ハウスシーンのレジェンドプロデューサー、Paul Johnsonが死去

Daft Punkにも影響を与えた名プロデューサーは、身体的な障がいを抱えながらも精力的に活動した。
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2021.08.05 12:30

ハウスシーンのレジェンド・プロデューサーの1人として知られるPaul Johnsonが死去したことがわかった。50歳だった。



"シカゴハウス"の重鎮として知られた名プロデューサー


Paul Johnsonが直近数週間の間に新型コロナウイルス感染に感染し、入院していたこともSNSでは報告されていた。 


1971年にシカゴで生まれたPaul Johnsonは、現地から生まれたハウスミュージックのサブジャンル"シカゴハウス"の重鎮として知られたプロデューサーだった。 Paul Johnsonは、独学で音楽制作を学んだのち、90年代初頭から音楽をリリースし続け、そのキャリアの中で100枚以上のアルバム、EP、シングルを発表。Dance Mania、Peacefrog、Cajual、Relief Records、Djax-Up-Beatsといった伝説的なレーベルで活躍してきた。



「Get Get Down」などハウスの名曲をリリース


中でも1999年に発表した「Get Get Down」は、アメリカとカナダのダンスチャートで1位を獲得したほか、イギリス、オランダ、フランス、ギリシャ、ベルギーのシングルチャートではトップ10入りを果たすなど、世界的なヒット曲となった。


1987年に銃で撃たれて腰から下が麻痺し、車いすを使用していたが、2003年には下肢の激痛により、左足を切断し、2010年には大事故で右足を失った。しかし、Paul Johnsonは障がいを抱えながらもクラブDJやプロデューサーとしての活動を活動を継続。世界各地のクラブでDJツアーを行い、キャリア初期から2021年までコンスタントにリリースを続けていた。




Daft Punkにも多大な影響を与えた


また、Paul Johnsonは、多くの後進アーティストらにも多大な影響を与えた人物で、特にDaft Punkは、自身に影響を与えたプロデューサーの名前をフィーチャーした「Teachers」でPaul Johnsonの名前を挙げているほか、メンバーのGuy-Man de Homem-Christoは、彼の作品を運営していたレーベル「Crydamoure」からリリースしている。


偉大なるハウスミュージックのプロデューサーをここに追悼したい。

written by Jun Fukunaga

source: https://mixmag.net/read/chicago-house-legend-paul-johnson-dj-died-news

photo:bvp



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