人気音楽制作ソフトReasonに今、話題のモジュラーシンセが登場、「Complex-1」プラグイン販売開始

近年人気のハード機材になっているモジュラーシンセがソフトシンセ化された。
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2018.12.25 09:00

近年、音楽制作を行うトラックメイカーの間で人気になっているのが、自分で好きな音源モジュールを組み合わせて音作りを楽しむハード機材のモジュラーシンセ。プロ、アマ問わず注目を集めるモジュラーシンセには日本でも愛好家が急増しており、先月は東京でもモジュラーシンセの祭典「Tokyo Festival of Modular(TFoM)」が開催されたことも機材好きの間で大きな話題になった。 


 ■関連記事:日本最大のモジュラーシンセイベント「Tokyo Festival of Modular」開催。Daedelusら国内外から30組が出演



人気のReason向けモジュラーシンセプラグイン「Complex-1」が登場 


そんなモジュラーシンセを、DAWでソフトシンセとして使えるプラグインはこれまでにいくつか発売されているが、このほど人気音楽制作ソフトReasonを販売する機材メーカーのPropellerheadが新たに先述のReason向けソフトシンセとして、モジュラーシンセをソフトシンセ化したプラグイン「Complex-1」の販売を開始した。 


Complex-1は、Mac、Windows両対応のプラグインで、Reason 10.1以上のバージョンで使用することができる同ソフト専用の仮装モジュラーシンセといえるもの。特徴は西海岸スタイルのシンセシスツールと東海岸のメソッドを組み合わせたものになっているなど、異なるモジュラーアプローチからインスピレーションを受けたものになっている点だ。




またモジュラーシンセをよく知らない人でも、イメージとして知っているであろうケーブルをパッチングして音作りをしていく点もソフトシンセながら再現しているなど、ハードのモジュラーシンセを買ってみたいと思いつつも、未だ二の足を踏んでしまうという人にとっては、一度試しにモジュラーシンセとは一体どんなものなのか? ということを趣味レーションできるものとしても使えそう。 


実際にハードとしても使用されるモジュールを使用できる 


 そんなComplex-1には、Analog Oscillator、 Noise Generator、Wave Shaper、2基のLow pass gate、Reverb/Echo moduleなど実際にハード機材として販売されているようなモジュールを使用することが可能。またソフトシンセならではの専門家が作った200以上のパッチも用意されているため、音作りの初心者にはありがたい。




Propellerheadによるとこれまでに実際にハードのモジュラーシンセを使用して音作りを行なったことがある経験者にとっては仕組みは理解しやすいものになっている一方で、初心者にとってはパッと見、扱うのが難しそうな印象を受けるとのこと。しかしながら実際は初心者でも扱いやすいとのことなので、今後、モジュラーシンセを使ってみたいと考えているトラックメイカーは手始めにこちらを使って仕組みを勉強してみてはいかがだろうか?  


ちなみに最近、筆者は、モジュラーシンセを使ってテクノをプレイするトラックメイカーの動画を見つけて、改めてモジュラーシンセの可能性を実感したばかり。興味がある人は是非そちらを1度チェックしてほしい。



なお、Complex-1は、99ドル(約1万915円)で購入できるほか、10ヶ月間、月に9.99ドル(約1109円)でレンタルすることも可能だ。詳細はPropellerheadのオンラインストアにて。 


written by Jun Fukunaga

source:

https://shop.propellerheads.com/rack-extension/complex-1-modular-synthesizer/


photo: Propellerhead SHOP



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