Serato DJが最新Mac OS「Catalina」に対応発表。ほかのDJソフトは?

今月、DJたちにとっては悪い知らせとなった「ミュージック」アプリとDJソフトの問題をSerato DJがいち早く解決した。
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2019.10.23 05:00

今月、Appleが最新Mac OS「Catalina」を発表するも、これまでのようにiTunesライブラリとDJソフトの連携が不可能になるという互換性に関するトラブルが報告されていた。 


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Serato DJがトラブルが報告されていた最新Mac OS「Catalina」に対応 


これは従来のMac OSに搭載されていたiTunes廃止による機能分割後の音楽用アプリ「ミュージック」が、これまでiTunesライブラリと各種DJソフトを連動させるためのXMLファイルをサポートしないことが原因になって起きたことだった。それを受けて、有名DJソフト「Serato DJ」を販売するSeratoは、この程、その不具合を解消したことを発表。最新版の「Serato DJ Pro 2.3.0」と「Serato DJ Lite 1.3.0」が「Catalina」で問題なく使用可能になった。



またSeratoは今回の報告にあわせて「Catalina」をインストールしたMacでの「Serato DJ」使用時にあわせて使用可能なDJコントローラーを含むいくつかのハードウェアのリストも公開している。




rekordbox、Traktor DJの「Catalina」対応状況は? 


いち早く「Catalina」問題を解決したSerato。一方、ほかの有名DJソフトの対応状況は現在、どういった状況なのだろうか? FactによるとPCDJだけでなく、CDJでDJプレイを行うタイプのDJからも絶大な支持を受けるPioneer DJの「rekordbox」は、現在も未対応のまま。またSeratoと双璧をなすNative Instrumentsが販売する有名DJソフト「Traktor DJ」は、新しいベータ版と「Catalina」に互換性があるとしているもののあくまでベータ版のため、いきなり飛びつかずここは一旦、慎重になりたいところだ。  


※11月7日更新:

Pioneer DJより

現在、macOS Catalina 10.15 と rekordbox、ハードウェア製品の互換性確認をおこなっています。

2019年11月6日現在の検証結果は下記からご確認ください。
https://www.pioneerdj.com/-/media/pioneerdj/documents/mac-os-catalina-compatibility/macos-1015-compatibilites_ja_20191106a.pdf?la=ja-jp&hash=D8A141C4DC8124E80460D937AB9974DAE869FAF4

下記のモデルは、現在macOS Catalina 10.15以上ではご利用いただけません。

【CDJ-2000NXS2、CDJ-TOUR1、 XDJ-1000MK2:USB接続時】 

オーディオデバイスとして認識できない不具合が確認されております。 対応が出来次第お知らせ致します。

 【XDJ-RX】

ドライバーソフトウェアのインストールできない不具合が確認されております。12月中旬を目処にドライバーの対応をする予定です。

【DDJ-SX3】

ファームウェアのアップデートが終了できない不具合が確認されております。対応したファームウェアアップデーターを準備しています。対応出来次第お知らせ致します。

【rekordbox】

ミュージックアプリ(旧iTunes)と連携するには手動でXMLファイルを出力する必要があります。



「Serato DJ」がいち早く「Catalina」に対応したのはDJたちにとっては朗報だ。現在もDJソフトやDAWソフトなどを販売する各メーカーはこの問題に対応中なので、引き続き今後のメーカー発表を注意深くチェックしていく必要がありそうだ。 


written by Jun Fukunaga 


source: https://www.factmag.com/2019/10/22/serato-dj-macos-catalina-updates/

photo: Serato



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