「Booyah」の大ヒットで知られるオランダの兄弟デュオ、Showtek(ショーテック)

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Wouter JanssenとSjoerd Janssenの兄弟デュオ、Showtek (ショーテック)とは?
ダンスミュージック大国オランダが誇る兄弟デュオであるShowtek (ショーテック)は、Wouter Janssen(ウーター・ヤンセン)とSjoerd Janssen(シュールト・ヤンセン)の2人で結成。
「いいものは決してそれで完成ではない」と常に上を目指す完璧主義者である兄のWouterと、幼少の頃から礼儀正しく紳士的な気質を持つ反面、ステージ上では恐れを知らずにクラウドを常にコントロールする名MCに変貌する弟のSjoerd。彼らのSNSを見ていると、公私ともにお互いに良きパートナーとして認め合っていることが伺える。
Showtekの音楽スタイルとは?
Showtekとして音楽活動を開始した2001年頃はテクノの楽曲を制作していたが、2003年頃にハードスタイルへの移行を経て、現在のスタイルとなった。
プログレッシブ・ハウスやエレクトロ・ハウスを中心に取り扱っている名門ダンスミュージックレーベル「Spinnin' Records」の傘下レーベル「Skink Records」の主宰も務める。2012年には「Crazy Collabs」と呼ばれるシリーズを始め、大人気DJのTiëstoやHardwell、Bassjackers、Ookayといった様々なジャンルのプロデューサーとレコーディングを行っていたShowtek。
そんな彼らの代表曲といえば、大半の方が「Booyah」を思い浮かべるのではないだろうか?2013年リリースのこの曲は、Showtekと同じくオランダのプロデューサーのWe Are Loud!、シンガーソングライターのSonny Wilsonとのコラボ曲。中毒性のあるサウンドについつい「booyah!」と叫びたくなっちゃいますね。
知っておきたいShowtekのヒット曲
「Booyah」のスマッシュヒットにより、一躍その名を知らしめた彼らは、翌年の2014年にもはや説明不要のスーパースターDavid Guettaとのコラボ曲「Bad」をリリース。こちらもラジオやクラブで流れない日はないといっても良い程のヒット曲となった。
その他「We Like To Party」といった重低音のハードでダーティーな数々のアンセムを世に送り出し、EDMシーンを牽引してきた彼ら。これらの楽曲は、トランスやハードスタイルシーンからも爆発的な支持を得ている。
「Booyah」
「We Like To Party」
「Bad」
こちらの映像は、Ultra Music Festival 2017のメインステージに出演したShowtekのライブパフォーマンス。ハードスタイルを軸にしていた彼らだからこその骨太なサウンドで攻めるセットは、テンションが一気にアガりますね!
Diplo率いるダンスホールレゲエ・ユニットMajor Lazerとのコラボ曲「Believer」は2017年1月にリリース。瓦礫の下敷きとなった少年と、その少年の意識の中に現れる謎の怪物との交流を描いたミュージックビデオにも注目。
2017年は、楽曲のプロデュースよりもギグに力を入れていた彼ら。一年を通して、大型フェスティバルや有名クラブでのオファーが絶えず世界中を飛び回っているのだが、ここ日本でも2016年に引き続き、2017年5月26日に新木場ageHaで行われた来日公演で最高のエンターテイナーっぷりを見せつけてくれた。
2018年もきっと日本に戻ってきてくれるに違いない。まだ彼らのパフォーマンスを観たことのない方は、熱狂のパフォーマンスを是非とも体感して欲しい。
Photo by :https://www.facebook.com/pg/showtek/photos/?ref=page_internal
Written by 編集部