またか!アメリカ・サクラメントで射殺事件発生!黒人コミュニティと警官との惨劇の連鎖に終わりは来るのか?

サクラメントで22歳の男性が警察官によって8発の銃弾を打ち込まれ、殺害された 無防備だった男性になぜそこまで? 事件の責任が問われる
SHARE
2018.04.02 13:00

3月18日、アメリカ・カリフォルニア州サクラメントで22歳のStephon Clark(ステフォン・クラーク)がサクラメントの警官により銃殺されたとの事件が起きた。検死によると、警官は20発を撃った。そのうち8発が彼にあたり、背面が撃たれていた。調べによるとClarkは武器を所持してはいなかったようだ。


警官が発砲している映像が、警官が着用する小型監視カメラによっておさめられていた。すでにインターネット上ではその一部始終が公開されている。


ビデオではClarkに向けた発砲が終わり、救急隊員が駆けつけたのは約6分後。検死の担当医は「毎分ごとに助かる見込みはなくなる、もう少し早く緊急対応していれば助かった命だった」と語っている。警察当局は当初、Clarkは武器を所持し警察官に向かってきたと述べていた。しかし、ボディカメラの映像ではClarkが直面している方向は明確ではなく、家族の弁護士は「警察の主張と検死の結果が矛盾している」と訴えている。




事件の夜に何があったのか

この事件の始まりは、サクラメントで誰かが車の窓を壊していたとの通報を受けた2人の警察官が現場に駆けつけたことからはじまった。ヘリコプター隊も調査に参加、容疑者らしき人物がいたと地上の警察官に伝えていた。その後、住宅街の裏庭を走っている容疑者を発見、発砲に至っている。発砲後、別の警察官が到着した際、何かを話し合った後にボディカメラの音声がミュートにされており、その事実についても責任究明が問われている。


専門家によると映像ではClarkが武器を所持していたかの判断は難しかったと話している。そして、今回の事件で警察官の刑事責任を問われるのは難しいとしている。サクラメント警察は司法省の独立した事件調査を依頼しており、公平な捜査が行われていることを望んでいると述べた。




#BlackLivesMatter

ニューヨーク・デイリー・ニュースでは「財布に電話、何も武器を持たなくても黒人だということで背後から8発の銃弾をうける」という鮮烈な見出しが1面を飾った。


この事件に怒りをあらわにしたヒップホップ・アーティスト/プロデューサーのDiddy(ディディ)は、Instagramにて5回も記事を投稿し、世界中にこの悲劇を繰り返さないよう求めている。



今回の事件をうけて、サクラメントでは数百人の抗議デモがおこり、Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター)団体も各地でデモを予定している。今年に入ってからもフロリダの学校での銃乱射事件など、相次ぐ銃による事件はアメリカの銃規制問題に拍車をかけているが、その解決はまだまだ闇が深く、先が長そうだ。


これ以上、悲惨なニュースが聞こえないことを祈りたい。



参照:

http://www.complex.com/life/2018/04/diddy-is-pissed-about-stephon-clarks-autopsy


Written by #BsideNews

Photo: nytimes

SHARE