DJ IZOHが語る、THE RAMPAGEツアーの熱狂とステージの理想

THE RAMPAGEのツアーにも帯同したDJ IZOHが、ツアーの裏話やTurntablistとしてヒップホップを語る。
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2019.06.21 08:45

ダンス&ボーカルグループ THE RAMPAGEがナビゲートする「RMPG DOPE STATION」。ヒップホップをベースに型破りな世界観を表現する彼らのルーツやマインドに迫る番組だ。6月17日の放送では、THE RAMPAGEのツアーにもDJとして参加したDJ IZOHがゲスト出演。ツアーの裏話やDJ IZOHがレコメンドするヒップホップについて語っていた。





【番組情報】


RMPG DOPE STATION

毎週月曜日 20:00-21:00放送

https://block.fm/radios/667





LIKIYA:さて、いよいよゲストの方に登場していただこうと思うんですが。翔平さん、緊張してます?


翔平:いやいや(笑)。楽しみで仕方がない!みなさんも待ってるんじゃないですか?


LIKIYA:さっきもね、始まる前に「2ショットをお願いしてもいいですか?」とか言ってましたね。


翔平:おこがましいですよね…ワールドチャンピオンですから。


LIKIYA:それでは、自己紹介していただきましょう。


DJ IZOH:DJ IZOHと申します。


彰吾:待望の!ついに来ていただきました。


DJ IZOH:僕、block.fmには何度か出たことあるんですけれども。普段もたまにチェックしたりしてて。そこでTHE RAMPAGEが番組を持っていると風の噂で聞きまして、こんなアツい話はないですよ。これはぜひ出たいと思って、お邪魔しにやってまいりました。


LIKIYA:ありがとうございます!嬉しい。ついに実現しましたね。どうですか?翔平さん。


翔平:いや〜、ツアーでもずっとお世話になってますし。ホールツアーからですね。


DJ IZOH:一昨年スタートのホールツアーからかな。


翔平:DJスキルもめちゃくちゃすごいし、教え方もうまいので。本当に(DJを)叩き込んでいただいて。


LIKIYA:急にめっちゃ緊張しとるやん!


彰吾:カチカチになってるけど大丈夫?(笑)


翔平:世のDJたちのレジェンドですよ、言ってみれば。自分が尊敬してるDJのみなさんが「IZOHさんは神だ」っていうぐらいの人なので。自分が緊張するのは納得だなと(笑)。


DJ IZOH:ゆるく行っちゃって大丈夫だから(笑)。


LIKIYA:僕もIZOHさん、ダンサー時代にイベントとかで会ったことがあったんですけれども。最初はちょっとコワイ方かなと思って話させていただいてたんですけど。絡んでいくうちに「あれ、天然?」みたいなところがちょいちょい垣間見えて(笑)。ホールツアー「GO ON THE RAMPAGE」から、「DANCE EARTH FESTIVAL」も一緒に出ていただいて。


DJ IZOH:あと岡山の「MUSIC TRIBE」もね。


LIKIYA:で、今回のアリーナツアー「THROW YA FIST」にも出ていただいて。どうでした?ホールからイベント、アリーナツアーまでTHE RAMPAGEと一緒にまわってきて。普段IZOHさんがやってることとはまた違うと思うんですけど。


DJ IZOH:ぜんぜん違う。特に、メジャーのアーティストと絡んで一緒にツアーまわったりしたことが初めてだったから。お客さんの熱狂ぶりとパフォーマンスする側の“相思相愛”具合が半端じゃないわ。見てて、すごい羨ましく感じた。ホールツアーの一発目の公演からそれは思ったね、「こんな世界あるんだ!」と。そこでまずリスペクトするし、お客さんが盛り上がってくれるほどパフォーマーも上を目指すじゃない。「次はこんだけやってやろう」みたいな。そうやって相乗効果で上がってくのが理想の姿だと思うよね。


LIKIYA:でもそういう現場でも飲まれずにIZOHさんのスタイルでバチッとやってる姿がカッケーなと思いますね。


DJ IZOH:最初はまじで「大丈夫かな、これ」と思ったよ。「俺こんなところで…」って。


LIKIYA:会場はバチ上がりしてましたよ。とにかくスキルがすごいんで、一目見てわかる凄さっていうのがお客さんにも伝わったと思いますね。たくさんDJの方おられますけど、その中でもどの分野でも通用するというか、どこでも戦えるのがIZOHさんかなって思います。


DJ IZOH;その自信はあったと言えばあったけど、やっぱり不安も大きかった。でもアリーナツアーになってからは覚えててくれる人もいたから、すごくやりやすくなったかな。


LIKIYA:今回のツアーでは翔平とコラボして、かなり掛け合いとかありましたけど。すごく盛り上がってましたよね。


DJ IZOH:俺もかなり本気で仕込んだ(笑)。作り上げたつもり、Turntablist(ターンテーブリスト)翔平を。


LIKIYA:そのへんの話もまた聞かせていただきたいんですけれども。ここで、IZOHさんのレコメンド曲を紹介します。


DJ IZOH:たくさん紹介したい曲はあるんですけれども、僕が20何年聴いてきたヒップホップの中からの思い出の曲ということで。Nas「One Mic」です。




DJ IZOH:これは僕が聴いてきたヒップホップの中でもトップクラスで好きな曲ですね。リリックですよね、Nasの。「all I need is one mic」俺に必要なのは1本のマイクだけ、という、当時を知ってる人なら知らない人はいないだろうという名パンチラインです。ラッパーならみんな言いたいだろうという。その中で「all I need is one mic, one beat, one stage…」って続いて、3ヴァース目がめちゃヤバイんだけど。3ヴァース目の最後「金も宝石も車もクソくらえ。俺はこの声を世界に広める」って。


