植物が音楽を演奏するデバイス「PlantWave」がローンチ

クラウドファンディングでプレッジ受付中。音楽制作にインスピレーションをくれるかも?
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2019.09.26 09:00

クラウドファンディングプラットフォーム「Kickstarter」で、植物がスマートフォン上で音楽を演奏するというデバイスPlantWaveがローンチした。プロジェクトを運営しているのは以前、植物がMIDIシンセを演奏するというデバイス「MIDI Sprout」をリリースしたLAのData Garden。


スマートフォン(iOS, Androidに対応)との接続はワイヤレス接続で、本体内部にはバッテリーを内蔵しており外でも植物の奏でる音楽を聴けるという仕様。


どんな原理?


正直なところ多少の胡散臭さも残るお話。原理としては植物が活動する際に生じる電気信号の変化を感知し、リアルタイムにスマートフォンアプリで音楽に変換していくというもの。同社の前作にあたるMIDI Sproutも同様の原理で動作しており、こちらは単純にMIDIシグナルに変換するだけだったが、今回は同社の用意した音源を利用し、スマートフォンアプリで直接音楽を作り出す。


実際のところ音楽として成立するのか


デモ動画などでは、いわゆるヒーリング系の音楽として違和感のないものが流れている。こちらの動画でプロトタイプのデバイスとアプリで実際に動作しているので、まずは聞いてみてほしい。



電気信号から音楽データへの変換のプロセスについては不明だが、おそらくスケールなどはアプリで設定されていて、ある程度音楽的になるものと思われる。ただ、発音のタイミングなどは植物の電気信号に依存するはずなので、植物の生態活動にも人間と同様にリズムが存在することを感じさせられる。





クリエイターと植物の共同制作


少しスピリチュアルなお話だが、植物とクリエイターのコラボレーション制作にも活用できそう。すでに発売済みのMIDI Sproutで植物の演奏に合わせたインプロビゼーションを繰り広げる動画も公開されている。



このままだとすこし音楽のスタイルは限られてしまうが、前作のMIDI SproutならDAWにMIDI接続できるので、MIDIでいくつかのパターンを録音しておき、そのMIDIフレーズをモチーフにリフをつくったり、イントロで壮大なスピリチュアル感を出したり、音楽制作に普段とは違う新たなアイディアをくれる面白いデバイスになりそうだ。


デバイスを入手するには$220(販売価格は$299予定)以上のプレッジから。出荷は2020年6月予定。


また、同社では植物から生成された音楽のオンラインストリーミングも行っているので、植物の音楽をもっと聴いてみたい!という方はぜひ!


written by Yui Tamura


source:

https://www.datagarden.org/


photo:

YouTube/Midi Sprout




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