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METEORとSUMMIT増田『オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』を語る
『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』の公開を記念して、 ゲストにキャラクター「ヤノ」を演じ、アニメ『オッドタクシー』のインスパイア音楽作品『2019』をリリースしたMETEORさんをお迎え。
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METEORさんがblock. fm『SUMMITimes』にゲスト出演。SUMMIT・増田さん、平林さんと映画『オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』について話していました。
増田:本当にMETEORくんは13、4年とか知ってると思うんですけど。METEORくんがお勧めしてた人とかはみんな、やっぱりかっこいい人が多いですよ。俺、SIMI LABを知ったのもMETEORくんのアメブロのブログで知ったんですよ。
METEOR:『オッドタクシー』の劇伴でもばっちりぶちかましているOMSBが所属するSIMI LAB。
増田:「ラッパー、モテる」って言っていましたよ。
METEOR:そうそう。やってもらって。で、SIMI LABを最初見た時はびっくりしましたね。もうね、QNが16歳ぐらいでOMSBが17歳ぐらいかな?
増田:『SIMI CITY』っていうイベントにもMETEORくん、ゲストで出てもらって。
METEOR:ぜひ『オッドタクシー』のスピンオフ、SIMI LAB版も作ってほしいぐらい。
増田:どういうことかな?(笑)。
METEOR:SIMI LABの人たちが全員、動物になって。今のSIMI LABの変換をアニメにしたら、これ絶対売れます。クイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』ぐらい行くと思います。
増田:それもやっぱり大企業が絡まないとなかなか……。
METEOR:大企業が絡まないとダメなんですよ。お願いしますよ、大企業の皆様。
平林:大企業の皆様(笑)。
増田:星の数ほどありますけどね(笑)。やっぱり底辺から自分は見てるから。自分とかよりも上の人たちはもう全員、大企業に見えてしまうんよね。
METEOR:本当、サク山チョコ次郎の正栄デリシィ。あそこも大企業ですよ。
増田:そうですよ!
METEOR:いや、ありがとうございます。本当に。チョコビスケットの……。
増田:「オトナ味~!」って言ってましたからね。
METEOR:「オトナ味~!」って。知ってる? 見たことないでしょう、レンくんは。テレビ、見てないでしょ?
平林:いや、あります、あります(笑)。
METEOR:あります?
平林:僕、一番目撃しているかもしれないです。社員の中で。
METEOR:ああ、本当? お願いしますよ、レンくん。
増田:あれ、楽しかったね。
METEOR:あれ、めちゃくちゃ楽しかった。レコーディングもすごくよくて。PUNPEEが来てくれて。「僕がMETEORくんのメンターだから。いいラップを……METEORくんがダメな時の喉、わかるから。じゃあ、僕が教えるよ」って。「あ、あ、あ……サク山チョコ次郎!」「今の声、かすれていた。もう1回!」とかって(笑)。
増田:でも、割とスムーズでしたね。
METEOR:あれは最高でしたね。
増田:本当にね、METEORさんは芸達者っていうか。繊細な方なんで。いろんな人のことを汲み取って……。
METEOR:汲み取り式……便所じゃないけども(笑)。
増田:きれいなところに行けないよ(笑)。名字がもう汲み取り式だから。名前がどんだけ高貴なものでも無理やね(笑)。
METEOR:「ベン・ジョンソン」って言おうとしたんですけど。ベン・ジョンソンもドーピングで。ちょっと疑惑があるから。どっちにしても、いけなかったんですけど(笑)。
増田:回転がやっぱり速いですね(笑)。
METEOR:今日はフルスロットルで行こうと思いました。とにかくSUMMITには……SUMMIT、入れてください。SUMMIT、固定給でしょう?
増田:リリース、出してもらっているじゃないですか。
METEOR:ああ、そうですね(笑)。
増田:METEORくん、本当にいっぱいやってもらいたいです。だって俺、もっと言うと2012年にアルバムを1回、作ろうとしたじゃないですか。
METEOR:そう。SONPUBさんとか参加する予定でね。でも本当、SONPUBさんもこれ、聞いていたらまたあのトラック、使わせてください。あのビート。まだ誰も使ってないと思うから。あのね、とにかくミチヨシもそれこそ参加する予定で。
増田:そうね。ミチヨシくんもバース録ってた。あ、じゃあ10年前や!
