対象者は制作支援金のほか、「Spotify Studios Tokyo」の優先利用権提供など様々支援が受けられる。

国内音声市場拡大に向けクリエイターのキャリア基盤確立を支援。その第一弾としてサポートするクリエイター3組を発表した。

近年、ポッドキャスト作成のためのプラットフォーム「Anchor」を傘下に収めるなどポッドキャスト市場開拓に力を入れるSpotifyが、国内音声市場拡大に向け、クリエイターのキャリア基盤確立を支援するための「クリエイター・サポート・プログラム」を開始した。
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<h2>発掘、共有、育成の3軸でポッドキャストクリエイターのキャリアを支援&nbsp;</h2>

「クリエイター・サポート・プログラム」は、「発掘（Discovery）」、「共有（Community）」、「育成（Incubation）」の3つを軸に才能ある音声コンテンツクリエイターを発掘し、データやナレッジ、プロモーション機会を提供することで彼らがキャリア基盤を確立できるようにサポートしていくプログラム。&nbsp;

3軸のうち「発掘」では、アワードやイベントへの協賛・協力を通じて、質の高い音声コンテンツを既に制作・配信している個人クリエイターをいち早く「発掘」し、彼らがより多くのリスナーに発見されるように協力する。一方、「共有」では、専用サイトやSNSでの発信、イベントやウェビナーの定期開催などを通じて最新情報やノウハウを共有。クリエイターの日々の創作活動を支援するだけでなく、クリエイターへコラボレーションの機会を提供する。そして、「育成」では、制作経験の少ない一般のポッドキャストクリエイターが音声コンテンツの配信を始めるきっかけやツールを提供し、その才能を発揮できるよう育んでいく。
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<h3>「クリエイター・サポート・プログラム」第一弾に選出された3番組は?&nbsp;</h3>

「クリエイター・サポート・プログラム」の第一弾では、日本で初めてのポッドキャスト分野の授章式として昨年スタートした「Japan Podcast Awards」の昨年の受賞作品である『歴史を面白く学ぶコテンラジオ』をはじめ、『Hapa英会話 Podcast』、『墓場のラジオ』といった個人のクリエイターが制作・運営する3つの人気ポッドキャストのスピンオフや新シリーズを、1月20日よりSpotify独占配信の新番組として配信。また、今年も「Japan Podcast Awards」とのパートナーシップのもと、次の世代を担う才能あるクリエイターたちにいち早く脚光を当てる目的で「Spotify NEXT クリエイター賞」を新たに創設し、彼らがリスナー基盤を確立できるようにサポートしていく。&nbsp;

Spotifyは2019年2月に「オーディオファースト」という新たなグローバル戦略を打ち出して以来、個人最適化されたリスニング体験やレコメンドを通じて、音楽のみならずお気に入りのポッドキャストも発見し、楽しむことができる総合的なオーディオ・プラットフォームへと進化を遂げてきた。その過程でSpotifyは、各地域の市場においてクリエイターやユーザーに対するサービス提供に注力することで、世界のポッドキャスト市場の成長を牽引。一例として、2020年には世界でもまだあまり脚光を浴びていない分野のポッドキャストを初めて制作するクリエイターを発見し、教育・指導するサポートプログラム「Sound Up」を推進している。
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<h3>お笑い芸人から人気雑誌、話題のアニメまでのオリジナルポッドキャスト番組が揃うSpotify&nbsp;</h3>

現在、Spotifyではオリジナルポッドキャスト番組として、お笑い芸人のロバートによる『ロバート presents 聴くコント番組〜秋山第一ビルヂング〜』やkemioによる『kemioの耳そうじクラブ』といったポッドキャストコンテンツが人気を博しているほか、昨年12月には「月刊ムー」、「美術手帖」、「TRANSIT」の人気3雑誌による「＃聴くマガジン」の配信も開始。また、今月からは人気アニメ『呪術廻戦』と連動した『呪術廻戦 じゅじゅとーく』の配信を開始しており、注目を集めたばかりだ。&nbsp;

日本では今のところ、ポッドキャストクリエイターが、先述の「Anchor」を使ったポッドキャスト配信による<a href="https://help.anchor.fm/hc/en-us/sections/360001911411-Monetizing-your-podcasthttps://help.anchor.fm/hc/en-us/sections/360001911411-Monetizing-your-podcast">収益化</a>は実現していないが、今後はそれが実現する可能性もあるため、その意味でもポッドキャストクリエイターにとっては、今回の「クリエイター・サポート・プログラム」には注目したい支援プログラムだ。
クリエイター・サポート・プログラム第一弾に選出された3番組の詳細は以下のとおり。&nbsp;

『コテンラジオ Spotifyオリジナル』
配信日：隔週土曜日5時
・初回配信日：1月23日(土)
・番組URL：<a href="http://spoti.fi/COTENRADIOSpotifyOriginal"><a href="http://spoti.fi/COTENRADIOSpotifyOriginal">http://spoti.fi/COTENRADIOSpotifyOriginal</a></a>

