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ケンモチヒデフミ、9年ぶりソロアルバムのコンセプトは“ジューク”。カワムラユキと語る水カン初期の思い出

2019/05/08 (May) 03:00
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    水曜日のカンパネラのトラックメイカー、ケンモチヒデフミがカワムラユキに語ったニューアルバムのコンセプト。

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    毎週金曜に放送されている「shibuya OIRAN warm up Radio」。5月3日はゲストに水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミを迎えてナビゲーターのカワムラユキとトーク。以前より親交がありながらもラジオで共演するのは初めてということで、水曜日のカンパネラの初期の思い出話や、5月15日にリリースとなるケンモチヒデフミのニューアルバム『沸騰 沸く ~FOOTWORK~』について話していた。



    shibuya OIRAN warm up Radio

    毎週金曜日20:00-21:00放送

    アーカイブはこちら(5月10日まで視聴可能)

    ▶https://block.fm/radios/17







    カワムラユキ(以下、カワムラ):9年ぶりにリリースされるというニューアルバム『沸騰 沸く ~FOOTWORK~』から、先行配信中の「Aesop」を聴いていただきました。なんだか、Everton Nelsonを彷彿とさせる感じが。


    ケンモチヒデフミ(以下、ケンモチ):本当ですか?僕もEverton Nelson好きで聴いてたんですが。


    カワムラ:脳内Evertonが溢れ出しております。


    ケンモチ:ありがとうございます。特徴的なボイシングがEverton Nelsonって感じなのかもしれませんね。でも、意識して作ったわけではないです。


    カワムラ:だろうなと思います。その“無感覚ケンモチ”がまた、たまらないです。続いて収録曲の「Fight Club」も聴いていただきました。なんだか“天の声”って感じの「君は今夜帰ってはいけない」みたいなナレーションが素敵ですね。


    ケンモチ:この曲、ものすごいふざけて作ってる感じなんですよ。


    カワムラ:ケンモチさんは水曜日のカンパネラのときも、ちょっとふざけて曲を作るって言ってらっしゃいましたね。特に震災以降に、明るくしようっていう感じでやってたって。


    ケンモチ:そうですね。自分の中のシリアスな空気をちょっと抜きたいなぁと。


    カワムラ:でも結果、シリアスな内容になっていきましたよね。


    ケンモチ:初期の頃は、曲はわりと暗めなんですけど、乗ってる歌詞がバカバカしいっていうバランスが好きで。そういった曲をよく作ってましたね。


    カワムラ:水曜日のカンパネラのアルバム『ガラパゴス』とかは詩の内容もシリアスですよね。実は、コムアイちゃんとか身近すぎちゃって、歌を聴いてると妹の裸を見てるようで。ちょっと凝視できなかったんですけど(笑)。『ガラパゴス』の「かぐや姫」を聴いた時に「あぁ、もう娘ではない。特別なかぐや姫になったなぁ」と思って。童話がモチーフの曲ですけど、なんだか伝記小説を読むように聴いておりました。


    ケンモチ:嬉しいですね。




    カワムラ:そういうアーティストとしての変化が一人の人間の中で見られるのが嬉しいですよね。


    ケンモチ:やっぱり女性アーティストは数年に1回、心変わりが来るんですかね?ちょっとやりたいことが変わってきたな、みたいな。男性アーティストはあんまりそういうのは変わらないですけどね。


    カワムラ:そうですね、特にヒップホップとかはね。あとは、根っから明るい音楽の人。ハートダンスとか。


    ケンモチ:それぞれいいところがあるんですけど、水曜日のカンパネラは割とその時々でどんどん変わっていく感じで。やってるほうは結構振り回されて大変なんですけど(笑)。観てる方としては楽しいのかな、と思ってやってますね。


    カワムラ:ちなみにこのアルバムタイトルはどうやって決めたんですか?


    ケンモチ:アルバムを通してジュークっぽいもの、ジュークとかフットワークに影響されて作ってみようかなっていうコンセプトがあって。なぜかいうと、僕が9年ぐらい前に出したソロアルバムはちょっと内容が暗いというか、シリアスなんですよ。そのシリアスさをちょっと薄めたいなっていうのがあって。昔 DJ RashadとかTRAXMANとかがやっていた、すごくかっこいいフットワークっていうよりも、いなたい感じの、ちょっと変なリズムとか入れると曲がファニーになるという現象が起きて。


    カワムラ:ファニーになる。


    ケンモチ:僕のシリアスさをそのファニーさで薄めてくれるのがちょうどいいなと思って。


    カワムラ:だからホッとするのかもしれない。なんか暗い人が無理やり明るくなろうとしてる感じがすごく痛々しくて。「頭隠して尻隠さず」みたいな。それがフットワーク。


    ケンモチ:まさにそのとおりです。


    カワムラ:私の人生もそういう感じなので、共感を覚えますね。


    ケンモチ:僕、昔だったらちょっとこれはかっこ悪いなと思ってやらなかったことも、一周まわって最近は、どうやって“かっこつけ”を外すか、どうやって恥ずかしいことをやるかっていうことに凝ってるかもしれないですね。


    カワムラ;なるほどね。でも全然そんな感じはしなかったけど。そんな中でもこの曲はちょっとスピリチュアルな感じだと思います。「BabyJacket」。





    他にもケンモチのお気に入りの曲や、水曜日のカンパネラとカワムラユキがコラボした思い出などについても話していた。続きはぜひアーカイブで。



    【番組情報】




    shibuya OIRAN warm up Radio

    毎週金曜日20:00-21:00放送

    アーカイブはこちら(5月10日まで視聴可能)

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    Written by 編集部



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