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dooooとBIM「閻魔 feat. 鎮座DOPENESS & BIM」を語る
dooooの最新アルバム『COLORFUL』から鎮座DOPENESSをフィーチャーした楽曲についてトーク。
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dooooさんとBIMさんがblock. fm『SUMMITimes R』の中でアルバム『COLORFUL』から鎮座DOPENESSさんをフィーチャーした楽曲「閻魔」について話していました。
アーカイブはこちらから。
平林:でも、そのフッドのノリってやっぱりすごい大事じゃないですか。音楽に。
doooo:本当にそう。
平林:なんていうの? 反映されるし、プラスそこに、リリックに嘘が嘘がなくなるっていうか。だからプロデューサーアルバムってやっぱりそこがあんまり出しにくいのかなって思うんですよ、今、いろんな人が出してますけど。
BIM:たしかに。密着度で。
平林:そうそう。なんかノリがさ、やっぱりその時のスペシャル感はあるけど。なんていうか、地に足ついてる感じみたいな。地元に根付いてる感じのヒップホップの良さっていうのをプロデューサーアルバムで出すのってなかなか難しいと思うんですよね。同じクルーの人が参加してても、なんかどっかよそよそしくなっちゃったりとかして。だからなんかそれが、特にさっき言った「All I Want (feat. in-d)」とか、BIMの今回の「閻魔」のノリとかは結構、なんか割とノリで作ってる良さ……dooooくんのアルバムだからできること、みたいな。たぶんBIMのアルバムだったら入れないかもしれないっていうか。それは作れないけど、dooooくんのアルバムだから作れたみたいな。
doooo:ありがとうございます。
BIM:「閻魔」とか、すごかったっすね。あのスピードは。
doooo:本当、なんかもう言うと本当に……最初、なんかとりあえず鎮さんと連絡取り合って。「こういう感じのビートで、こういう曲で……」みたいなのを話してて。で、そういうやり取りあった時に、たまたま……あれはHeiyuuの家かな?
BIM:Heiyuuん家。
doooo:そこで飲んでて。で、ちょうど鎮さんからバースが返ってきて。で、なんか俺がなんとなくこうやって聞いてて。それで「ちょっとこれ、今度鎮さんとやるわ」みたいに言ったらBIMが速攻でラップを6時間ぐらい?
BIM:あの時って3時ぐらいでしょう? 昼にはもう俺、バース録って送ってた。
doooo:そうそう。昼には来てた。
平林:そうそう。その瞬間に聞いて。元々、だからその鎮さんのだけっていうのに乗せるみたいなところは聞いてたから。それでどんな感じに返ってくるのかなと思ったらね、なんかあんな……。
doooo:そうそう。しかも、変えてないよね。なんかその、掛け合いとかは足したりはしたけども。
BIM:最初のテイクですよね。あれ。
doooo:あれ、すごいよね。
BIM:あれ、超早かったっす。
doooo:ちなみにそういうのって他にもあるの?
BIM:今回のアルバム、俺ので言ったら「Inner Down」とかはフリースタイルで録った1テイク目ですね。あれは。
平林:そう。だからなんか、それだけの時にできるホヤホヤ感みたいな。ずっとなんか、ブランニュー感みたいな。最終的にしかもそれがさ、アルバムを発表した後、秋にできて。追加曲として収録されるっていうことになったから、なんかいいよね。結構前の話だけど、THE OTOGIBANASHI'Sのさ、「大脱出」もそんな感じだったじゃん? アルバムの空気に合うかどうか、みたいなところよりも、もうなんかみんなノリでやって。最終的にはなんか、アルバムの中でも結構象徴するような曲になるみたいな。なんか、そういうことって結構起こるから。なんか、俺も結構さ、コンセプトとか大事にして。「こういうアルバムにしたい」みたいなの、あるけど。それよりも、そういう時にノリでできたやつをパッて入れたら、なんか最終的にそういうスパイスじゃなくても、一番の代表曲になったみたいなことってあるよね。すごいね。
doooo:本当、俺さ、その作り方みたいなのもせっかく……自分の好きなのを全部、なるべくやりたいから。そういうさ、ノリで作った曲みたいなのをやりたいと元々思っていたんだけども。なんかムズくて。そのクルーのみんなはもちろんいるけど。自分の名義でそのアルバムに入れる曲ってなった時に、なんつーんだろう? ばっしりハマるのって、たとえばCDSのみんなでやるとかよりも、他の人が入ったりした方が面白いかなとは思っていたりしたんだけども。なんかそれが意図せずにできちゃったというか。それも、偶然そういう風にできたっていうのも俺の中ではクソブチ上がったし。
BIM:めっちゃたまたまだもん。本当、たまたまですよ。
doooo:マジでたまたまだもんね。
平林:たぶんね、俺……dooooくんもそうで。たぶん、すごい「こういう風にしたい!」ってなったら、もうめっちゃそういう風にしたいっていう人じゃないですか。
doooo:あ、そう。そうです。
平林:そうじゃない? 結構、BIMもさ。dooooくんってめっちゃ頑固じゃん?
