聴きたくないアーティストにさようなら。Spotifyがミュート機能を実装

現在アプリ版でミュート機能をテスト実装中。
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2019.01.24 09:30

配信ストリーミングサービスSpotifyが、ユーザーが任意で特定のアーティストを排除できるミュート機能を実装した。




聴きたくないアーティストの楽曲を排除。Spotifyがミュート機能をテスト中


Spotifyはユーザーの好みを判断し、おすすめの楽曲やジャンルをレコメンドしてくれるが、ときには、自分の気分じゃない曲だったり、嫌いなアーティストの楽曲が流れてきてしまうこともある。


そんな人のために、ユーザーの任意で特定のアーティストをミュートする機能が現在アプリ版でテスト実装された。


アーティストプロフィール右上の“…”アイコンをタップするとメニューが表示され、そこに“このアーティストの曲を再生しない””という項目が追加された。タップすると「OK! このアーティストの音楽を今後再生しません」というメッセージが表示され、ミュートが完了。ミュートしたアーティストの楽曲とプレイリスト及びミックスが再生されなくなる。






しかし他アーティスト名義でフューチャリングされている場合は再生されてしまうので注意が必要だ。




解除したい場合は同様に“このアーティストの楽曲の再生を許可する”を選択すれば、ミュートが解除され、再びアーティストの楽曲が再生される。






Spotifyはユーザーの意識に委ねた


Spotifyでは現在までに、R.Kelly(R・ケリー)や6ix9ine(シックスナイン)、XXXTENTATION(XXX・テンタシオン)など女性への暴行容疑で告発されたアーティストたちを強制排除した。しかし、反対意見を持つユーザーやアーティストのファンからの批判によって炎上し、現在は聴くことが可能となった。


関連記事:どうなるSpotify? ネットを騒がせたR.Kelly、XXXTENTACION問題に対して、更なるアーティストをプレイリストから消すか


こういった対応の経緯があることから、告発ドキュメント『SURVIVING R.KELLY』の放送を受け、全米で今まさに話題となっているR・ケリーの女性暴行問題の影響もあるのでは? という見方が海外メディアでは強い模様。


R・ケリー問題は音楽業界内外でアーティストの人間性と作品についての議論に発展し、論争を巻き起こしている。この一連の問題を受け、Spotifyがミュート機能を実装したのだとしたら、ユーザーそれぞれのモラルに判断を委ねた格好だ。


より、ユーザーの自由度が高くなり利便性が向上した反面、普段聴かないアーティストや、知らないアーティストとの出会いは狭まってしまう可能性もあるかもしれない。それでも、このミュート機能は、ユーザーが不快に感じるシーンを無くし、ストレスを確実に軽減してくれることになるだろう。



渦中のR・ケリーは、現在、刑事捜査の真っ直中。さらには女性擁護団体からの署名、抗議活動と世論の影響もあり、SONYをおおもととし、所属するRCAレコーズから公式的に解雇されたことが伝えられている。


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written by Tomohisa“Tomy”Mochizuki


source:https://www.youredm.com/2019/01/22/spotify-adding-block-and-mute-features-for-specific-artists/

https://www.billboard.com/video/bbnews011819chelsear-kelly-8494125

https://variety.com/2019/biz/news/r-kelly-dropped-sony-music-1203106180/


photo:Spotify




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