「SUMMITimes」100回放送記念|SUMMIT増田&平林とみやーんZZが語るラジオの魅力

レーベル設立10周年を迎えたSUMMITの増田岳哉さんと平林錬さんがパーソナリティを務めるラジオ番組「SUMMITimes」。みやーんZZさんをインタビュアーにお招きし、SUMMITimesの100回を振り返りつつラジオに関する思い出や魅力を語ってもらった。
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2021.09.29 09:00

block.fm開局当時から9年続く長寿番組「SUMMTimes」。ヒップホップレーベル・SUMMITの増田岳哉さんと平林錬さんによるゆるくて気ままなトークが魅力の番組だ。時にはSUMMIT所属アーティストはもちろん、アーティストを支えるスタッフなど様々なゲストが登場し、増田さんと平林さんが生み出すリラックスした雰囲気の中、この番組でしか聞けない貴重なトークがオンエアされることもしばしば。


2021年、SUMMITはレーベルとして設立10周年を迎え、「SUMMTimes」も7月22日の放送で100回という節目を迎えた。今回block.fmでは、番組MCの増田さんと平林さんへのインタビューを敢行。インタビュアーにはラジオ書き起こし職人にして「SUMMTimes」のヘビーリスナーでもあるみやーんZZさんを迎えて、ラジオに関する思い出や魅力についてたっぷり語ってもらった。


さらにインタビューの終わりには、SUMMITimes Vol.1から最新回まで、ゲスト出演いただいた方のリストも掲載。SUMMTimesの歴史を振り返りつつ楽しんでいただければ幸いだ。


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みやーんZZ:「SUMMITimes」100回放送、おめでとうございます。今日はラジオについてお二人に色々お話を聞かせていただければと思うんですが、普段からラジオは結構聞かれてます?


増田岳哉(以下、増田):ラジオ自体は好きなのですが最近はあまり聴けてないですね。前までは番組決め打ちで聞いてたんですけど、最近は流れてるものを聞くっていう感じですね。JUNK おぎやはぎのメガネびいきとかは今でもたまに聞いたりします。昔はJUNKも全部聞いてたんですよね。最近はたまたまラジオつけたらANNのオードリーの曜日だった時は嬉しいな。っていうくらいの感じです。


くりぃむのANNが好きで、当時最終回の放送を現地で聞こうと思って、一人でニッポン放送の下で聞いたこともあります。めちゃくちゃ寒い日だったのですが、放送後にお二人が降りてきてくれてリスナーの皆さん全員と握手してくれました。


くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン

※写真2枚目、出待ちリスナーの右側でグレーのパーカーのフードを被ってカメラを持ってるのが増田さん。

 

みやーんZZ:タイムフリーではなくオンタイムで聞いてるんですね。錬さんは?


平林錬(以下、平林):すごく色々聞いてるわけではないんですけど、ナイツのちゃきちゃき大放送と、小袋(成彬)くんのFlip Side Planetは好きですね。


みやーんZZ:ありがとうございます。ちなみにお二人はラジオを初めて聞いた瞬間とか、昔聞いてたラジオって覚えてますか?


増田:ラジオにハマったきっかけ、明確に覚えてます。小学生の頃、当時テレビは一家に一台、もちろん自分の部屋にはなくて、でも夜9時すぎると親に「早く寝ろ」って言われて自分の部屋に戻らないといけなかったんですよ。そんなときにお兄ちゃんが学校の授業で“鉱石ラジオ”を作ってきて、僕にくれたんです。「部屋でラジオが聞ける!」と思って新聞のラジオ番組表を見てみたら、ヤンタン(ヤングタウン)っていう番組にダウンタウンの名前を見つけて。それからヤンタンを毎日聞くようになりました。当時は他に西川のりお、明石家さんま、トミーズ、北野誠、古田新太とかがパーソナリティだったんですけど、めちゃくちゃ面白くて毎日聞いてましたね。親に言われる前に自ら部屋に戻るようになりました(笑)。


みやーんZZ:最初に聞いたラジオがダウンタウンってめっちゃアツいっすね。


増田:とにかく芸人さんの話が聞けるっていうのがすごく嬉しくて。小学生ながらラジオの面白さをめちゃくちゃ体感してましたね。中学生の頃はもう少し深夜まで起きていられるようになって、お兄ちゃんに教えてもらってとんねるずや電気グルーヴのANNを聞いてました。高校2年くらいで、アルバイトで貯めたお金で自分のテレビを買うまではずっとラジオ派でしたね。錬くんは?


