Pioneer DJ、DJコントローラー「DDJ-REV1」「DDJ-REV7」の2モデルを発売

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Pioneer DJから、「Serato DJ Lite」対応の2ch DJコントローラー「DDJ-REV1」と「Serato DJ Pro」対応の2ch DJコントローラー「DDJ-REV7」の2モデルが発表された
縦置きターンテーブル仕様のコントローラー
DDJ-REVシリーズは同社のDJコントローラーとしては初めてTEMPO SLIDERをデッキ上部に水平に配置している。
これは縦置きしたターンテーブルと同じ配置となるよう設計したためで、ミキサーとジョグの間に手に引っかかるようなものが何もなく、スクラッチやジャグリングといった、バトルDJのパフォーマンス用途としても使いやすくなっている。
上位機種に当たるDDJ-REV7ではジョグ部分がバイナル同様の構造となっており、スリップシートも交換できるなどターンテーブルでバトルDJをしているユーザーでもアナログ盤と同じような感覚でプレイできる。
ミキサー部はDJM-Sシリーズ
「DJM-Sシリーズ」ミキサーと「PLXシリーズ」ターンテーブルを組み合わせたレイアウトになっており、ミキサー部にはDJM-Sシリーズと同様にPERFORMANCE PADSとLEVER FXを搭載。
パッドはフェーダー上部に配置されており、こちらもライブパフォーマンス仕様の設計だ。
また、マイク入力も搭載しているため、ストリーミングなどの用途にも適している。
DDJ-REV1
ジョグサイズは同クラスのDJコントローラーよりもさらに大きく、精度の高いスクラッチができる。
スクラッチの開始位置をHOT CUEに設定することで、ジョグの折り返し動作時やジョグから手を離した瞬間に自動的にスクラッチの頭出しの位置に楽曲が戻るRACKING SCRATCHという機能が搭載されており、初心者でも曲のカットイン時のスクラッチなどが簡単にできるようになっている。
これからスクラッチやクイックミックス、トリックプレイなどのパフォーマンスを絡めたDJプレイやストリーミング配信したいと思っている方に最適な一台となりそうだ。
製品ページ:https://bit.ly/32uvZlS
DDJ-REV7
上位機種のREV7にはアナログ・ターンテーブルの操作感で演奏ができる7インチのモーター駆動のVINYLIZED JOGが搭載されている。
実際に回転するプラッターの上にスリップシートを置き、その上にアナログ盤のようなトッププレート配置する設計で、構造的にも完全にアナログ・ターンテーブルと同じものと言えそうだ。
好みに合わせてトルク調整やスリップシートも交換することができるので、この辺りもターンテーブルと同じようになるよう微調整が可能。
本物のターンテーブルのような振動や風による針飛びがないため、屋外などモバイルDJ環境でのスクラッチやジャグリングなどバトルDJパフォーマンスでも安定したプレイが期待できるだろう。
各ジョグに搭載された3.5インチON JOG DISPLAYは、パフォーマンス中にどの角度からでも波形情報、HOT CUEや楽曲再生位置を確認することができる設計。
モード設定によってさまざまな楽曲情報を表示できる。
また、オリジナルのスクラッチ音源を4種類内蔵しており、INSTANT SCRATCHモードをオンにすることで、いつでも瞬時にスクラッチ音源を呼び出すことができる。
スクラッチなどで酷使するフェーダー部には評価の高いMAGVEL FADER PROを採用し、激しいスクラッチパフォーマンスにも耐えられる高い耐久性を備えている。
パーティーやイベントなどといった、モバイルDJ用途にも対応できるデザインでありながら、プロフェッショナルな演奏にも対応した機能を備えた一台だ。
製品ページ:https://bit.ly/3ejGLOH