Primavera Soundが2021年の開催を正式キャンセル、開催は2022年まで延期に

以前、関連イベントで15分で完了するコロナウイルス検査を実施し、成功が発表されていたものの本祭は中止に。
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2021.03.05 02:00

昨年に引き続き、スペイン・バルセロナの人気フェス「Primavera Sound」が、2021年度の開催を中止し、開催を来年まで延期することを正式に発表した。



20周年を迎える節目の年だったが... 


Primavera Soundにとって、今年は初開催から20周年を迎える節目の年だった。しかし、現在のコロナ感染状況により、当初予定されていた6月2日から6月6日までの開催日程に沿って、大規模なイベントを行うための法的枠組みを取り巻く不確実性から今年の開催を断念するという苦渋の決断を下したと声明文で述べている。


同フェスは、昨年、昨年12月に15分で完了するコロナウイルス抗原検査を導入した試験イベント「PRIMACOV」を開催。イベントは、検査結果で陰性反応が出た来場者のみ会場に入場させることでソーシャルディスタンスを確保せずにライブを楽しめる形で実施され、イベント終了後の入場者のコロナ感染者数は0となったことで注目を集めていた。

実際に日本でも4月10日(土)〜11日(日)にかけて開催が予定されているダンスミュージック&アートフェスティバル「ZIPANG - Episode 2 - Volume ZERO」は、来場者を300人限定し、新型コロナウイルス感染拡大防止策として参加者全員にCOVID-19簡易抗原検査キットによる事前検査を実施することを発表している。

しかしながら、すでに欧米ではグラストンベリーフェスやUltra Miamiなど例年、数十万人が来場する大規模フェスが正式に本年度の開催断念を発表していることから、現時点で「PRIMACOV」方式は、この規模のイベントに対応することは難しいことが考えられる。



イギリスではいくつかのフェスチケット完売したことが報じられる 


ただ、イギリスでは先月22日に6月21日からナイトクラブや音楽会場がオープンするなど、ライブミュージックとイベント業界が今後数か月で徐々に再開するためのロードマップが政府によって示されたことにより、EasternElectrics、Field Day、Creamfields、Boomtownなど感染対策と規模を縮小した上で開催されるフェスのチケットが発売と同時に完売してることも報告されている。そのことから新たな感染拡大が見られない場合は、今夏以降、欧米でも徐々にフェスが開催されるようになるかもしれない。 


written by Jun Fukunaga 


source: 

https://djmag.com/news/primavera-sound-officially-cancels-2021

https://peatix.com/event/1827217

https://djmag.com/news/uk-summer-festivals-sell-out-record-time-following-lockdown-easing-roadmap 


photo: Beninho



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