TR-808、TB-303などシンセ使い放題の「Roland Cloud」がリニューアル、日本語にも対応!

メンバーシッププランも刷新されたほか、最新ソフトシンセとなる「ZENOLOGY」も発表された。
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2020.05.12 10:00

これまで日本語版が公開されていなかったRolandのソフトシンセ・サブスクリプションサービスの「Roland Cloud」が、正式に日本語対応した。



“Rolandの名機”が使い放題の「Roland Cloud」がリニューアル



今回の発表では、日本語対応にあわせて、サブスクリプションのメンバーシッププランがリニューアルされ、新たに「Free」、「Core」、「Pro」、「Ultimate」の無料/有料の4プランが設けられている。


「Pro」以上の有料プランではサンプル・プレイバック・エンジンであるConcerto内で動作するソフトシンセ音源の「Anthology」、「Tera」、「Flavr」、「Drum Studio」や、先述の有名ヴィンテージ機材をベースにしたシンセウェイヴ、アシッドハウス、テクノなどのサウンド・コレクション「Patches and Patterns」も使用できるなど、無料/有料で使用できる機能は異なるがユーザーの用途にあわせて月額/年額で利用できるのは大きな魅力といえるだろう。


また「Roland Cloud」ではサブスクリプションでソフトシンセを使うほかに気に入った音源があれば、「Lifetime Key」を購入することで、有料メンバーシッププランの登録がない場合でもRolandアカウントが有効である限り、使うことができる。 



最新ソフトシンセ「ZENOLOGY」をあわせて発表  


さらにRolandは「Roland Cloud」の日本語対応にあわせて、最新ソフトシンセ「ZENOLOGY」も発表。同シンセは、Rolandの約半世紀に渡るシンセサイザー開発のノウハウを結集した最新サウンド・エンジン "ZEN-Coreシステム"をDAW上で実現する「Roland Cloud」のみで使用できるソフトシンセだ。




この「ZENOLOGY」では、トラップ、EDM、ドラムンベース、シンセウェイヴ、Lo-Fiヒップホップなど特定のジャンルの音楽制作に最適なサウンドパックを始め、3000以上のプリセット音色や70以上のドラム・キットやJUNO-106やCE-1の広がりのあるコーラス、スペーシーなディレイ、SDD-320 Dimension Dのようなユニークなエフェクトなど、Rolandの名機90種類の高品質なエフェクトを使って音楽制作ができるほか、JUPITER-XなどZEN-Coreシステムを採用しているハードウエアとも音色の共有も可能だ。


使用に関しては「Roland Cloud」の「Core」プラン(月額2.99ドル)のメンバーシップが必要になるが、機能限定版の「ZENOLOGY Lite」であれば「Free」プランでも使用できる。また「Pro」(月額9.99ドル)以上のプランでは今後、公開が予定されている「ZENOLOGY Pro」とJUPITER-8、JUNO-106、SH-101、JX-8Pなどローランド往年のシンセサイザーを再現するModel Expansion機能も使えるようになる。


「Roland Cloud」は、利用するにはやや割高の印象があったが、今回のリニューアルでは使える機能の差はあれど、価格面では以前に比べてユーザーフレンドリーになった印象を受ける。現在は最上位のメンバーシップ・プラン「Ultimate」の30日間無料トライアルが実施されている。気になった人は試しに使ってみては?


「Roland Cloud」と「ZENOLOGY」の詳細は下記リンクにて。

Roland Cloud 

https://www.roland.com/jp/categories/roland_cloud/ 

ZENOLOGY 

https://www.roland.com/jp/products/rc_zenology/


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written by Jun Fukunaga 


source: 

https://www.roland.com/jp/categories/roland_cloud/

https://www.roland.com/jp/products/rc_zenology/


photo: Roland



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