METEOR:10年前よ。
平林:やりましょうよ。
増田:俺はやりたいんですけど……。
METEOR:「10年前に買ったターンテーブル、今じゃ”YO!”見れる東京のケーブル♪」ってね、ギドラのZEEBRAさんが言っていましたけども。
増田:そういえば10年前なんですよね。トーマくんのスタジオのところで。それで俺、ハイボールを1ケース、スタジオに持っていって。「好きなだけ飲んでいいから」って。
METEOR:増田さんは涙を飲んでましたよ。
増田:なけなしのね、お金でね。で、5、6曲ぐらいやりましたもんね。その時にちょっとMETEORくん、「ラップするの、しんどいね」ってなって。一旦、ちょっと休憩して。で、そこからずっと関係はあって……っていうね。
METEOR:もういつでもね、SUMMITのためだったら手弁当で行くぞ!っていうね。まあ、「手弁当で行く」って言ってもちゃんとお金払ってくれるんですけども。とにかく『オッドタクシー』の話もそうだし。
増田:ねえ。『オッドタクシー』で。METEORくん、「参加してもらえませんか?」っていう話が来た時も、どんな心境でした?
METEOR:その時、最初にたぶん増田さんが言ってくれたんですよね。なんだけど、最初に連絡が来たのはPUNPEEからで。LINEかなんかで「わかんないけど」っていうのがすごく多くて。「わかんないけど動物の、わかんないけどアニメの、わかんないけどなんかをやるみたいなんですけども」って。
平林:ああ、言いますね。Pさん。
METEOR:そうそう。「わかんないけど」ってすごく言っていて。PUNPEEも全然わかってないんだな。まあいいや、とりあえず飛び込んでみるかってなって。「じゃあ、俺はそこにベットするぜ! 1月28日に行くぜ!」ってなって。で、録って。
増田:デモをね。『オッドタクシー』チームへのプレゼン用のデモを録ったんですよね。
METEOR:そう。それで結構最初、いろんな声で録って。で、この声で録ろうかなって。今の自分の。そしたらPUNPEEが「ちょっとオクターブ、上げた方がいいかもしれない。なぜならアニメってコミカルだから」って。それで録ったら……。
増田:ちょっと誇張するぐらいがちょうどいいみたいなね。「僕、ドラえもん」みたいな。
METEOR:そうそう。あの矢野のラップだったら「痛え、痛えって言ってんだ♪」みたいな、割とフロウしているっていうか。ケツでカチッと文字をはめているみたいな感じだったんだけども。それで通りまして、本番に言ったら木下麦監督に「ヤノはプロのラッパーじゃないから。ゆったりと韻を踏む……言葉遊びしてる感じでお願いします」って言われて。
増田:なるほどね。日常の流れの中の……みたいな。
METEOR:そうそう。それが結果、よかったっていう。
増田:それで、言ったらアニメが放送して。反響はどうですか?
METEOR:反響なんて最初、見れなくて。『オッドタクシー』っていうワードをミュートしていて。「METEOR」もミュートしていて。
増田:怖くて?
METEOR:怖くて。なぜなら最初、出来上がった第7話。ヤノ登場のところを見た時に、他の声優さんと違和感がありすぎて。結構自分が割と……。
増田:浮いているみたいな?
METEOR:そうそう。「ちょっとこれはきついな」と思ったんで。で、もう暫く……3年ぐらい身を隠すかって思って。
増田:だいぶほとぼりが冷めるまで……。
METEOR:そうなんですよ。そしたら、これがまさかの大人気で。びっくりしました。
増田:フォロワーとか、増えた?
METEOR:フォロワー、7倍ぐらいになったんじゃないですかね?
増田:そんなに? 今、何人ですか?
METEOR:9000人ぐらい。8700人ぐらい。
増田:すごい! たぶんアニメの前、4000人とか?
METEOR:うん……2倍でした(笑)。すぐ嘘つくっていうね。盛る癖があるっていう(笑)。
増田:いや、でもすごいよ。
METEOR:いや、ありがとうございます。本当に。
増田:自分らも『オッドタクシー』さんのおかげやと思うんすよね。
METEOR:いやいや、もういろんなおかげですよ。やっぱり民衆のおかげですよ。
増田:地球のおかげ。宇宙の。
METEOR:宇宙の。
増田:酸素。
METEOR:酸素(笑)。とりあえずね、もう今、『オッドタクシー』のパワーっていうのは目を閉じれば感じますよ。「風が来てるな!」っていう。
増田:この間ね、試写会に行かせていただいたんですよね。劇場版の。
平林:はいはい。そうですよね。先週、あったんですよね。
増田:その後ね、もう俺は夢のようで。終わった後、夕方やったんですけど。「ちょっと飲みに行こう」ってなって。木下さんとオムスとVaVaちゃんとMETEORくんと堀井さん。関口の役の。だからヤノと関口が居酒屋で揃っていたんですよ。これはもう、ファンの人からしたら……。
METEOR:垂涎モノ。
増田:そうですよ。
METEOR:よだれ、垂れていたと思いますよ。写真、上げたんですけども。
増田:ああ、写真アップした?