平林:僕はゆずのANNとナイナイのANNを聞いてました。テレビで観るゆずとラジオのゆずは全然イメージが違って、コアな地元トークとか下ネタをガンガン話したり、それが日本全国に発信されてるのがすごく新鮮でした。リスナーのレベルも高かったですね。そのあとは高校生のときに、くりぃむしちゅーの上田がやってた、知ってる?24時。 っていうラジオが好きでした。この番組もリスナーのレベルが高かったんですけど、とにかく面白くて毎週聞いてました。僕の世代では結構聞いてた人がいるんじゃないかな。


ラジオの体験で印象的なのは野球中継を初めて聞いたときです。小学生の頃は巨人ファンだったんですけど、たまにテレビで延長が観られないときはラジオに繰り越されてたんですよ。だからしかたなくラジオで野球を聞こうとしてラジオをつけたら、アナウンサーの方がすごく工夫して実況してることにびっくりして。耳だけで状況をつかめるように言葉を選んでいて、ラジオってこうやって想像を掻き立てるものなんだって思ったのを覚えています。


増田:わかる!俺も錬くんと同じ様に思ったことある。ラジオでも全然イメージできるやん、って。阪神の試合を観るときに、テレビをつけてミュートして、音はラジオで聞くっていうのをやってたこともあった。あと、テレビ番組をラジオで聞いたりもしてたなぁ。昔ラジオでテレビが聞けましたよね?


みやーんZZ:FMの周波数で聞こえたりしましたよね。


増田:それで覚えてるのが、サザエさん。サザエさんだけはテレビで観てもラジオで聞いても印象が変わらないんですよ。すごいなぁ、究極にシンプルな構成にしてる番組なんだなぁ、と思った記憶があります。





増田「ラジオをきっかけに色んなことが広がっていけば、という思いでスタートした。」


みやーんZZ:続いてSUMMITimesの方に話題を移したいんですけど、番組が始まった経緯について改めてお聞きしたいなと。


増田:SUMMITimesの前身が、PUNPEEさんのMixxed Biznessっていう番組だったんです。2011年の夏ぐらいにwardaaさんから「block.fmっていうのが始まるんだけど、PUNPEEさんにラジオをやってもらえませんか?」というオファーをいただいて。自分もラジオ好きだし、PUNPEEに「トライしてみたらどうかな?」って話をしてたんです。それでちょっとやってみますということになり、block.fmが開局してすぐ、2011年の12月にパイロット放送としてvol.0があって。その後2012年の1月から5月末まで合計6回放送しました。


PUNPEEさんが色んな切り口を考えて、60分すごく作り込んでたんですよ。ヒップホップの回、R&Bの回、オルタナティブな回という感じで、自分の音楽体験を交えながら喋ったりミックスしたりして、内容がものすごくよかった。ただその分カロリーも使うということで、PUNPEEから半年で「一旦休みたいかもしれないです。」という希望もあって終了になりました。



写真提供:増田さん 保存しているMixxed Bizness紹介ページ(FLOOR net 2012年4月号より)


増田:そのときにジョン(TJO)さんとwardaaさんが「よかったらSUMMITさんの枠として引き続き何かやってみませんか?」と言ってくださって。個人的にラジオが好きというのもあったので、この番組をきっかけに色んなものが広がっていけばいいなという思いでやってみることにしたんです。今もそうですけど、SUMMITというレーベルのプロモーションに使おうという気持ちは全然なくて。それよりも自分の好きなアーティストやその周りにいる人達を紹介したいなと。最初の2012年6月〜2012年の年末までは、一人で構成を考えてゲストを呼んで、BGMをかけて。wardaaさんにも手伝ってもらいながらなんとかやってました。当時、錬くんは聞いてました?


