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in-d、最新EP『indoor』と自身が所属するCreativeDrugStoreを語る

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in-dが最新EP『indoor』やCreativeDrugStoreのメンバーについて語る。すでに着手している次回作のコンセプトとは。
2019/06/20 07:00
admin
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in-dがblock.fm『SUMMITimes』にゲスト出演。SUMMIT・増田岳哉さん、平林錬さんらと最新EP『indoor』やCreativeDrugStoreクルー、ライブで感じていること、次回作などについて話していました。

「SUMMITimes」

放送日:毎月第2月曜日 21:00 - 22:00 O.A.

番組URL : https://block.fm/radios/9

増田:レンくんはちなみにどの曲が、この『indoor』の中では特に好きなんですか?

平林:うーん……でもまあ……。

増田:『On My Way』です。

一同:フハハハハハハッ!

平林:いやいや、うーん。なんとも言えないんですけど……うーん。『VIEW』ですね。

増田:うんうん。でも、『VIEW』は言ったら『d/o/s』の……(笑)。

平林:いや、だからそれを言うのを迷ったんですけど(笑)。

in-d:でもまあ、ずっと言ってくれているもんな(笑)。

平林:『VIEW』、すげーいいんすよ。本当に。

in-d:それ、嬉しいな(笑)。

増田:なるほど、なるほど。

平林:そうなんすよ。だから、新しく作った曲ももちろん好きなんですけど、『VIEW』が曲のバランス的にもすごいいいなって。

増田:なんか『VIEW』はJUBEEちゃんのビートじゃないですか。で、『帰路』もJUBEEちゃんのビートで。だから俺の中で「散歩クラシック」って呼んでるんですよ。

in-d:ああ、嬉しい。

増田:歩き……まあ『帰路』は歩くっていうことは言ってないかもしれないけど、まあ『VIEW』は散歩とか、自分なりの視点で物事を見て。歩くことで見えてくるものとかっていうことを言っていたと思うんだけど。で、『帰路』はまた違うとも思うんだけど。歩くの、好きなんですか?

in-d:もうめちゃめちゃ好きっすね。

増田:ああ、やっぱりそう?

in-d:だから結構、『帰路』もいま言ってくれたような内容だけど、『帰路』も割とワード的にはそうだし。『VIEW』もそうだし。『On My Way』も「向かっていく」だから。結構、お散歩系ラッパーっていう感じの(笑)。

増田:お散歩ラッパー(笑)。

in-d:でも、歩くのは超好きっすね。それこそ、リリックとかも歩いて書く方が多いんで。そうっすね。歩きは基本、すごい好きっすね。

増田:なんで……でも、偶然にもJUBEEちゃんのビートが両方っていうのは面白いなって思って。

平林:JUBEEもなんかね、『Walk in the park』とかね、結構そういうのがあったり……。

増田:ああ、たしかに(笑)。

平林:意外とそこがマッチしているのかもしれないなって。まあ、よく一緒にいるのもあると思うんですけどもね。

in-d:たしかに、たしかに。

増田:in-dから見てさ、自分がその所属しているCreativeDrugStore。言ったら7年ぐらいやっているよね?

in-d:7、8年ですかね。

増田:早いですねー!

in-d:そうか。そんなにか。

増田:だってはじめに知り合った時、クリエイティブとかなかったもんね。そうか。そんななるんやもんな。みんなそれぞれ、どんな良さっていうか……「褒めろ」っていうんじゃないけども。なんかこう、どうしてもBIMが目立つじゃないですか。

in-d:そうっすね。で、俺もここ最近はあいつと2人でいる時間とかもちょっと増えていて。いや、みんなの良さを言うのはちょっとあれですけども。

増田:良さっていうのもあれだけど、どういう風なクルーだと思いますか? 自分で。

in-d:でも、この間、VaVaちゃんのライブが大阪であったじゃないですか。で、袖でBIMと見ていて話していたんですけどJUBEEちゃんが最近、あの人は結構ミクスチャーとかが好きで。ハウスっぽい曲もやるし、ミクスチャーっぽい曲も最近作っていて。で、VaVaちゃんはVaVaちゃんの色があって、BIMもやっていて。で、俺もやって。Heiyuuとdooooくんは……。

増田:dooooくんはまた独自のカラーすぎてすごいっすよね(笑)。

in-d:だから意外と……俺らって別に地元が一緒だとか、幼馴染でもないし。

増田:いやいや、高校が一緒じゃないですか。

in-d:まあBIMとHeiyuuはそうですけど。そんなにすごい昔からっていうわけでもないし。好きなものとか作る曲とか好きな服とかもそうっすけど。趣味とかも結構みんなバラバラで。それが結構、良さかはわからないっすけど。でも結構それは思うっすね。他のグループとかはあんまりわかんないっすけど。

