Diana Krall(ダイアナ・クラール)の60年代から現代までのヒット曲を集めたカバーアルバム『Wallflower』

グラミー賞常連アーティストとなったDiana Krallのキャリアを紹介
SHARE
2018.09.07 04:30

グラミー賞常連アーティスト・Diana Krall


世界的なジャズ系アーティストで、グラミー賞の常連でもあるDiana Krall(ダイアナ・クラール)。彼女は2015年に『Wallflower』という往年の名ポップソングをカバーしたアルバムを発表し、この作品が高い評価を受けている。そんな『Wallflower』の詳細や彼女のプロフィールを紹介する。




Diana Krallのプロフィール


Diana Krallは、1964年生まれのカナダ人ジャズアーティストで、フルネームはDiana Jean Krallという。カナダ南西部の端に位置するナナイモという都市で生まれた彼女は、幼い頃から両親の影響を受けてピアノを習い始め、15歳の頃に音楽活動を開始した。その後、ミュージシャンとしての素質を高く評価をされ奨学金を得る事に成功し、世界的な音楽大学「バークリー音楽大学」に入学する。


Diana Krallがバークリー音楽大学で学んでいた頃、同窓生に日本のジャズピアニスト・小曽根真がいたことは有名で、彼とは親交があった。ちなみに卒業後、Diana Krallは日本で開催された来日記念イベントで小曽根真と共演したがあり、卒業後も親交は続いている。バークリー音楽大学卒業後はしばらくロサンゼルスで活動していたが、その後、NYに移住して1993年に30歳を目前にしてようやく遅咲きのデビューを果たす。リリースを重ねるごとに作品の売上枚数は増加していき、1999年には念願のグラミー賞をついに受賞した。


以降は、コンスタントにグラミー賞を受賞するようになって世界的ジャズアーティストの1人に数えられるまでになり、2010年代に入っても活躍を続けている。なお、Mr.Childrenのメンバーをはじめとして日本のアーティスト達からも強く敬愛されているミュージシャン・Elvis Costello(エルヴィス・コステロ)は彼女の夫である。





カバーアルバム『Wallflower』が高い評価をうけた


1993年のデビュー以来リリース間隔が空くことなくコンスタントに新しいオリジナルアルバムを発表し続けてきたDiana Krall。そんな彼女は、2015年にオリジナルアルバムではないカバーアルバム『Wallflower』を発表して日本でも大きな話題となった。この『Wallflower』はジャズの名曲ではなく1960年代以降のポップス分野の名曲をオリジナルアレンジでカバーしている。


プロデューサーが世界でも音楽プロデューサーの最高峰といわれるDavid Foster(デイヴィッド・フォスター)である点もポイントだ。なお、デイヴィッド・フォスターと日本のなじみを紹介すると、日本のポップス史に残る松田聖子の歴史的名曲「抱いて・・・」は彼が作曲した曲である。


続いて『Wallflower』にはどんな作品が収録されているかというと、日本でも有名な作品であるGilbert O'Sullivan(ギルバート・オサリバン)の「Alone Again」が収録されている。また、Carpenters(カーペンターズ)の「スーパースター」10ccの「アイム・ノット・イン・ラヴ」といった曲も収録されていて、年代的には1960年代・1970年代の作品が多い。


そして名曲揃いであるほか、あのデイヴィッド・フォスターがプロデュースしている事もあって海外ではもちろん、日本でもAmazon書評等で極めて高い評価を受けている。なお、作品を試聴してみたい場合は、Amazon Japanの『Wallflower』商品ページより、全曲を30秒間試聴する事が可能だ。




Paul McCartney作曲の新曲も収録!


Diana Krallの『Wallflower』は、基本的にはカバーアルバムだが新曲も収録されている。そして注目したいのは、その新曲を書き下ろしたのが元ビートルズのメンバーであるリビングレジェンドPaul McCartney(ポール・マッカートニー)であるという点だ。


彼が書き下ろした「If I Take You Home Tonight」はアルバムの6曲目に収録されているが、ポール節全開の名曲に仕上がっており、このアルバムのクオリティを大きく高めている。



photo: facebook


written by 編集部


SHARE