平林:あんまり覚えてないんですが…毎回というわけじゃなかったですけど、聞いてましたよ。増田さん、今みたいに喋ってなかったですよね。もっと暗い感じだった。


増田:最初の方は、どう喋っていいかがわからなかったんですよね。


平林:仲良い人にも全部敬語で話してたから、リラックスしてる感じはなかったですよね。昔の放送も今聞いたら面白いかもしれないですね。


増田:これがまたデータを全部手元に残してるんですよ、アーカイブ癖で。第4回のTHE OTOGIBANASHI'Sのゲスト回だけ何故かなくなっちゃったんだけど。(後日、block.fmさんのHDDから発掘していただき、無事手元に届きました!感謝!)


平林:101回分。


増田:しかも、ゲストの名前と視聴者人数を全部メモしてあります。(でも最近はメモしなくなってきてしまいました。)


みやーんZZ:すごい。どこかのタイミングで昔の放送も聞いてみたいですね。錬さんが参加するようになったのはいつからでしたっけ?


増田:14年の2月の放送からですね。確かその時はまだ、錬くんはSUMMITに入社してなかったんですよ。


みやーんZZ:あぁ、入社前だけどちょこちょこお手伝いをしていたという時期。


増田:「相槌やってくれへん?」みたいな感じでお願いして。その方がもしかしたら自分がしゃべりやすいかもと思って。


みやーんZZ:たけしさんに対する高田文夫みたいな感じですね(笑)。当時からお酒を飲みながら話すスタイルだったんですか?


増田:はい、飲んでました。飲みながらでないとやっぱり不安ですね自分は。


みやーんZZ:ちょっと勢いをつけてやってくっていう。


増田:人前で話したりできるキャラクターではないですからね。


みやーんZZ:ちなみに、お酒はいつも何を飲まれてるんですか?おつまみとかもあるのかなぁなんて、いちリスナーとしては聞いてみたいなと。


増田:おつまみは食べてないよね?


平林:そうですね、たまにお菓子バトルするくらいで。結局、番組中は食べられないことがほとんどなんですよ。


▶SUMMITimes アンケート企画:「どのお菓子セットが好きですか?」



増田:しゃべってるからね。


平林:ゆっくりやればその余裕もあるかもしれないんですけど、増田さんが毎回緊張されてるんで、そういう空気にならない(笑)。前回もVaVaちゃんがゲストで来たとき、放送5分前ぐらいに増田さんが「めっちゃ緊張する」って言ったんで、もしかしたらこれが続く秘訣なのかなと思ってます。


みやーんZZ:あぁ、100回やっても緊張感を保ち続けるというか。


増田:毎回緊張はしますね。お酒は金麦の350mlを2本が基本ですね。ゲストによってスーパードライに変わったりはありますけど。


平林:僕はサッポロが多いです。金麦も増田さんの影響で飲むようになりました。


増田:錬くんは黒ラベルのイメージあるね。あとはタバコ吸いながらできるっていうのが僕にとってはものすごくデカイですね。block.fmさんに感謝です。



Photo by Tsune (Nozle Graphics)





増田「裏方さんに話を聞く番組、というコンセプトは開始当初から。」


みやーんZZ:よく番組の中で「聞いてる人は6人ぐらいしかいない」なんておっしゃってますけど、実際現場で「ラジオ聞いてます」って声かけられた話もよくされてますよね?


平林:地方に行ったときによくありましたね。ここ2年ぐらいはそういう機会がなかなかないんですけど。


増田:ヘビーリスナーさんには本当に感謝してますね。最近はアーカイブも出してますけど、以前はアーカイブしないって決めてずっとやっていて。今でも同じように放送の時間に合わせて聞いてくれてる人たちがいることが嬉しいですね。


平林:アーカイブしないって、アーカイブし始めちゃったらもう戻れない世界じゃないですか。今考えるとすごく貴重というか、そのときだけ聞けるっていう特別感はありましたね。


増田:スーさん(鈴木大明神:ヘビーリスナーさんのお一人)なんか、1年間ロンドンに行ってたのに向こうで毎月SUMMITimesの時間に合わせて聞いてくれていたみたいですからね。本当に嬉しいですよね。ただ、内容が楽しかったかどうかはいまだに終わったあと毎回気にしてます。偉そうに話してなかったかな、とか。


みやーんZZ:結構その「偉そうに話してなかったか」って増田さん言われますよね。


増田:気にしぃなんですよ。みやーんZZさんが聞いてて気になったことはないですか?