増田:そのみんな違うのをつなぎとめているのはなんなんですかね? 自分が思うにはっていうか。

in-d:つながっているのかわかんないっていう感じっすね(笑)。

高橋:仲良くないなー?(笑)。

in-d:いや、仲はいいっすけど。そんなにひとかたまりっていう感じがいまは……昔はもう少し、それこそ物理的にも一緒に住んでいたりもしたんであれでしたけど。いまは割と全然……会っていない人とかは全然会っていないし。

増田:いまはさっきの話じゃないけど、個々の活動が活発ですもんね。dooooくんにしても。Heiyuuちゃんもいろんな人の映像をやっているし。BIMはBIMでいろんなのをやって。VaVaちゃんもあれやから。寂しくなったりはします?

in-d:そんなにはしないかな?(笑)。

増田:まあ、日頃から連絡はね、ずっとあれだろうしね。

in-d:そうっすね。誰かには会うし。

平林:でも、どこかで……ずっと生活で一緒にいたんで。だからいま、ちょっと離れて。この間も「Heiyuuに全然会っていない」みたいなことをふと、言っていて。どこかでそういうのを感じているのかもしれないなって。みんな、たぶんそれぞれにあると思うんですけども。でも、僕はクリエイティブのライブ、すごい好きで。いろいろとあった中で、この間もポップアップショップの時の模様がBSフジで放送されていましたけども。その、いい感じのあんまり見たことがないような一体感っていうのは結構感じられていて。だから、離れていてもそれが表現されるっていうのは結構理想かなって。あんまりみんな、会わなくなったりすると結構気持ちがばらけたりするところもなんとなく、他のグループとかを見ていてもあったので。だからなんか、それはすごいいま、バランスはいいなって思っていましたね。

増田:個人的に自分が思うのは、やっぱりクリエイティブを7年ぐらい見ていて、やっと殺し合いが始まったなって思いましたね。前まではその感じが一切なかったっていうか。「殺し合い」って物騒な意味じゃなくて、スタイルウォーズっていうか。6人いるけど自分こそがかっこいいと思っているんだ!っていうのが前はもうちょっと弱かったのかなって。

in-d:たしかに、その通りだと思いますね。

増田:今年の2月、CreativeDrugStoreのみんなと俺とレンくんで九州ツアーを回らしてもらった時にライブを見させてもらって、6人でステージをやるから。1人はVJで。マイクは4本あって、自分の曲が全部できるわけじゃないからね。いろんな、OTOGIの曲をやったり、それぞれのソロの曲をやったりするから、ターンが回ってくるのが4回に1回みたいなことやから。その中で、全員1人1人が自分の曲を披露する時の熱量みたいなのがめちゃくちゃ強かったから。なんか、それが俺はいちばん嬉しかったっすね。やっと対等にじゃないけども、お互いに「カマしたい!」ってやっと思うような感じになっているのかな、みたいに思ったから。自分はそのツアーの時にすごい言っていたと思うんやけど。ライブがめっちゃよかったですよね。

平林:そうですね。

増田:それこそ和田さんも一緒に福岡は。Shakke&Wardaaさんとダイキくんと一緒に行って。和田さんはクリエイティブのライブ、どうでした?

和田:でも、あんなに……すっごい盛り上がっていたじゃないですか。本当になんていうんだろうな? なんか、これまでと全然違う感じっていうか。で、みんなすごい堂々とライブするようになったと思うし。そこはすごい変わったところなのかなって。

増田:本当、そうだよね。

平林:でも、しかもいま増田さんが言っていたように自分の曲へのモチベーションももちろんなんですけど、みんなが個々の曲をやっている時にも自分の歌であるかのように反応できる感じとかが見受けられて。それがモブ感がすごい感じられるところかなって。

in-d:そうっすね。増田さんがさっき言ったように「殺し合い」っていうか、まあ言い方はあれだけども。それはたぶんみんな絶対にあって。悔しかったりだとか、負けたくねえとか、俺がマイク持ちたいとかはみんなあるんですけど。でも、みんなクリエイティブを見に来てくれるから、あれは俺ら全員のショーケースだから。仲間のサポートっていうか、ケアだったりもあるし。

