収益はクリエイターに100%還元、SoundCloudからSpotifyなどストリーミングサービスに配信可能に!

昨年から進化を続けるSoundCloudにまたもや新機能が追加。よりインディーズアーティストを魅了する仕様になった。
SHARE
2019.02.20 04:00

昨年からインディーズアーティストにとってよりフレンドリーな仕様へと進化し続けているSoundCloudだが、今年もその進化が止まらない。なんとついにSoundCloudから外部ストリーミングサービスへの配信が実現することになったという。 


SoundCloudからSpotify、Apple Musicなど外部ストリーミングサービスに配信が可能に 


最新の発表によると、この新機能は現時点ではまだベータ版となるものの、有料プランのSoundCloud Pro及びPro Unlimitedユーザーは、今後、Spotify、Apple Music、Amazon Music Unlimited、YouTube Musicなど有名音楽ストリーミングサービスへの配信がSoundCloud Premierの機能を使って可能になるという。


外部ストリーミングサービスから得た収益は100%還元 


またSoundCloudでは昨年からインディーズアーティストが同プラットフォームに公開している音源によって収益化できるように仕様変更したことが話題になったが、今回の新機能が加わることでよりインディーズアーティストが選びたくなる音楽プラットフォームへと進化した印象を受ける。


そうなると次に気になるのは外部プラットフォームに配信するための費用だが、SoundCloud側は、それについて配信される音源の権利は、アップロードする側(アーティスト、レーベルなど)が100%持つことになると主張。さらに外部のストリーミングサービスでの配信で得た収益に関しても、SoundCloud側は配信手数料をとることはなく、収益も100%、音源の権利者側に支払われるとのこと。




デジタル音源のディストリビューション方法に変化が起こる? 


これによって、フィジカルリリースを行わないインディーズアーティストやインディーズレーベルは今後のディストリビューション方法を再検討することになりそうだ。またアグリゲーターなどこれまでデジタル音源リリースの仲介役を担ってきた業者が、今後、Soundcloud以上に魅力的なプランを提示する必要もあるはずだ。ちょっと考えてみたところ、例えば、アグリゲーターがストリーミングサービスでプレイリストを作成、それを人気プレイリスト化。そこに音源を送り込むというプランがあれば、SoundCloud以外を選択する大きな理由のひとつになるのではないだろうか? 


音源の収益化に始まり、DJソフトでの配信カタログ曲の使用、Instagramストーリーへのダイレクトシェアなど、現代のインディーズアーティストやDJが音楽プラットフォームに求める理想的な機能を追加し、サービス内容を拡充させ続けてきたSoundCloudだが、この新たな一手は、音楽クリエイターや業界にどのように受け入れられることになるのだろうか? ユーザーたちの反応が気になるところだ。 


written by Jun Fukunaga

source:

https://creators.soundcloud.com/premier


photo: Pixabay





SHARE