Sik-Kインタビュー 韓国ユースカルチャーのアイコン、そのルーツとこれから

m-flo lovesプロジェクトに参加したSik-Kにインタビュー。海外生活の経験やm-flo、Jay Parkについて話を聞いた。
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2020.03.23 09:30

楽曲制作とMV撮影で日本を訪れたSik-Kにインタビュー。カナダでの留学時代、m-floとの共演、無二の存在であるH1GHR MUSIC RECORDSの代表Jay Parkの存在、今後の活動について話を聞いた。






国境を越えて活躍する韓国気鋭のラッパーSik-K。そのルーツとこれから。m-floとの共演、Jay Parkについて聞く


韓国の人気ヒップホップ・サバイバル番組『SHOW ME THE MONEY』で注目を集め、Jay Park率いる韓国のHIPHOP専門レーベル、H1GHR MUSIC RECORDS(ハイヤー・ミュージック・レコード)に所属するSik-K。日本でも、韓国ヒップホップファンには知られた存在だ。10代の大半をカナダで過ごした経験もあることから、グローバルな感性を持ち、USヒップホップの影響を色濃く楽曲に反映している。歌うようにラップするスタイルで、メロウな楽曲からハードなトラップビートまで乗りこなす気鋭のラッパーは、2019年に日本のJP THE WAVYとコラボレーション。韓国ユースカルチャーのアイコンとして人気を確立し、m-floの新しい“loves”プロジェクト第1弾、「tell me tell me」にeill、向井太一とともに唯一の海外アーティストとして参加している。



Jay Parkを例えるなら、信仰の対象


—カナダでの居住経験があるSik-Kはそこで現在レーベルメイトでもあるプロデューサーユニットGroovyRoomらと「YELOWS MOB」を立ち上げていますよね?出身である韓国だけではなく、海外で生活し音楽活動をしたことで良かったことはなんですか?


Sik-K:自分自身と向き合う時間がたくさんあったことですね。カナダではああしろこうしろって指示する人間がいなかったから、自分でジャッジしていかなければならなかったんです。


—そのときの経験は、今のSik-Kにも影響していますか?


Sik-K:もちろん100%自分の思い通りってわけではないけど。人にアレコレ言われてやるのではなくて、自分で選択して自分で決める場面がたくさんありました。韓国よりも、個人の自由を感じましたね。24時間、純粋に音楽に向き合える環境だったので、そう言えますね。


—それは何歳くらいの時ですか?


Sik-K:中学校3年生から高校3年生までです。


—いろんなインタビューで聞かれていることだと思いますが、Sik-Kさんが所属する韓国のヒップホップレーベルH1GHR MUSIC RECORDSの代表であり、アーティストSik-Kを知るに上で欠かせない存在である、Jay Parkさんについてお聞きします。Jay Parkさんとの出会いのきっかけは何だったんですか?


Sik-K:韓国のヒップホップ番組「SHOW ME THE MONEY」です。Jay Parkが審査員で、僕が出演した際に知り会いました。


—Sik-Kにとって、Jay Parkの存在はどのようなものなんでしょうか?


Sik-K:僕は宗教家ではないし無宗教なんだけれど、例えるなら信仰の対象ですね。クリスチャンならイエス・キリスト、仏教ならブッダのような存在。それくらい大きな信頼を置いている人物です。



m-floは“センパイ”、2020年にSik-Kが実現したいこと


—今回、“m-flo loves”への参加のオファーが来たときはどんな気持ちでしたか?


Sik-K:すげえ!って思いました。


—韓国でもm-floは有名ですか?


Sik-K:Boom Clap♪ BoomBoBoom Clap♪(口ずさみながら)m-floの「miss you」が韓国チャートで1位になったことがあるんです。韓国で初めて1位を取った日本の曲です。だから、センパイですね。すごいセンパイなのに年下の僕に対してもフラットに接してくれて、嬉しかったです。


—m-floとの共演、さらに2019年には、JP THE WAVYの楽曲「Just A Lil Bit」にも参加しています。今後も日本のアーティストと楽曲制作したり活動する予定はありますか?


Sik-K:どんなアーティストでも、音楽性がカッコいいと思える人とはぜひ一緒に楽曲制作をしたいと思っています。そうなれば自然とSik-K個人の活動も日本で増えていくかなと思いますね。


—2020年の活動でアナウンスできる情報やプランがあれば教えてください。


Sik-K:今年中にアルバムを2枚以上出したいです。


—それはハードワークですね。ホントに?


Sik-K:そう。ハードワーク。ホントです。




一見、近寄りがたそうにも思えたが実際に話してみるととても礼儀正しく、謙虚でフレンドリー。忙しいスケジュールの合間を縫って丁寧に受け応えしてくれた。英語と韓国語に加え、日本語でも積極的に質問に応じてくれるなどサービス精神たっぷり。ひとたびカメラが回れば、ラッパー然とした振る舞いで観る者を魅了する。AMBUSH®のレザージャケットに身を包み、VERBALと並びMV撮影に臨む姿はスター性を感じさせるのに充分だった。愛嬌とクールさを兼ね備えたそのキャラクターに、人気の高さもうなずける。静かに、しかし熱い野心を秘めたSik-Kの活躍が今後日本でももっとたくさん観られることを期待したい。




【リリース情報】




デジタルシングル 「tell me tell me 」

m-flo loves Sik-K & eill & 向井太一

2020年3月6日(金)配信


ストリーミング&ダウンロードリンク

▶https://m-flo.lnk.to/TNCqH_0306_tellmetellme



written by TOMYTOMIO

translation:Sakiko Torii(BLOOMINT MUSIC





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