その葛藤もあるけど、だからこそ面白いっすよね。で、わかんないですけど。さっき、いいところはあんまり俺はすぐには思いつかなかったっすけど。でも根底にあるのは幼馴染じゃないけども、なんだかんだ集まるとめちゃめちゃ楽しいっていうのはあるんで。そもそものノリっていうか。それはステージでは全く変わらないので。そういうのは人がライブしている時でも、自分の曲というか、普通に楽しいし。単純にかっこいいと思えるから。

増田:そうやね。うんうん。たしかに自分の番が回ってきた時にカマしたいっていうのは実際にあったと思うんねんけど。かと言って自分じゃない曲……たとえばBIMが『Bonita』をやっている時とかもみんなでかぶせたりとか。

in-d:フフフ(笑)。

増田:逆にお客さんになってめっちゃ盛り上がっているみたいなのもあるから。そこのバランスがすげえいいなって思いましたね。

in-d:そうっすね(笑)。

増田:それこそ、ライブに関わることで言うと、THE OTOGIBANASHI'Sで2012年ぐらいからライブをずっとやっていたと思うけど、基本MCはBIMがやったりしていて。で、インちゃんも『d/o/s』を出してからソロライブをやる機会がちょっとずつ増えていって。これからももっと増えていくと思うんだけど。なんか1人でステージに立ったりするようになって、改めて思うことってありました?

in-d:ライブの根本的なパフォーマンスとかで課題はめちゃくちゃあるっすけど。MCがそれこそOTOGIの時とかってあんまり得意ではなくて。

増田:クール担当やもんね?

in-d:もう本当に全然しゃべっていなくて。振ってもらっても、結構俺は冷酷系の……『女王の教室』っていう感じの返しだったけど(笑)。

増田:天海祐希スタイルやな(笑)。

in-d:でも、1人になると難しいっすけど。でも……。

増田:かといって、完全にMCなしで見せれるような世界観がいま、固められているわけでもないっていう。

in-d:だし、MCがあるライブは見ていて好きなんで。けど、そこの難しさは1人だと振ることもできないし……とか思うんすけど。けど、でもクリエイティブとかはたとえばOTOGIの時とかよりも、BIMの話っすけど。結構あいつと距離がこの何年かで割と近くなったっていうのもあって。そのノリがステージでも一緒なんで。前よりはそこでしゃべりやすかったりとか。クリエイティブのみんなでいる時の、あんまりそういうポジションとかを考えないでしゃべれるようになったかなっていうのはあるっすね。前までは俺のポジションは一歩引いている感じだから、あんまりしゃべらなくてもいいかなっていうのは正直、あったんで。

増田:なんかキャラクター的にはさ、別にみんながおもしろ話をしてほしいって思って見ているタイプではないと思うし。なんでもないような話をしても全然成立するキャラクターなのかなとも思うけど。でもいざ、in-dのライブを見たら、MCでなにか意味を伝えようとするMCが割と多いのかなって……まあ、ラジオ中にこんな細かいことを言うのもあれやけど。その、1個1個次の曲につなげなくても別に、いま思ったこととかでもいいのかなとは思ったりしますね。

in-d:そうっすね。

平林:めちゃ思います。はい。

増田:すいません、in-dさん(笑)。

in-d:言いにくい(笑)。

平林:完全に言いたいことがまとまっていないんだと思うんですよね。この間も、よく話していたんですけど。まあ、ふつふつとはあると思うんですけど、まとまっていないっていうか。だから「俺はこういうこと言いたいんだ」っていうことを言っちゃうっていう感じというか。だから言いたいことがある人はそのまま言えるというか。だからそれがだんだん、次の作品『outdoor』の方向に移行できてくれば自ずとそういう感じになるのかなって。これはin-dだけじゃなくて、BIMも最初、去年の7月にプレリリパみたいなのをやった時とかもMCは全然おどおどしていたし。すごいいまは自分の言いたいことをステージで言えていると思うんですけども、だんだんそうなっていくんだと思うんで。そういう感じになっていったらいいなとは思っているんですけどね。

増田:うんうん。これからのことをちょっと聞きたいんですけども。今後もいろいろとプランがあるんですか? なんか知っているような部分もあるけど、知らないこともいっぱいあると思うんで。たとえばライブのこととか制作とか……。

平林:僕から言うと、ライブはちょこちょこ……発表されているのだと9月28日に『夏の魔物』でライブしたりとか、ちょこちょこあるんですけども。あとはもうひとつ、『outdoor』っていうEPを作っていて。

