au 5Gが“体感型のエンタメ”を渋谷で促進「渋谷 5G エンターテイメントプロジェクト」発足発表&キックオフパーティレポート

5Gテクノロジーで渋谷の街はどう変わるのか。プロジェクト発足パーティにはDarren EmersonやKen Ishii、Licaxxxが登場。
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2020.01.29 09:30

昨年末にオープンしたばかりの東急プラザ渋谷。最上階の「CÉ LA VI」にて、1月24日の夜、あるプロジェクトのキックオフパーティが行われていた。登場したDJはLicaxxx、Ken Ishii、そして元UnderworldのメンバーであるDarren Emersonと豪華な顔ぶれ。



このパーティは、KDDIがパートナー企業とタッグを組んで展開する「渋谷 5G エンターテイメントプロジェクト」のスタートを祝う催しだった。通信キャリア会社が仕掛けるクラブイベントというのはなかなか珍しい。


会場に足を踏み入れると、Licaxxx、Ken Ishiiがプレイする極上のダンスミュージックが響き渡る。




シンプルながらゴージャスな雰囲気を漂わせる店内、東京の夜景が一望できるテラスには、ドリンクやフード片手に音楽と会話を楽しむファッショナブルな招待客たちの姿が。会場に飾られた“au 5G”のネオンサインが鮮やかなオレンジ色を放ち、フォトブースでは撮影を楽しむ人々の姿も見られた。


21時を過ぎた頃、いよいよDarren Emersonが登場。音を鳴らし始めるとこの夜一番の歓声が上がり、彼のDJプレイに酔いしれる人々でフロアは溢れ返った。




「5G」で渋谷の文化を深化させる


この「渋谷 5G エンターテイメントプロジェクト」はKDDI、渋谷未来デザイン、渋谷区観光協会が主体となり、東急やパルコといった渋谷を象徴する企業や、NETFLIX、Live Nationなどエンタメサービスを提供する企業など32社がパートナーとして参画。渋谷の街で“au 5G”の技術を“エンターテイメント”という切り口で展開していくプロジェクトだ。




最近耳にすることも多いこの「第五世代移動通信システム=5G」。“5G”は大きく以下の3つ、高速/大容量・低遅延・多接続を可能にする通信システムと言われている。現在主に使用されている“4G”に比べ、通信速度は20倍、遅延は10分の1、同時接続数は10倍にもなるそうだ。この5Gを用いた新しいサービスやビジネスの展開により、私たちの生活がさらに豊かになるだろうと大きな期待が寄せられている。

参考:KDDI IoT「5Gとは?」


KDDIはこの“au 5G”を渋谷で、エンターテイメントというカテゴリで展開し、渋谷の文化をより深化させていくことを目標としている。前述したキックオフパーティの数時間前には、「渋谷 5G エンターテイメントプロジェクト」の発表記者会見も行われていた。


なぜ「渋谷」、なぜ「エンタメ」


5Gサービスの拡大により、医療、交通など様々な分野にて革新が起きるとされているが、KDDIはなぜ渋谷という場所を選び、なぜエンタメという分野にて展開しようとしているのだろうか。


KDDIのアグリゲーション推進部 部長 繁田光平氏は記者会見にて「“渋谷区すべてをエキシビジョンと考える”、渋谷区の持つこの理念に共感し、渋谷という場所を選んだ。様々な実験を重ねて5Gが持つ可能性を広げていくには、多くの人々、特に流行の感度が高い人々が集まる渋谷という場所が最適ではないか」と経緯を説明した。


また、渋谷区観光協会 代表理事の金山淳吾氏は「渋谷区の基本構想では、“新たな文化を生み続ける街へ”というスローガンを掲げている。5Gのテクノロジーにより渋谷の様々な場所の使い方が変わり、新しい文化がさらに生まれていくことを期待している」と述べた。


若者だけでなく、幅広い世代へ


記者会見には渋谷未来デザイン フューチャーデザイナーを務める若槻千夏氏も登壇。「渋谷はダイバーシティの街。若者だけではなく、私のようなママや子供たちにとってもエンターテイメントな街になって欲しいと思っている」と、5Gによって生み出される体験が幅広い世代に届くことを期待していた。




プロジェクト発足に合わせて、1月24日・25日に渋谷で行われていた企画は、実際に幅広い世代が5Gの技術を体感できる企画だったように思う。


ハチ公前広場に2日間限定でau 5G基地局を設置。「5G体験イベント」として、特設ブースにて過去の渋谷にタイムスリップできる企画が行われていた。広場にてスマホをかざすと、1964年の渋谷の街並みが浮かび上がる。当時の渋谷を知る世代はノスタルジーを、知らない世代は新たな発見を味わうことができる貴重な機会だったのではないだろうか。




また、25日には若者から絶大な人気を誇るシンガーソングライター、須田景凪のライブ会場とau SHIBUYA MODIをau 5Gで繋ぐ企画も実施されていた。au SHIBUYA MODIにいる観客はリアルタイムで須田景凪のライブ映像を視聴し、その観客は5Gスマホを使って実際のライブ会場の演出に参加できるというものだ。5Gの特徴である低遅延・多接続を利用した企画で、未来の音楽体験を感じさせる内容だった。




誰もが新しい体験を享受できる街、渋谷に


これを皮切りに「渋谷 5G エンターテイメントプロジェクト」では今後も様々な企画を、渋谷の街全体を使って展開していくという。新しいアイデアを元に高速で施策展開していき、それを繰り返すことによって新たな文化創出に携わっていく。


若槻千夏氏は前述の記者会見で「5Gは、3Gから4Gに変わるくらいのイメージかなと軽く考えていたが、全く違った。5Gは世界を変えると言っても過言ではないと思う。これからの展開を想像すると本当にワクワクする」と話していた。


同じく記者会見において渋谷区長 長谷部健氏は「オリンピック・パラリンピック、明治神宮鎮座100年など大きな節目を迎える渋谷において、多様性を実際に体感できる企画が進んでいく。常に変化し続ける渋谷の魅力を国内外に発信してくれることを楽しみにしている」と期待を語った。




渋谷=若者の街というイメージが強い一方で、近年は再開発により大人をターゲットにした施設も続々とオープン。また東京都の調査によると、外国人旅行者が訪れる場所として渋谷は都内でもトップ5に入り、特に欧米からの旅行者の約7割が渋谷を訪れることがわかっている。

参考:平成30年 国・地域別外国人旅行者行動特性調査


今後さらに多様性が求められるであろう渋谷という街において、「おもしろい方の未来へ。」をスローガンに掲げるauがどんなイノベーションを起こしてくれるのか期待が高まる。誰もが新しい体験を享受できる街を目指して、今後もこのプロジェクトが進める最新の企画を追っていきたい。



渋谷 5G エンターテイメントプロジェクトHP:https://shibuya5g.org/



written by Moemi





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