teenage engineering OP-1シンセサイザーにUSBオーディオインターフェース機能が追加!

無償アップデートでパソコンから直接のサンプリングやレコーディングが可能に。
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2021.07.20 03:00

シンセガジェットに革命をもたらしたteenage engineeringのOP-1シンセサイザーにまた新たな機能が追加された。つい先日、盛大に10周年を記念した限定グッズや企画が案内されたばかりだが、このロングランヒット製品の躍進はまだまだ止まらないようだ。




USBオーディオインターフェース機能が実装


今回のファームウェアアップデートではUSBオーディオインターフェース機能が実装された。これによりパソコンなどから直接OP-1へサンプリング、また逆にOP-1のサウンドを直接USBでパソコンなどに取り込むことができるようになるという。


この機能により、PCなどからのサンプル音源の利用やサンプリングが容易になる。またモバイル環境での製作などでオーディオインターフェースがない状況でも、パソコンにUSBで直接接続しOP-1のサウンドをDAWへ取り込むこともできる。


小型で持ち運びにも優れるOP-1の利用機会がさらに増えそうな嬉しいアップデートだ。



こちらの映像では実際に今回のアップデート機能が利用されており、Ableton Liveの設定画面からオーディオインターフェースとしてOP-1が設定できることが確認できる。


重要なのは単にUSB経由でOP-1のオーディオデータをインポートするようなやり取りではなく、オーディオインターフェースとしてダイレクトにDAWソフトとOP-1が接続されているという点だ。オーディオデータを一度WAVファイルなどで取り込む形式だと2〜3手間増えてしまうが、DAW直結なので、シンセフレーズやドラムパターンをUSB接続だけで直接DAWへレコーディングできる。


この他にも外部テンポシンクの精度向上や、OP-1のテープがレコードアームの状態で再生コマンドを受け取ると録音開始となる機能などが追加されている。


アップデートはこれまで同様に全ユーザーに無償提供される。最新のOP-1 OS#243はteenage engineeringのサポートページにてダウンロード可能なので、詳しくはそちらを参照してほしい。

▶https://teenage.engineering/downloads/op-1



発売より10年以上の月日がたった現在も最初期ベータユニットも含めて全てのユーザーが利用可能なアップデートを無償提供しており、そのバージョンはすでに243。しかもアップデートの内容がちょっとしたバグ修正などではなく、USBオーディオインターフェース機能というなかなか大きな機能の追加となっている。


現在も全く色褪せない魅力を放つOP-1は当初から壮大なスケールでのアップデートを想定していたのだろう。

というわけで10年を迎え本当にティーンエージとなったOP-1。まだまだ成長を続ける10歳の小学生くらいのポテンシャルを秘めたシンセと考えて間違いなさそうだ。





OP-1とは


OP-1はストックホルムに本拠地を置くteenage engineeringが最初のプロダクトとして発表し、瞬く間に世界中を席巻した小型の音楽制作機材。一見おもちゃのように見えるカラフルで小さな筐体には、シンセサイザーを中心に音楽制作ができる環境が詰まっており、一台にシンセ、ドラム、サンプラー、シーケンサー、テープ、ミキサーの機能が搭載されている。




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written by Yui Tamura

source:

https://teenage.engineering/downloads/op-1

photo:

https://teenage.engineering/downloads/op-1





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