増田:『indoor』に続いて『outdoor』。

平林:そうですね。それはもうもともと決めていて。『indoor』を出して『outdoor』な部分をすぐに作っていこうみたいな感じになっていて。いま、もう取りかかってますね。

増田:フフフ、in-dさん、なんか急に無口になったけど(笑)。がんばっている途中なんですね。

in-d:今後のことはレンくんに任せようと(笑)。まだアナウンスされてないことも言っちゃうかもしれないから(笑)。

増田:ああ、なるほどね。そうかそうか。どういう風な感じになりたいとかってありますか? 「誰に」とかではなくて。

in-d:はいはい。『indoor』でいま曲を作って、それこそ内省的な内容で。『outdoor』は文字通り全く逆というか、その後の話で。いま、こういう内省的な内容で自分と向き合って作った後っていう感じなんで。どうなりたいかっていうか、まずいまはそこの向き合った後という状態ではあるので。またそこで次のステップ、次の課題が出てくるだろうし。作りつつ……っていう感じですかね。

増田:うんうん。いま、ちょっと思い出したんですけど。いま、1時間ぐらいしゃべってくれていてすごく冷静に話しているやん? けど、in-dといえば俺はもうお酒を飲むとすげー熱いイメージがめっちゃあんねんけど。

in-d:フフフ(笑)。

レン:ああ、面倒くさいっすねー。

増田:あれはどっちが本当の水野内匠頭なんですか?

in-d:いや、いまが普通……あれはちょっと、まあ、こっちも本当か?(笑)。あれはでも、どうなんだろうな?(笑)。

増田:「増田さん! 俺は本当にいま、酔っ払っているから熱い話をしていると思われたくないんすけど……! 本当、聞いてください!」って。

一同:フハハハハハハッ!

in-d:あれも俺なのかな?(笑)。

増田:「聞いてます、聞いてます。はいはい。聞いてますけど……」って。

平林:その後に「in-dがまた熱い感じになってんねん」っていう(笑)。

増田:フフフ(笑)。首根っこを掴まれて。俺のTシャツとかにも酒とかめっちゃこぼれてんねんけど(笑)。「増田さん、俺こう思うんすけど!」「ああ、そうやよね」って。

平林:そうそう(笑)。力が強いっすよね(笑)。

増田:強い、強い。まあ、嬉しいんやけどね。

in-d:申し訳ないっす(笑)。

平林:そうそう。だからふつふつとあるとは思うんですよ。

増田:でも、お酒を飲んだ時に出てくるっていうことは、やっぱり『indoor』な部分があるのかもしれないよね。俺とか、あんまりお酒飲んでも変わらないでしょう? 多少ちょっと明るくなったり、眠たくなったりするぐらい? 平林さんは酔っ払った時、どうですか?

in-d:レンくんもあんまり変わんないんじゃないですか? レンくんの方がむしろ変わらないぐらい。

平林:いや、そんなことはないっすけどね(笑)。

in-d:すいません(笑)。

平林:最近、でもあんまりあの感じ、現さないですね。そういえば。意外とちょっと抑え気味?

増田:ああ、たしかに。でもBaticaではよく出るんですけどね。

平林:ああ、そうなんすね(笑)。そう。なんかよくありましたね。そういえば。

増田:BIMさんもすごいあったんですよ。BIMさんもありましたね。いまはそんな感じじゃないかもしれないけども。

in-d:大人になっちゃった(笑)。

増田:お酒を飲んで……だから、俺が気を使われているのかもしれないね。お酒を飲んだ時に言ってくれていたのかもしれないね。で、いまは割と普通に……。

in-d:昔の方が気を使っていたっていうのはあるかもしれないですね。いまは全然ないっすけど。

増田:なるほどですねー。ちょっと今後のを楽しみにしていますんで。

in-d:がんばります!

増田:できたら、このラジオでもまたかけていいですか?

in-d:もちろん、もちろん。

増田:8人ぐらいしか聞いてないですけど(笑)。

in-d:ああ、結構いいっすね(笑)。

増田:プロモーション能力、低いんですけど。でも、その8人はずーっと聞いてくれているから。半端ないからね(笑)。

in-d:フフフ、じゃあ、かけてください(笑)。

番組情報

▶「SUMMITimes」

放送日:毎月第2月曜日 21:00 - 22:00 O.A.

番組URL : https://block.fm/radios/9

ヒップホップレーベルSUMMITがお送りするラジオ番組。その時々でテーマを変えて、いろんな音楽を紹介する気ままな番組です。司会者のトーク・スキルには問題アリですが、構えず楽しんで聞いてもらえたらうれしいです。

written by みやーんZZ

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