「フューチャーハウス」という曲のジャンルを見出したTchami

牧師姿がトレードマーク!?フューチャハウスの生みの親、Tchamiに迫る
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2018.05.10 10:15


気品あるピアノとガツンとくるベースが混在する「Tchami」の曲




Tchamiは本名をマーティン・ジョセフ・レオナルド・ブレッソといい、このTchamiというステージネームはアフリカへ旅行に出かけた時に現地民によって名づけられたそうだ。彼は現在話題になっている曲のジャンル「フューチャーハウス」の生みの親と言われている。そんなTchamiの魅力に迫る。



フューチャーハウスとは?


Tchamiが新たな曲のジャンルとして生み出したと言われているのが「フューチャーハウス」である。2014年に特に流行したEDMジャンルだ。EDMとはエレクトロニック・ダンス・ミュージックの頭文字をとったもので、Tchamiが音楽サイトに投稿する際に「Future House」というタグ付けをしていた事から知られるようになった。本人はほんの冗談のつもりでやった事だったそうだが、彼の曲に影響を受けていた人々の間では大きな衝撃が走ったのである。曲のジャンルとしてエレクトロ・ハウスという派手系のものとディープハウスという暗めのものがあるが、フューチャーハウスはその2つのジャンルのちょうど中間のような音楽で、明るい部分もあれば暗めの部分もあるのだ。現在もフューチャーハウスの人気は非常に高いものであり、クラブなどでもよくかけられている。



正体不明のDJ「Malaa」とTchami


Tchamiが曲でコラボしているDJにはMalaaという人物がいる。2017年9月に2人がコラボした「Summer 99」という曲が話題を呼んだ。実はこのDJ「Malaa」の正体はTchamiなのではないかという噂があるのだ。Malaaはいつでも黒のマスクで顔を覆っており、その素顔を見たファンはいない。しかしこの2人はどちらもフランス人であり、MalaaはTchamiのレーベル「CONFESSION」に所属している事からTchamiがMalaaとして密かに活動しているのでは?と言われるようになったのである。このコラボ曲や問題の2人が向かい合って立っている写真を掲載しているという事で、Malaaの正体はTchamiではないと言うファンも出始めてはいるものの、コラボ曲や写真が2人は別人だと立証する証拠にはならないとして今後の動向を待ちたいという人がとても多い。ちなみに、2017年にMalaaがリリースした「Belleville」という曲はフリーダウンロードとなっており、ファンにはとても喜ばれている。


Malaa - Belleville



牧師スタイルがトレードマーク


Tchamiの外見的な特徴としてあげられる事には立派に蓄えた顎のひげ、そしてシンプルでまるで牧師のようなシャツとパンツスタイルがある。また、手を合わせるようなポーズもよくしている姿が見かけられている。Tchamiは見た目がそうであるだけではなく、DJや音楽プロデューサーになる前には実際に牧師として日々を祈りに捧げていたのだ。牧師からDJに転身した人はそう多くはないだろう。そういった意味でも彼は注目を浴びる存在なのだ。Tchamiはかつて牧師として人々を癒そうとしていた事と、現在音楽の曲によって人々を癒すという事は共通していると考えているとコメントしている。彼のMVには映像やアートワークとして聖母マリアや教会などを思い起こさせるようなものが出てくる事が多いのだが、それも彼のそういった思いから来ている。またTchamiはそれらをセットする前には必ず2時間も瞑想をして、集中力を高めているのである




Tchamiは2015年に自分のレーベルである「confession」を設立しているのだが、その後はDJ SnakeやMercer、Malaaなどと共に4人でチーム「Pardon My French」を作り、精力的に活動している。2018年の4月21日には再来日し、東京で開催されるイベントに出演予定だ。昨年来日した際に見せた彼の圧倒的なプレイをもう一度楽しみたいとたくさんのファンが待ち望んでいる。



Photo: https://www.facebook.com/iamTchami/

Written by 編集部



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