【イベントレポート】まるで一夜限りの夢「NOBODY」の記憶を辿る

一夜限りのイベント「そのとうり特別展【NOBODY】」レポート。大晦日にはSeihoと陳暁夏代が年越しイベントとして浄土宗「心光院本殿」にて開催することが決定した。
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2019.12.28 09:00

11月2日(土)、渋谷某所のビルにて行われた「NOBODY」。

突如告知された謎のイベントへ潜入した。


聞くところによると、リノベーション前の4階建てのビルを一棟を丸々借りることができたそうだ。これが数週間後には跡形もなくなってしまうという。


その前に何かしようと行われたのが「そのとうり特別展【NOBODY】」。

もうすでにご存じの方もいると思うが、「そのとうり」はSeihoがプロデュースするおでん屋だ。今年7月からは昼に和菓子屋「かんたんなゆめ」の営業も行われている。


ビル一棟を貸し切っておでんや和菓子を楽しむ、さらに音楽も流れるようだ。一体どんなカオス空間が広がっているのだろうか?一目見ようと約400名が集まった。


前日の夜から会場の設営が行われた。

企画から当日までわずか5日で人手が集まり、着々と準備が進んでいく。SeihoのSNSをきっかけに集まったメンバーも準備に参加した。


会場は非公開。参加希望の者は集合場所へ集まり、スタッフに誘導されてやってくる。

20時の開場から続々と人が押し寄せた。


エントランスから地下へ進むと、おでん屋「そのとうり」や和菓子屋「かんたんなゆめ」、「YOMOGINCHO」によるおむすびの屋台が目に入る。着物に身を包んだ美しいママたちも出迎えてくれる。壁一面には筆で書かれたメニューが貼られ、提灯の明かりでどこか懐かしい雰囲気が漂っていた。

 





最上階では地下とはがらりと変わった不思議な空間が広がっていた。

QRコードが書かれた100枚の紙が壁一面に貼られている。これを読み取ると、おすすめの本を購入できるサイトへと飛ぶことができるという『NOBODYな本屋』だ。

QRコードを読み取る者、談笑する者、それぞれ楽しむ様子が窺えた。




時間が経つにつれてどんどん人が増え、熱気が高まっていく。23時を過ぎる頃にはDJブースにSeihoも登場。周りには人だかりができ、思い思いに体を揺らす。





  

帰るのが名残惜しい気持ちで会場を離れる。翌日にはもうぼんやりとしか思い出せないくらい、儚い記憶となった。

会場は電波が悪く、リアルタイムでSNSの更新ができなかった。もちろんこれは演出ではないが、この現象も幻なんじゃないか?と錯覚させられる要因の一つかもしれない。あのビルももうじき消えてしまう。しかしSNSを通して誰もが「NOBODY」を思い出すだろう。






そんな「NOBODY」が、この大晦日に復活することが決定。今回は東京タワーの麓に佇む浄土宗の心光院を舞台に、新年の幕開けを記念して初日の出までの6時間に及ぶスペシャルロングパフォーマンスを決行する。


すべての煩悩から解脱する6時間。一夜限りのパフォーマンスや飲食、滅多に見られない本堂のライトアップを是非楽しんで欲しい。過ぎ行く一年を振り返り、NOBODYと共にあなたらしい一年の出発を。


【イベント概要】




時間:令和元年12月31日(火)~1月1日(水) 23時00分~5時00分

2019/12/31 23:00 開門 seiho 6h long set Special performance

2020/1/1 5:00 閉門

場所:浄土宗 心光院  東京都港区東麻布1-1-5

   アクセス:https://shinkoin.com

入場料:無料


Photo by 大北 功

Written by 坂本彩





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