みやーんZZ:全然。楽しそうに話されてるなと思います。ゲストの方との関係値によって多少違うなとは思いますけど、偉そうと思ったことはないですね。今までいろんな方がゲストにいらっしゃっていると思うんですけど、印象深かった回はありますか?


増田:それはまず、みやーんZZさん。みやーんZZさんをゲストで呼ぶってなかなかないことだと思うんで。みやーんZZさんがラジオの書き起こしをするようになったきっかけを聞かせていただいて、「すごい!めちゃくちゃ格好良い!」って感激したのを覚えてます。あとは、ご自身の出演したラジオ音声を、みやーんZZさん自ら書き起こしていただきたいと思ったんですよね。


みやーんZZ:あはは!いやいや、恐縮です。ありがとうございます。


「ラジオが好きだからその空気感を含めて書き起こしたい」書き起こし職人・みやーんZZが語る“ラジオ愛”


平林:僕は、宇多田さんをずっと担当されてるディレクターの沖田(英宣)さんが印象に残ってますね。


増田:あぁ、当時ユニバーサルミュージックの。


平林:こういう番組に一切出たことないとおっしゃってたんですけど、普段と同じようにいろんなお話をしてくださって。そのエピソードがまたスペシャルすぎるんですよね。宇多田さんが10代のときのこととか、誰も体験したことのないようなお話。そのエピソードの奥に、ずっと一緒にいられてるその積み重ねが見えて。活動休止中もずっと支え続けてこられたんだな、というのも感じてグッときましたね。


PUNPEEと沖田英宣 宇多田ヒカル『DEEP RIVER』を語る


あとは、KOHHくんが来てくれたときも覚えてるなぁ。番組時間残り10分くらいでやっと到着されたんですよ。


増田:地方ライブで飛行機が遅れちゃったんですよね。それでも318氏と二人で駆けつけてくれて。SQUASH SQUADのお二人はスタジオで参加してくれてたんですよね。


平林:当時『MONOCHROME』を出されたばっかりのときでしたね。OMSBもいたんですけど、色んなビートの話とかを聞けたのが印象的です。


みやーんZZ:ちなみにゲストはいつもどういう視点で呼ばれているんですか?


増田:アーティストさんを呼ぶときは、曲がかっこいいと感じた方。自分が良いと感じた楽曲が生まれる背景についてその方のパーソナリティを含めて聞いてみたいので。あと、自分たちが2人ともスタッフなので、レコード会社に限らず色んな裏方さん、様々な仕事を支えるスタッフさんに話を聞かせてもらうっていうのは、当初から特にコンセプトとして思ってます。なるべく普段話が聞けない人を呼んで色々教えてもらったりとか、意見交換するのが楽しいですね。あとはshakkeさんやミチヨシくん(原島“ど真ん中”宙芳)のような、アーティスト活動もしてるけどバックDJとしての話を聞きたいとか、そういう視点もあります。


みやーんZZ:確かに裏方の人のゲストが多いのは特徴的ですよね。そして、裏方ゲスト回はハズレがないと個人的には思ってます。


増田:あぁ、本当ですか!福ちゃん(+graph福島さん)の回も興味深くてとても面白かったですよね。


みやーんZZ:アーティストを支えるお金の話なんてめったに聞けないですからね。


+graph福島とSUMMIT増田 クリエイターのお金の話を語る


増田:他に印象的というと、公開放送が楽しかったのも覚えてます。渋谷のタワレコだったり、ヒカリエのバザーだったり。そこでみやーんZZさんに初めてお会いしたんですよね。


みやーんZZ:そうですね。タワレコ、行きました。


増田:SUMMITの黒いTシャツを着てくれてる人がいて、「みやーんZZです」って言われて。「えっ?」ってなりました。すげぇって。嬉しかったなぁ。


みやーんZZ:ありがとうございます。普段番組を聞いていて選曲がとても素敵だなと思ってるんですが、選曲はどなたが?


増田:9割くらい僕ですね。3,4回錬くんにお願いしたことがありますけど。


みやーんZZ:選曲するのにも結構時間をかけているんですか?