『Hapa英会話 presents ENGLISH MINDSET』
・配信日：毎週火曜日5時
・初回配信日：1月26日(火)
・番組URL：<a href="http://spoti.fi/HapaENGLISHMINDSET"><a href="http://spoti.fi/HapaENGLISHMINDSET">http://spoti.fi/HapaENGLISHMINDSET</a></a>

『墓場のラジオ - Forest Stories -』
・配信日：毎仏滅　18時
・初回配信日：1月29日(金)
・番組URL：<a href="http://spoti.fi/HAKABANORADIOforeststories"><a href="http://spoti.fi/HAKABANORADIOforeststories">http://spoti.fi/HAKABANORADIOforeststories</a></a>

written by Jun Fukunaga

source:
<a href="https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000022249.html"><a href="https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000022249.html">https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000022249.html</a></a>
<a href="https://help.anchor.fm/hc/en-us/sections/360001911411-Monetizing-your-podcast"><a href="https://help.anchor.fm/hc/en-us/sections/360001911411-Monetizing-your-podcast">https://help.anchor.fm/hc/en-us/sections/360001911411-Monetizing-your-podcast</a></a>

photo: <a href="https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000022249.html">Spotify Japan</a>

Spotify、次世代音声コンテンツクリエイター支援のための「クリエイター・サポート・プログラム」開始

Spotifyが総額1億円を新たに拠出し、次世代を担う国内音声コンテンツクリエイターを支援する「クリエイター・サポート・プログラム」を拡充することを発表。それに伴い、同プログラムを通じて創作活動を支援する第1期クリエイターの募集を開始した。
<h3>これまで以上に包括的で充実したサポートを提供</h3>
今回の追加投資は、創作活動を継続するために支援を必要とするクリエイターに対し、これまで以上に包括的で充実したサポートを提供していくことを目的にしたもの。
これまでに世界中の音声クリエイターを支援してきたSpotifyは、ここ日本でも「発掘」「共有」「育成」の3つの軸で活動を支援する「クリエイター・サポート・プログラム」を2021年1月に開始しており、音声コンテンツクリエイターがこの分野でキャリアを築くことを後押してきた。
今回の「クリエイター・サポート・プログラム」拡充により、Spotifyは対象となるクリエイターに次のような支援を新たに提供していく。
1． 再生回数やフォロワー数をはじめとするSpotify上でのデータに応じて、対象クリエイターの番組に月額3万円から100万円までの制作支援金を提供 
2． 番組の収録を目的とした「Spotify Studios Tokyo」（東京・渋谷）の優先利用権の提供 
3． ノウハウやナレッジの共有を目的としたオンラインセミナーの実施 
4． クリエイター同士が集う交流イベントの定期的な開催 
5． リスナーとのコミュニティ形成を目的にしたイベントの運営サポート
<h3>サポート対象は?</h3>
サポート対象は、ポッドキャスト分野で国内初のアワードとなる「Japan Podcast Awards」内に設立された「Spotify NEXT クリエイター賞」の受賞者や、Spotifyが展開するポッドキャストクリエイター養成プログラム「Sound Up」の受講経験者、さらにはSpotifyが提供する音声配信プラットフォーム「Anchor」で番組を配信するクリエイターから個人・法人を問わず応募を募り、Spotify内での選考を経て決定する。
また今回の施策について、Spotify Japan音声コンテンツ事業統括の西ちえこ氏は、次のようにコメントしている。
<blockquote>
Spotifyは2019年より本格的に音声事業に取り組んでおります。日本でも『クリエイター・サポート・プログラム』などのクリエイター支援を通じ、コンテンツの多様性を推し進め、ポッドキャストに興味をもっていただくきっかけをリスナーに提案してきました。今回の拡充によってより包括的で充実した支援を提供することで、彼らが新たな創作に挑み、これまでにない革新的なコンテンツを生み出す一助になれましたら幸いです
</blockquote>
第1期クリエイターの応募受付期間は個人クリエイター、法人利用者ともに2022年1月27日〜2022年9月末まで。
応募概要は下記のとおり。
2022年度 個人クリエイター向け応募概要 
◆ 受付期間： 2022年1月27日〜2022年9月末 
◆ 募集対象： Spotifyが提供する音声配信プラットフォーム「Anchor」で番組を配信し、5,000人以上のリスナーを持つ、またはソーシャルメディアで5,000人以上のフォロワーを持つクリエイター 
◆ 応募方法： 指定フォームより応募 （URL: <a href="https://spoti.fi/IndividualCreators">https://spoti.fi/IndividualCreators</a> ）
2022年度 法人企業向け応募概要 
◆ 受付期間： 2022年1月27日〜2022年9月末 
◆ 募集対象： 新しい番組のアイデアを保有し、Spotifyが提供する音声コンテンツ配信プラットフォームのAnchorで番組の配信を検討している法人利用者 
◆ 応募方法： 指定フォームより応募 （URL: <a href="https://spoti.fi/Corporations">https://spoti.fi/Corporations</a> ）

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