から。Mac Proのお見積もり遊び500万超えに慣れてきた我々としては、車もついて500万ならなんかイケる気もしてきた?とりあえずこちらからカスタムしてみよう。


written by Yui Tamura


source:

https://electrek.co/2019/12/23/tesla-massive-new-update-text-message-reading-autopilot/

photo:

https://www.tesla.com/





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