増田:いつもギリギリですね、最近は特に。放送の2時間前くらいに決まる感じ。BGM提出が直前すぎて佐々木さん(block.fmスタッフ)に直前でご迷惑をかけていまして、申し訳ないです。


みやーんZZ:結構幅広く選曲されてますよね。こだわりを聞いてもいいですか?


増田:冒頭はPUNPEEさんが昔作ってくれたジングルが流れるので、そのジングルから続く1曲目にワクワクする感じを入れたいなと思って選んでます。必ずヒップホップにする、とかは全く考えてないです。


あとは番組の最後10分でかける曲も結構意識してますね。BGMのリストを見てもらったらわかるかもしれないんですけど、ラストの10分はロック系が多かったり。めちゃくちゃ好きで聞いてた、くりぃむしちゅーのANNに影響を受けてると思います。くりぃむのANNはエンディングテーマが銀杏BOYZの「夢で逢えたら」だったので、その影響かラジオのエンディングは青春パンク的なものがハマるイメージが勝手にあるんですよね。最後楽しい話をしていようが、真面目な話をしていようがエンディングらしい感じになるので。


▶過去のBGMリストはSpotify内のSUMMITのチャンネルにすべて公開されています。



Spotify SUMMITプロフィールページ


増田:1時間通してヒップホップは70%くらい、残りは違うジャンルを入れるっていうのは考えてますね。ラジオを聞いてくれてるお客さんに「ヒップホップを目当てに聞いたけど、これはこれでいいやん。」って思ってもらえたら嬉しいなと思っています。


あとは、その時々のタイミングで話題になっているアーティストさんの過去楽曲だったり、その方の作品で有名じゃなくても自分が好きだった曲をかけたりもします。たまに「アルバムの中でなんであの曲をかけたんですか?」って聞かれることもあるんですけど、リード曲をO.A.しないと…とかはあまり意識したことないかもしれないです。





平林「普段話している空気感をそのまま届けられるところがラジオの魅力。」


みやーんZZ:お二人は、ラジオの良さってどんなところにあると思いますか?


増田:僕は、一つの器官しか使わなくていいってところが便利だなと思いますね。耳しか使わなくていい。テレビや映画は目と耳なんで、行動が制限される感じがあるんですけど。ラジオや音楽は耳だけなので、移動することもできるし寝ながらも聞けますし。一つの器官を刺激してるだけなのに、情報がそれぞれの脳で変換されてその人だけの映像を作っていく仕組みが面白いなぁと感じます。例えば「髪の長い女性」って言われたとき、映像だとイメージが固定されるけど、ラジオは聞いてるそれぞれの人の、過去の蓄積の中から想像することができる。あとは1対1で自分に話してくれてる感じも好きですね。


平林:僕は話す側の良さという部分で、話してるのを誰かに見られてないのがいいと思ってます。顔を見られてトークしてるときは、第三者を意識して話しちゃうことが結構あると思うんですけど、そうじゃないときのトークが出やすいのがラジオだなと。たとえリスナーさんが聞いていても、話している人たちだけの空間になりやすい。第三者を意識した説明過多なものよりも、そこにいる人達だけで話してる空気感が出るような感じのものが僕は好きなので。


みやーんZZ:確かに、SUMMITimesはみなさんが普段こうやって話してるんだろうなって感じを盗み聞きしてる感が結構あるので、それは楽しいところですね。アーティストの方とみなさんの雰囲気がいいなぁと思っていつも聞いてます。


平林:それは嬉しいですね。



Photo by Tsune (Nozle Graphics)


みやーんZZ:100回以上ラジオを続けられているモチベーションについても伺いたいです。


増田:自分たちは無理せずやるスタンスなので、いつも楽しませていただいています。頭の整理も含めて1ヶ月に1回ラジオで錬くんと話すことで、それがどこかで自分の表現にも自然と繋がっていると思ってます。とにかくラジオがめっちゃ好きなんですよね。あと、ラジオ番組を持てること自体がすごいことだと思ってるので。例えばテレビに出てる芸人さんでも、ラジオを聞いても面白い、興味深いっていうのはすごいことだなと思っていますし。自分もそんなふうになりたいっていう願望があるのかもしれないですね。おこがましいですけど。錬くんは?


