Chance The Rapperが待望のデビューアルバムをリリース! 注目アルバムから選ぶ必聴の3曲

注目の新人ラッパー、YBN CordaeのアルバムにはAnderson .Paakが参加。新ジャンル、AfrobeatsからはBurna Boyがリリース!

2019/07/31 08:00

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夏本番、8月直前にして注目のアルバムが続々とリリースされた。今回はそんなアルバムの中から3曲をピックアップ。今年の夏、耳のお供に必聴のアルバムはblock.fmの記事で要チェック!

Chance The Rapper「All Day Long」：アルバムのオープニングトラックはジャンルを越えた1曲

2016年にリリースされ、グラミー賞も獲得したミックステープ『Coloring Book』から2年ぶり、そしてこれまでのリリースは全てフリーダウンロードであったため、今回がデビューアルバムとなったChance The Rapper（チャンス・ザ・ラッパー）の『The Big Day』がついにリリースされた! フィーチャリング陣にはヒップホップからはNicki Minaj（ニッキー・ミナージュ）とGucci Mane（グッチ・メイン）、そしてフォーク・ロックバンドのBon Iver（ボン・イヴェール）も参加しているなど、聴く前からジャンルの壁を越えた傑作であることが予想できる。

その予想通り、全編を通してヒップホップの枠に留まらずChance The Rapperがリリース前に語っていた通り「踊れるアルバム」に仕上がっている。その代表とも言えるのがオープニングトラックである「All Day Long」だ。爽やかなアップテンポの同曲はこれからの時季にピッタリ! この曲を筆頭に是非アルバムも通して聴いていただきたい。

【Spotify】https://open.spotify.com/track/1g3ErLqysBJ5EIGdYYMWFZ?si=p7kSGWxeQJyFwHPz5_MKJQ

【Apple Music】https://music.apple.com/jp/album/all-day-long/1474378343?i=1474378344

YBN Cordae「RNP」: フィーチャリングにAnderson .Paak、プロデュースはなんとJ. Coleが参加!

注目の新人ラッパー、YBN Cordae（YBN・コーディ）のデビューアルバム『The Lost Boy』からの1曲はなんとAnderson .Paak（Anderson .Paak）が客演で参加しているだけでなく、J. Cole（J・コール）によるプロデュースの1曲! これだけでもYBN Cordaeへの期待値が高いことがわかるはずだ。

『The Lost Boy』には他にもTy Dolla $ign（タイ･ダラー･サイン）、Pusha-T（プシャ・T）、Meek Mill（ミーク・ミル）といったベテラン勢も参加しており、今年の注目の新人リスト「XXL Freshman class」にも選ばれたYBN Cordaeの実力はお墨付きといったところか。新人ラッパーながら昨今のいわゆるサウンドクラウド・ラッパーとは異なったスタイルを全面に押し出したアルバムをリリースしたYBN Cordaeにこれからも期待大!

【Spotify】https://open.spotify.com/track/5lw8Mgb4LyhriPIC86gV6e?si=ziM_qBmiTQ-94SrUouoUzw

【Apple Music】https://music.apple.com/jp/album/rnp-feat-anderson-paak/1471022563?i=1471022569

Burna Boy「Anybody」：世界中で流行中の新ジャンルAfrobeatsの注目アーティストがアルバムをリリース

Afrobeatsというジャンルを聞いたことがある人も多いだろう。まるでレゲエとラテンを組み合わせたようなAfrobeatsは、今世界中で注目を集めている。イギリスはロンドンと、ナイジェリアが発信の中心となっており、今回紹介するBurna Boy（バーナ・ボーイ）はナイジェリアン出身のアーティスト。今年のコーチェラ・フェスティバルへの出演、そしてアルバムリリース前にはイギリスからアメリカまでをツアーで周りその知名度を上げてきた。

自身4枚目のアルバムとなる『African Giant』はSerani（セラーニ）、Damian Marley（ダミアン・マーリー）といったレゲエ・アーティストから、ラッパーではYGとFuture（フューチャー）が参加。注目曲としてピックアップした「Anybody」はアメリカの人気テレビ番組「Jimmy Kimmel Live!」でもパフォーマンスされた1曲で、アフリカンなリズムが癖になる! Afrobeatsに馴染みのない人でも聴き始めるきっかけになるアルバムではないだろうか。