元・AventuraのRomeo Santos(ロメオ・サントス)を紹介する!

アメリカではヒスパニック系が活躍
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2018.07.23 13:07

アメリカではヒスパニック系が活躍


現在、アメリカ人の6人に1人がヒスパニック系だといわれている。アメリカの音楽業界にも多くのラテンアメリカ移民出身の人が活躍している。その中の代表的な存在が元・Aventura(アヴェントゥラ)のRomeo Santos(ロメオ・サントス)だろう。この記事では、彼について広く紹介していく。




Aventuraのボーカルとして活動


元・AventuraのRomeo Santosは母親がプエルトリコ人で、父親がドミニコ共和国人である。1981年7月21日にアメリカのニューヨーク州のブロンクスで生まれた彼の少年時代には、デュエットやバチャタグループが数多く登場していたこともあって、彼もまたその影響を強く受けた。そしてRomeo Santosは同じブロンクス出身のドミニカ系アメリカ人3人とLos Tinellersを結成。これがAventuraの前身だ。この時期にリリースしたシングル「Trampa de Amor」は伝統的なバチャタのリズムで作られている曲で、後にAventuraを結成してからリメイクされて「Cuándo volverás」として発売されている。


2000年になってからRomeo Santos、Henry Santos, Lenny Santos(レニー・サントス) Max Santos(マックス・サントス)の4人でAventuraを結成してアルバム『Generation Next』をリリースした。Romeo Santosはこのグループのボーカルだったが、当時はポップやR&Bが全盛期を迎えていたこともあってバチャタベースの音楽スタイルはあまり受けず、このアルバムはヒットにはならなかった。


しかし、2003年にリリースしたセカンドアルバムの『Obsesión』が大ヒットになる。このアルバムはこれまでの音楽スタイルとは少し異なって、ヒップホップ要素を多く取り入れた楽曲が多く、アメリカだけでなくヨーロッパでも爆発的に売れることになった。


その後、『Love&Hate』、『God’s Project』などさまざまなアルバムを発表するがそのいずれもヒップホップ、R&B要素が取り入れられていて、Aventuraとしての新しいスタイルが確立していく。Aventuraとしての活動が順調になっていき、2007年頃からRomeo Santosのソロ活動も目立つようになってきた。



Romeo Santosがソロとしてデビュー


ソロ活動が多くなってきたRomeo Santosは2011年にソロとして独立することになった。ファーストシングルの「You」はホットラテンソングスのランキングで上位にランクインした。ドミニコらしさは楽器くらいで非常にアメリカ的な音楽になっている。そして、セカンドシングルの「Promise」はバチャタとR&Bが融合した曲調になっている。さらに、これらのシングル曲が収録されたファーストアルバムの『Formula, Vol.1』には、フラメンコシンガーのTomatito(トマティート)やMario Domm(マリオ・ドム)とのコラボ曲も入っているのだ。特に、Mario Dommとのコラボ曲はバチャタ音楽とは完全に離れたポップになっているのだが、その一方、Anthony Santos(アンソニー・サントス)Luis Vargas(ルイス・バルガス)Raulin Rodriguez(ローリン・ロドリゲス)が加わった『Debate de 4』は伝統的なバチャタリズムとなっている。4人で言い争うシーンがあるのも注目の1つだ。


2012年にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでコンサートを3日間開催するが、いずれも完売した。2014年にはヤンキースタジアムで初のパフォーマンスを行い、これはラテンアーティストとしては初の快挙だった。ラテンミュージックを先導してきたRomeo Santosは今後も注目に値するアーティストだろう。


photo: https://www.facebook.com/pg/RomeoSantosOfficial/photos/?ref=page_internal


written by 編集部

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