気がつけば時すでに遅し...ロボットが2033年までに人口を上回る未来:調査結果

共存し合う世界かSFスリラーのような悪夢か… 2048年までに、ロボットの数が世界の人口を抜き、さらにそれぞれが感情を持つだろうとの研究結果が提示された。信じるか否か、あなたはどっち派??
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2018.05.02 13:00

イギリスのストリーミング配信プラットフォーム「NOW TV」が「Westworld」という近未来ドラマのコマーシャルとして、ロボット工学に関するある調査結果を発表した。


ロボットの数が世界中の人口より多くなる時代が来る!?


リアルなロボットがイギリスのパブに登場。触れ合う人々の怯える様子が見てとれる。


近未来に起こりうる現象について研究する機関Futurizonに所属する未来学者Ian Pearson博士によると、ロボット製造の成長率は毎年20%ずつの伸びを見せているそう。このままテクノロジーが急速に進歩すれば、早いと2033年までにロボット生産台数は世界中の人口を上回る、との見解も述べている。


なんとも想像しがたい主張だが、「現在、ロボットの個体数は約5700万台で、近い将来より飛躍的に伸び、少なくとも2048年には人間の数より多くなっているだろう」とのことだ。

加えて「2028年ごろを機に、ロボットが純粋な意思を持ち、人間と感情的に対話するようになる」ことも示唆している。


世界中のビジネスニュースを扱うメディア「Business Insider」によると、彼がこれまでに予言してきた内容の約85%の確率が実際に起きているんだそう。


あのスティーヴン・ホーキング博士も「AIは危険」との声明


先日亡くなられた、天才物理学者のスティーヴン・ホーキング博士も、未来は不明確としながら「AIは我々の文明史の中でも、最悪の事態となりうる」と予測している。


関連記事:スティーヴン・ホーキング博士が逝去 「車椅子の物理学者」とポップカルチャーの接点、偉大すぎる影響を振り返る追悼


さらに、シリコンバレーの敏腕実業家、イーロン・マスク氏も人工知能を「人類にとって現存する最大の脅威」だとし、「科学者たちは時に、熱中しすぎて自身が作ったものが何なのか見失ってしまう」と、行き過ぎた技術発展のリスクを指摘している。


AIとの共存について考えさせられる映画も


エンターテイメント業界においても、上記のようなテクノロジーの革新の危うさや、人工知能とどのように共生していくのかという問題は、憂慮すべき事柄のひとつと捉えられている。


ウィル・スミス主演の「アイ、ロボット」は、本来人間の生活をサポートするために開発されたロボットが自我を持ち、その開発者を殺害してしまう、という事件から始まるスリラームービーだ。もし彼ら予言者が語る通りのことが現実になれば、こんなディストピアが待っていないとも限らない。




「her / 世界でひとつの彼女」においては、アイデンティティを確立したAIとその持ち主とが恋に落ちてしまうという奇想天外なラブストーリーが展開される。なんともハートウォーミングな物語なのだが、予想のつかない結末に戸惑ってしまう方もいるだろう。



もちろん、どちらもフィクションなので想像の範疇ではあるが、こんなハプニングももしかしたら起きてしまうかもしれないし、杞憂に終わるのかもしれない。スティーヴン・ホーキング博士も、先述の発言で「未来は不確かなもの」だと前置きしており、あくまで仮説の域でしかない。ただ、どんなケースになってもいいように、備えておく必要はありそうだ。


Written by Kenji Takeda


source:http://www.dazeddigital.com/science-tech/article/39849/1/robots-will-outnumber-humans-and-be-emotionally-intelligent-by-2048

https://www.vanityfair.com/news/2017/03/elon-musk-billion-dollar-crusade-to-stop-ai-space-x

https://www.cnbc.com/2017/11/06/stephen-hawking-ai-could-be-worst-event-in-civilization.html

http://uk.businessinsider.com/ian-pearson-predictions-about-the-world-in-2050-2016-7/?r=US&IR=T/#we-could-start-seeing-delivery-drones-finally-start-making-deliveries-in-the-next-two-years-1

Photo:Wikimedia

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