ついに最強の3タッグが実現、Supreme×UNDERCOVER×Public Enemyが情報解禁

ストリートを代表する3タイトルが豪華共演。記念碑的アルバムジャケットをモチーフにした見逃せないコラボレーション。ルックと発売情報が明らかに。
SHARE
2018.03.15 03:00

ストリートファッションの域を越え、世界のファッションシーンを牽引する二大ブランドと、レジェンドオブヒップホップが豪華共演を果たす。アルマゲドン級のコラボレーションの日本国内リリースは2018年3月17日(土)。怒涛の争奪戦になることは必至だ。さて、感度の高いストリートヘッズはこのニュースタイトルを至るところでチェックしているはず。運良くゲットした(としよう)キミ。SupremeとUNDERCOVERについてはバッチリ知っているかもしれないが、友達から「ところで、このPublic Enemy(パブリック・エネミー)ってどこのブランド? 」なんて予想外の質問をされたときのために予習しておかないか? 




1990年リリース『FEAR OF A BLACK PLANET』のアートワークを大胆に落とし込んだコレクション


筆者はこの記事を書くにあたりまず、埃をかぶった箱からCDを引っ張り出すこともなく、Google homeに向けて「OK,Google.パブリック・エネミーをかけて」と依頼した。するとGoogle homeは「Hell yeah!! 」なんて気の利いた返事をするわけもなく、淡々と音を流し始めた。しかし、そこから流れてきた音は紛れもない“ヒップホップ”だ。当時から前衛的と評された彼らの音は今聴いても何ら遜色はない。怒りとパワーに満ち溢れている。






パブリック・エネミーは1986年ニューヨークのロングアイランド出身のヒップホップグループだ。フリースタイルを耳にしたDef Jam Records(デフ・ジャム・レコーズ)創始者Rick Rubin(リック・ルービン)に見出されたChuck D(チャック・D)を中心に、実験的なサウンドと強い政治的なメッセージ性を強く含んだリリックでたちまち人気を獲得する。本コレクションで採用されたのは彼らの3枚目のスタジオアルバムだ。発売から15年後の2005年、アメリカ国会図書館に重要保存録音物として永久収蔵されることとなる。20トラックにも及ぶ壮大な叙事詩にはパブリック・エネミーのアンセム「Fight the Power(ファイト・ザ・パワー)」が含まれる。もっともパブリック・エネミーを象徴する楽曲として名高い。リアルタイムでなくともその曲を耳にしたことがある人は多いのではないか。この楽曲は白人主義とニュースメディアに対する強力な批判が込められ、黒人社会の団結を呼びかけているのだ。25年以上経った今でも、この『FEAR OF A BLACK PLANET』は色あせることなく野心的で破壊的なアルバムであり輝きを放ち続けている。








発売されるコレクション収益の一部はACLUに寄付


本コレクションの収益の一部は寄付される。ACLUとはアメリカ自由人権協会のこと。言論の自由を守ることを目的としたNGO団体で、アメリカではかなり大きな影響力を持っている。この団体の事務局本部があるのはニューヨークだ。地域にしっかりと還元することも忘れないのが素晴らしい。この団体は明確な支持政党はなく、言論の自由を守るというスタンスを徹底的に貫く。単にリベラルな人々を支持するのではなくその本質を問う中立な団体として存在している。




3つのブランドに共通するもの。そのメッセージを身に纏う


各アイテムに添えられた“THR COUNTERATTACK ON WORLD SUPREMACY(世界覇権主義への反撃)”の一説のもとに、パブリック・エネミーのアナーキズム、Supremeのストリートマインド、UNDERCOVERのパンク精神が結びついた。共通して、彼らは自らの創造物を通しメッセージを投げかけ続けている。人種やジャンルを越えたコレクションは1991年、親交のあったハードロックバンドAnthrax(アンスラックス)との競演で、ハードロックとヒップホップを見事に融合させたパブリック・エネミーへのメタファーともいえる。発売されるのはダウンジャケットやコート、Tシャツ、開襟シャツ、スウェット、Dr.Martens(ドクターマーチン)の3ホールシューズ、アクセサリーまで豊富にラインナップ。どれもコーディネイトに取り入れれば主役級の存在感を発揮するアイテムばかりだ。可能ならばメンバーのFlavor Flav(フレイヴァー・フレイヴ)のように時計を首からぶら下げることも忘れずに(ファッションとしてイケてるか否かは別として、そのスタイルは紛れもなく本物だ)。Don't Bilieve The Hype.人が何を言おうと自らのスタイルを貫くことが肝要である。偉大なる先人はかく語りき。




NIKEの新商品NIKE REACTとのコラボレーションモデルも登場したUNDERCOVER AW18パリランウェイコレクションについてはこちらの記事を参照のこと。これで週末に向けての知識武装はばっちりだ。あとはアイテムをゲットするだけ! ヘッズ諸君の健闘を祈る!! 


参考:http://www.supremenewyork.com/news


Written by TOMYMOCHIZUKI

Photo:Supreme




SHARE