LIKIYA:かっこよすぎますね。


DJ IZOH:当時のヒップホップは90年代と違って、お金とか宝石とかを散りばめて、めっちゃ景気よくなってきたヒップホップがだんだん増えてきてたんだよね。そういう中で、こういう超ストレートな昔ながらのラップをかましたのが、自分を奮い立たせるというか。


LIKIYA:アーティストとしても自分を奮い立たせる曲になりますよね。僕もたまに、本番前とかにこの曲聴いてますね。


DJ IZOH:そうそう。本番前とかに聴くとめちゃくちゃ鳥肌立ってくるよね。


LIKIYA:みなさんもぜひチェックしてみてください。で、IZOHさんからもう1曲紹介いただきたいんですが。


DJ IZOH:じゃあまずは聴いてもらいましょう。The X-Ecutioners feat. M.O.P.で「Let It Bang」。




DJ IZOH:M.O.P.は古いヒップホップ知ってる人なら知ってると思うんですけど、The X-EcutionersっていうのはDJチームなんですよ。4人組のチームで、俺と同じようなTurntablistというタイプで。スクラッチがいっぱい聴こえてきたと思うんですけど。


LIKIYA:なるほど、だからいっぱい入ってるんですね。


DJ IZOH:ドラムのスクラッチから声のスクラッチから。で、Turntablistとしてクラブのフロアバンガーを多分、一番最初に作った人たちなんじゃないかな。2002年の曲なんだけど、当時のクラブでDJたちが結構かけてて。DJが作った曲がフロアでこれだけかかるっていうのに感動したし、このDJチームの人たちは俺と同じでDJバトルに出て結果出してる人たちなので。そういう人たちがヒット曲を作ったっていうのもあって、俺が紹介しなきゃいけない曲かな。思い出の曲だね、これも。


LIKIYA:これはかっこいいな、しかもM.O.P.と一緒に。


DJ IZOH:スクラッチめっちゃ聴こえてくるでしょ?


LIKIYA:これは4人が1つの台で、交代でスクラッチしてる…?


DJ IZOH:ライブではターンテーブル4セットでショーをやってるね。


翔平:見てみたい。


DJ IZOH:その一人は世界チャンピオンだしね。


LIKIYA:映像かなんかあったら見てみたいですね。


DJ IZOH:この曲はPVないんだけど、別のThe X-Ecutionersの曲はあると思う。


LIKIYA:あとで調べてみます。




LIKIYA:IZOHさんは近々出られるイベントはありますか?


DJ IZOH:DMCというDJバトルがありまして、それの関東予選が6月22日に渋谷CIRCUSで開催されます。そもそもDMCってなんだ?って話なんですけど。


LIKIYA:ツアー中もIZOHさんのこと「DMC World Champion」っていう紹介をしてましたが。


DJ IZOH:DMCは世界大会まであるDJバトルの名前なんですけど、ロンドンが本部の組織なんですね。そこが運営してる、「DMC World DJ Championships」っていうバトルが毎年あって。その日本大会の中の関東地区予選が今度開催されるんです。


翔平:僕も観に行ったことあるんですけど、毎年激戦ですよね。


DJ IZOH:30年くらい歴史のある、世界で一番古いDJバトル。みなさんが生まれる前からあるバトルです。


LIKIYA:歴史の長い大会なんですね。それのゲストDJとして?


DJ IZOH:オーガナイズとゲストDJプレイ。あとジャッジも。


彰吾:ゲストプレイって久々じゃないですか?


DJ IZOH:久々ですね。ジャッジとゲスト両方やるの大変だからずっと断ってきたんですけど、そろそろやろうかなと。


翔平:観に行くしかないな、これはみなさん!


DJ IZOH;すごいストイックな世界ですけど、僕が若い頃に刺激を受けた感動を少しでもみなさんに届けられたらなと思ってます。


LIKIYA:予定があいてる人は、ぜひIZOHさんに会いに行って、楽しんできてください。





最後の地方予選となる関東地区の詳細が決定!!! オーガナイザーのDJ IZOHによるゲストプレイとロベルト吉野のショーケースが披露されます。またジャッジにはDMCではお馴染みの歴戦のチャンピオンたちが登場。※中学生以下は入場無料で入場できます。


DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIPS 2019 supported by Technics 関東予選@CIRCUS TOKYO


2019.06.22 [SAT] 16:00 OPEN

当日 ¥2,000 ※別途1ドリンク ※中学生以下入場無料

GUEST DJ: DJ IZOH, ロベルト吉野

DJ: MURAMATSU, DJ SAM, DJ OKU

JUDGE: DJ IZOH, DJ 諭吉, DJ SHOTA, DJ JIF ROCK, DJ NORITIHO

HOST MC: NONKEY

http://dmc-japan.jp/news/post-100.html


written by 編集部



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