Ne-Yoが「今もR. Kellyの曲を聴いている」と語り物議を醸す

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今年6月、ニューヨークの連邦地方裁判所より未成年の少女への性的暴行などの罪で禁錮30年が言い渡されたR. Kelly(R・ケリー)。
この事件が公になった2019年頃から、彼の楽曲を聴くべきではないと「#MuteRKelly」運動が活発化していたが、日本でも人気のシンガーNe-Yo(ニーヨ)が最近のインタビューで「R. Kellyの楽曲を今でも聴いている」と語ったことについて、物議を醸している。
「アーティストと曲は別物だ」と語る
R. Kellyをミュートしていない理由について、Ne-Yoは以下のように話している。
「“アーティストと曲は別物”と考えている。私生活のことや、悪いこともしくは良いことをした、などを気にしていない。曲が自分の琴線に触れたのならば、自分にとって意味のある曲だと思う」
実際にパーティーでR. Kellyの曲に対してブーイングしている様子も見たと話すNe-Yoは、「バカバカしい」と#MuteRKellyについても一蹴。
しかしNe-Yoは、事件が明るみに出た2019年当時「言い訳は通用しない。音楽よりも子供を守ることのほうが大事だ」と#MuteRKelly運動を支持する立場を取っていた。
シカゴ、イリノイ州とミネソタ州でも裁判を予定
R. Kellyは今年8月にシカゴで児童ポルノ作成など全部で13件の罪で裁判にかけられる他、イリノイ州とミネソタ州での裁判も予定されている。