BIM:頑固、頑固。
平林:そこに隙間が入りめなさそうなところにできたこと。そこに隙間ができるほど「ああ、これを一緒にやってもらいたい。これ、一緒にやったらこうなるかもしれない」ってなったのがすごいよかったね。なんかね。
doooo:本当、そうだわ。マジ、ありがとうございます。
BIM:でも、俺がブチ上がったのはバースを録って。バースの最後の方にちょっと、ちょいメロっていったらあれだけども。ちょっと、ラップじゃない部分があって。そこに鎮さんがかぶせてきてくれたの、めちゃくちゃ上がったっす。
平林:そうだよね。なんか、鎮さんとBIMのエピソードで言うと、なんか……結構前にWALL&WALLでライブしたことがあって。その時に、鎮さんも出てたんすよ。DJで。
BIM:表参道のクラブね。
平林:そうそう。表参道のWALL&WALLっていうところでBIMがライブで。あれ、結構前だよね。
BIM:だってWALL&WALL、もう名前違うっすよね?
平林:いや、WALL&WALLになってからだよ。2017とか18ぐらい。で、BIMが出ていたんだけども。その時に「6 Words Holiday」をかけていて。鎮さん、「6 Words Holiday」が超好きらしくて。
平林:で、あの人ってさ、まあ鎮さんの話をしちゃうけど。めちゃめちゃ日本語ラップの歌詞をすっごい覚えてるんだよ。しかも、昔から現在に至るまでの。で、その中から、えりすぐりの曲の中から「6 Words Holiday」をかけてて。歌ってたよね。
BIM:サビ、めっちゃ歌ってくれてて。めっちゃ嬉しかった。「どーこかに♪」って。
平林:そうそう。そこにフィーチャリングっていうか、急遽サイドキックしたりとかしてて。あれ、結構初セッションぐらいの感じだったよね? 前にあったっけ? フリースタイルしたっけ?
BIM:ええとね、2.5Dでしてるんですよね。俺、まだハタチとかの時とかに。だから俺、普通にがっつりUMBで鎮さんがゴリゴリの時とか……。
平林:今もだけどね(笑)。
BIM:そう。でも俺らがめっちゃUMBを見てた時。その時の鎮さんとかを知ってるから。鎮さんの横でフリースタイルなんて、まあできないって思ったけど。すげえ酔っ払って行っちゃったの。そしたら鎮さんが「BIM、できるねえ!」みたいに言ってくれて嬉しかったよ。すげえ覚えてる、俺。
doooo:嬉しいよね。
BIM:10年近く前ですけど。
doooo:なんか鎮さんって、そういう存在だよね。なんなんだろう? ゴッド的な。
平林:そうだね。だからずっと現役だし。かっこいいよね。
BIM:だってビートがなくてもラップかっこいいんだもん。
doooo:そうそう。ねえ。本当にそうだよね。
BIM:すいません。dooooくんの回なのに鎮さんの話になっちゃって。
平林:いやいや、でもやっぱりそこ、今回ね、dooooくんも初めてだよね。一緒にやったのね。
doooo:そう。初めて。めっちゃ。なんかいろいろ、クラブとかでは会ったりしてたんだけど。それこそ、なんかまたセッションの話になるけども。ユニットかなんかのイベントで、なんか俺がDJやって。で、その時にMPCを横に置いてやってて。それで、「せっかくだからやろう」みたいな感じになって。で、なんか俺が叩いて、鎮さんがフリースタイルみたいなのがあって。それが一発目で。なんか、俺は「曲やりたい」って思ったのはその時かも。
BIM:ああ、「合うかもしれないな」みたいな。
doooo:そう。もう恐縮ですけども……みたいな。めちゃくちゃやってほしいなって思って。で、渋谷の翠月で鎮さんに会った時に「一緒にやりたいです」って言って。
平林:ああ、もう告白スタイルだったんだ。
doooo:そう。めっちゃ告白スタイルで。
平林:本当? 最初はでも、難色を示されて?
doooo:そう。「そう」って言ったらあれだけども(笑)。たぶん忙しくて。
平林:あ、本当にそうだったんかい(笑)。
doooo:で、ちょっとしばらく経ったら「あれ、実は書いているんだよね」みたいに言ってくれて。っていうか、その時にレンくんもいたかも?
平林:翠月に?
doooo:いや、翠月の後にタイムアウトで。それで話した時に。
平林:ああ、いたかも。楽屋でしょう? あれか!
doooo:そうそう。「実は今、書いていて……」「マジっすか!」みたいな。で、その時は正直、アルバムももうほぼ完成しそうだったから……でも絶対やりたいから。アルバムは無理でも他のでって俺は勝手に思ってて。そしたら、その後にマジですぐに来て。それで、そのHeiyuuの家でBIMと飲んでいる時に来て、みたいな。
平林:なるほど。最高ですね。もうすごいね。
BIM:パンパンパーン!って。
doooo:急に「めっちゃヤベえ!」みたいな。
平林:じゃあ、ちょっとこの『COLORFUL』から「閻魔 feat. 鎮座DOPENESS & BIM」を。じゃあ、曲紹介をお願いします。
doooo:初公開です。明後日リリースされるアルバムから「閻魔 feat. 鎮座DOPENESS & BIM」です。どうぞ!
番組情報
「SUMMITimes R」
放送日:毎月第2月曜日 21:00 - 22:00 O.A.
番組URL : https://block.fm/radio/summitimesr
日本のヒップホップレーベル SUMMIT が毎回テーマを変えてお送りする神出鬼没の番組。第2月曜日はSUMMITimesから派生した新番組SUMMITimes Rとしてお届け。司会、進行は今のところSUMMIT平林が担当します。時には新曲やデモなんかもアーティストに懇願してOAさせていただこうと思います。
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