平林:僕は社内コミュニケーションっていう感じで…。


増田:社内コミュニケーションをダラダラと話してしまって、聞いてくれてる方々には申し訳ないです。。泣


平林:さっきも話したように、ラジオの準備がギリギリになってしまってるのは、ありがたいことに今、会社が忙しくなってるからだと思うんですよ。そういうときに、会社で会う以外でお互いの普段の話を話しているので。自然に報告しあってるのをみんなに聞いてもらってるという感じですね。


みやーんZZ:確かに、定例会議感はありますよね。その感じが結構楽しい。


平林:リスナーさんもアーティストの裏話だけを目的にして聞いてる訳ではないんだろうな、というのも感じてます。例えばアーティストのMVが公開されたとして、リスナーさんはそのMVを観てそれぞれの感想があると思うんですけど、撮影の現場で増田さんや僕が見ていた視点やそのとき思ったことを聞いて、新しい発見があったり面白さを感じてくれてたら嬉しいです。


みやーんZZ:確かにお二人の話には、ただのリスナーでは想像できないような内容がよくあります。去年BIMさんのツアーで“着券率がすごく高かった”っていう話があったじゃないですか。そんな数字の指標があるってことを僕は全然知らなかったので、そういう裏側が知れるのは個人的に面白いですね。


増田:みやーんZZさん的に、いろんなラジオを聞いてる中でSUMMITimesはどういう番組だと感じますか?


みやーんZZ:そうですね、やっぱり音楽を色々知れる番組だなと思っていて。選曲されてる曲で気になったのはチェックしますし、いろんなアーティストの方の制作話も面白いですし。表側も裏側も知れて楽しいです。僕は時間をラジオに全振りしてるんで、音楽の情報も全部ラジオから得ているという感じで。だから貴重な情報源のひとつです。


増田:えぇ、本当ですか。音楽を気にしてくれてる人がいるのはびっくりです。個人的にはblock.fmっていう放送局の名前なんで、あえてAMっぽい会話中心のラジオにしたいっていうのを当初からコンセプトとしてありまして。


みやーんZZ:トークが面白いのはもちろんなんですけど、何気に選曲も好きだぞっていう。


増田:嬉しいなぁ、、励みになりますです。泣


みやーんZZ:最後に個人的に聞きたいのは、錬さんのプレミアリーグ特集はいつやるんですか?っていう話を(笑)。


平林:あはは!増田さんが倒れたときにでも(笑)。


みやーんZZ:以前、増田さんがいないときに福田悠さんと二人でフットサル特集をやられた回があったじゃないですか。あれがすごく楽しくって。


Summit平林と福田悠 2020年の川崎フロンターレを語る


平林:福田さんは昔からの知り合いなんですけど、サッカーもフットサルもすごく詳しくて。多才で魅力的な方なんで、またいずれやりたいですね。サッカーの話から色んな話に枝分かれしていけるような内容で。


みやーんZZ:個人的に期待してます!


増田:増田:僕も、錬くんの趣味性みたいなものも、もっと押し出していったら、より自然にそれぞれの人となりが伝わっていくと思いますし、その方が自由でいいと思うんですよね。とにかくいつも聞いてくださっている皆さん、ゲストに来てくれる皆さん、そしてこういう場を提供してくださっているblock.fmさんに感謝です。いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。


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【特別再放送決定】


SUMMITimes:2014年1月13日放送 “PUNPEE 「Mixxed Bizness」(スープの回)” 1回限りの生放送が決定!


9月30日(木)22:00-23:30

視聴URL:https://block.fm/

(放送が始まると「LIVE」のボタンが出てきます)

詳細はこちら


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SUMMITimesにゲスト出演いただいた方々(敬称略)





















【SUMMITimes】




放送日:毎月第4木曜日 22:00 - 23:00 O.A.

番組URL :https://block.fm/radios/9


ヒップホップレーベルSUMMITがお送りするラジオ番組。その時々でテーマを変えて、いろんな音楽を紹介する気ままな番組です。司会者のトーク・スキルには問題アリですが、構えず楽しんで聞いてもらえたらうれしいです。


SUMMIT 各種リンク

https://allmylinks.com/summit2011



みやーんZZ

HP:https://miyearnzzlabo.com/


Twitter:https://twitter.com/miyearnzz



written by Moemi






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