METEOR:許可を取った上でインスタのストーリーズで上げたんですけども。そしたらファンの人がそれを見てよだれを垂らしちゃうから。口から落ちたそのよだれでいいねを……。
増田:すごいですね(笑)。
METEOR:で、「METEORさん、すいません。よだれを垂らしちゃって……」「大丈夫。画面だから。離れているから大丈夫です」って。そういう一幕がありましたね。
増田:防水やしね。
平林:でも、すごい一幕ですね。それは。
増田:すごかった。堀井さんも最高の人でしたね。
METEOR:堀井さん、相当ライトでいい感じで。ジメジメしてない。さっぱりしてる。レンくんぐらいさっぱりしている。
平林:ああ、本当ですか?
増田:俺は結構ジメジメ系やで?
METEOR:いやいや、さっぱりですよ。カラッとしています。2人ともね、いい。やっぱりドライな方がいいんですよ。だって増田さんとかレンくんとか、「METEOR、あの時やってあげたよな」とか言わないじゃないですか。「あの時、仕事を振ってやったからちょっとお願いしますよ」とか。
増田:やっていたら言うかもしれないけど。やってないから。
METEOR:いや、やってます。やってます。後ろからこう、プラスドライバーでぐんぐんやって。ちょっとチクチクしてるなって思ったら増田さんが「お前、いくら持っているんだよ? あの時、『オッドタクシー』をやってあげたから金を出せよ」とか……言わないじゃないですか。
増田:今のところ、言ってないね。
METEOR:そう。チクチクしないからいいですよね。
増田:劇場版、どうでした?
METEOR:劇場版、最高ですね。もう、アカデミー賞を取りますよ。
増田:なんか「劇場になるんです」っていう話を聞いて聞いたのは7、8ヶ月前ぐらいだと思うんですけど。アニメの13話以外の、アディショナルが約20分ぐらいあるらしくて。
METEOR:うん、そうそうそう。新しいシーンがね。
増田:それを7、8ヶ月というか、半年ぐらいかな? で、やるなんて……すごいなって。
METEOR:「麦ちゃんは才能あるな!」っつって。この間もね、「お前はもっと自信を持て!」って……まあ説教はしなかったんですけど(笑)。
増田:パンクブーブーのネタみたいな(笑)。
METEOR:「さん」付けですよ。敬語ですよ。年下と言えども、激リスペクトなんで。
増田:木下さんはめっちゃ最高ですよね。
METEOR:物腰も柔らかいし。
増田:でも、ちゃんとこだわりの人で。P.I.C.S.のね、神戸さんとか平賀さんも。本当にすごいですね。プロで。
METEOR:そう。あの人たちは柔らかくてね、本当にいいんですよね。のんびりしてる。
増田:学ぶところがいっぱいありますね。
METEOR:いや、でも増田さんも相当柔らかいけどね。
増田:ああ、そう?
METEOR:うん、柔らかい。大丈夫です。
増田:「厳しい」とかよく言われますがけど。
METEOR:ああ、そう? ドライなんじゃないですか?
増田:愛情がないのかもしれない。
METEOR:ああ、でもね、お金っていうものを渡している人は、やっぱり社長とか、思われがちなんですよね。時間がないから。時間がない人はお金を渡すしかない。お金がない人は親身になる。
増田:ああー、両方ほしい。
METEOR:いや、でも親身にならなくていい。忙しいから。
増田:欲張りな人間やねん。
METEOR:いや、欲張りな人は向こうですよ。受け手ですよ。増田さんからそうやって仕事をもらってるのに、更に親身さまで……親身な相談する、聞き上手の兄貴っていうところでもらっちゃうと、それはもう増田さんが壊れちゃうから。やっぱりある程度、ドライな方が。レンくんとかすぐ親身になっちゃってね。すぐ一蓮托生、心中するってなっちゃう。そのアーティストと一緒にね。すぐ「俺は心中する!」っていうじゃないですか。口癖が「心中」じゃん、お前(笑)。
増田・平林:フハハハハハハハハッ!
METEOR:口癖が「心中」だからね。そんなのはやめとけっていう。バッド入るから。だからね、「心中」なんて口癖はやめなさい。「栄光」っていう口癖にした方がいいよ(笑)。
平林:本当に勉強になります。
METEOR:勉強にならなすぎるよ(笑)。
映画情報
『オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』
2022年4月1日公開
公式サイト:https://oddtaxi.jp/
番組情報
▶「SUMMITimes」
放送日:毎月第4月曜日 21:00 - 22:00 O.A.
番組URL : https://block.fm/radio/summitimes
ヒップホップレーベルSUMMITがお送りするラジオ番組。その時々でテーマを変えて、いろんな音楽を紹介する気ままな番組です。司会者のトーク・スキルには問題アリですが、構えず楽しんで聞いてもらえたらうれしいです。
written by みやーんZZ
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