Nas、30年前のフリースタイル音源「Life Is Like a Dice Game」にFreddie GibbsとCordaeを迎えて正式リリース

プロデュースはHit-Boy。お蔵入りとなっていた曲がSpotifyの企画で蘇った。
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2021.07.02 11:30

すでに30年近く経とうとしている曲が改めてリリースされることは珍しいケースだろう。今回Nas(ナズ)が発表したニューシングル「Life Is Like a Dice Game」は1993年にレコーディングされたフリースタイル音源であり、今日まで日の目を見ることがなかった。1996年にはアンオフィシャルのブート盤として世に出回ったので覚えているファンもいるかもしれないが、ようやく正式にリリースされた。






Spotify企画で初のコラボが実現


ではなぜ今更といっていい音源がリリースとなったのか。これはSpotifyが人気プレイリスト、RapCaviarの企画でシングルをリリースする際にNasにオファーしてきたものだと明かされている。


その際Nasは「どこでレコーディングしたかも、誰のプロデュースかも覚えていない、確かEasy Moe Beeだとは思うけど...」と薄い記憶だったようだが話を承諾し、Spotifyから提案のあったFreddie Gibbs(フレディ・ギブス)とCordae(コーデー)をフィーチャリングに招き、3人にとって初めてのコラボが実現した。


プロデューサーにはNasにとって初のグラミー賞アルバム『King’s Disease』のプロデュースもつとめたHit-Boyが参加。もはやこの2人は黄金コンビと言っていいだろう。


リークされたオリジナルバージョンでは「When I finish this shit, it's sure to be a hit」の部分でNasのバースが終わっているが、完成されたバージョンでは続きも聴くことができるので最後まで聴き逃せない。




グラミー賞ノミネート同士の共演


NasとFreddie Gibbsは曲でコラボしたのは初だが、今年のグラミー賞ではそれぞれが最優秀ラップアルバム部門にノミネートしていた。Freddie GibbsがThe Alchemist(ザ・アルケミスト)とコラボしたアルバム『Alfredo』は残念ながら受賞を逃したが、『King’s Disease』でNasが初のグラミー賞を受賞したことについて「もし誰かに負けるなら、Nasに負けたいと思うはずさ。彼は殿堂入りするようなラッパーだからな」とコメントしている。


グラミー賞の受賞のみならずDJ Khaled(DJ・キャレド)、DMXのアルバムと立て続けにヒップホップファンの注目するアルバムに参加しているNas。約30年のキャリアを歩みながら2021年になっても彼の存在感が衰えることはない。



レジェンドとの共演も多くなってきたCordaeも、今後の活躍が楽しみだ。


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written by BsideNews


source

https://pitchfork.com/news/nas-releases-completed-version-of-long-unfinished-song-life-is-like-a-dice-game-listen/


photo

https://twitter.com/Spotify/status/1410449720267444234/photo/1




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